燃料電池ワールド Vol.1006 (2011/09/20 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1006
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■2011年09月20日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年09月16〜19日のWEB LINK NEWS
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2011/09/16 <新エネルギー推進>環境重視から産業振興型に変更…経産省(毎日新聞)

 経済産業省は15日、太陽光や風力発電、蓄電池など新エネルギー産業の推進策について、従来の環境重視型から産業振興型に軸足を移す方針を固めた。新エネ産業の育成を重要な産業政策として明確に位置付けて、経済成長や雇用拡大につなげることを目指す。16日に開く資源エネルギー庁の「新たなエネルギー産業研究会」でこの方針を盛り込んだ中間報告を取りまとめる。

 経産省はこうした提言を受けて、今後、国内新エネ産業の育成・強化に向けて必要な予算措置や法整備を急ぐ方針だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000009-mai-bus_all

2011/09/16 日本大通り周辺で「横浜カーフリーデー」-水素燃料バス・ソーラーカーも /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 日本大通りと横浜公園(横浜市中区横浜公園)で9月23日、マイカーをおいて街のことを見つめ直すイベント「横浜カーフリーデー2011&モビリティウィーク」が開催される。

 当日は、歩行者によるパレードや、会場内の出展ブースを回るスタンプラリーなどを実施。東京都市大学・水素エネルギー研究センターによる水素燃料エンジンバスの展示・試乗会、オーストラリアやアフリカで活躍している東海大学チームによる競技用ソーラーカーの展示・公道演示走行に加え、横浜コミュニティサイクル(bay bike)、横浜FCによる「KICK SPEED! in カーフリーデー」など、今年初の取り組みも多く予定されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000059-minkei-l14
※写真あり

2011/09/16 EVと言えば「トヨタ」…国際意識調査(レスポンス)

 テュフラインランドは、電気自動車に関する国際意識調査を独自に初めて実施し、結果を公表した。

 今回の意識調査では、重要市場として中国、デンマーク、ドイツ、フランス、インド、イスラエル、イタリア、日本、ポルトガル、スペイン、英国、米国の世界12カ国のドライバーを対象に実施した。

 「EVと聞いて思い浮かぶ自動車メーカー」を質問したところ、トヨタがトップで、他を大きく引き離した。12か国の回答者全体の34%が電気自動車を購入するならトヨタを選択すると回答。次いで、ホンダで17.2%、フォルクスワーゲンが15.9%、量産型EVを市販している日産は14.6%にとどまった。フォードが11.7%、ルノーが11.5%、プジョーが10.7%、アウディが9.4%、BMWが9.1%、オペルが7.4%と続く。

 電気自動車技術に関し、最も開発が進んでいる国についての全回答者の意見として日本が53%と過半数を超えた。続くドイツも42%と高い。

 また、EV導入の支援策については、最も利用されているのが購入金額の一部を補助する方法。自動車メーカーに対する開発助成金制度や税額控除といった支援策もあるものの、一般的では無い。再生可能エネルギーからの電力利用を訴える声も全世界的に強く、肯定的立場を示した意見が多かった順に、イタリア、インド、ポルトガル、中国、スペイン、イスラエル、フランス、ドイツ、英国、デンマーク、米国、日本となった。

 EVの受け入れに対する意見では、「賛成」と肯定的に捉えている声が多かったのはインド、中国、イタリア。その特徴として運転習慣のスタイルがEVに適していることや、EVに関する知識、高い環境意識があること、低価格志向であるなどの要素がある。

 そして「反対」と回答した大半は、デンマークと日本。両国のドライバーの運転スタイルは、EVの持つ特徴と全く相反するもので、安全性に対する懸念がある一方、環境意識は高くないの特徴がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110916-00000013-rps-ind

2011/09/18 スマートコミュニティ市場、2020年にEVやPHVがけん引…富士経済(レスポンス)

 富士経済は、新しい社会インフラ「スマートコミュニティ」を構成するシステム/サービスの市場を調査し結果を報告書「スマートコミュニティ関連技術・市場の現状と将来展望2011」にまとめた。

 調査の結果、国内スマートコミュニティ関連市場で最も高い伸び率が見込まれるのが次世代交通関連。2010年の市場規模は126億円だったが、2020年に5995億円に拡大すると予想。電気自動車、プラグインハイブリッドカーがバッテリーをピーク時間帯の電力網の負荷を軽減するバッファとして利用することが可能となることもあって、バックアップ電源としても注目される。

 また、燃料電池自動車も70-100kWの発電能力があることから、今後はV2G/V2H構想のなかで電気自動車、プラグインハイブリッドカーと同様、分散電源としての可能性を秘めている。国内ではV2Hが先行すると予想され、2013年前後にV2H対応住宅が登場すると予測する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110918-00000001-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●英国で最初の水素ステーション、スウィンドンに誕生(2011年07月06日)

 スウィンドン市(Swindon Borough Council)は、英国で最初の商業的水素ステーションを建設するために、南西イングランド地域開発公社(South West England Regional Development Agency)から25万ユーロ(40万米ドル)の資金を授与された。このステーションは、ホンダのサウスマーストン工場に設置され、2011年9月に開設する予定である。英国で最大手の産業用ガス供給者であるBOC社は、このステーションの設置や操業などの開発全般で主要な役割を演じる予定で、この事業に資金を提供してくれる民間団体を紹介している。このステーションは、英国の水素ハイウェイ構想(Hydrogen Highway initiative)の最初の一歩である。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-wiltshire-14044316
〔参考〕スウィンドン市(Swindon Borough Council) イングランド南部ウィルトシャー州 (Wiltshire) の都市。ロンドンから西へ約130kmにあり、大ロンドンを構成する32の自治区の一つ。
BOC社 50余カ国、200万の顧客に二万種類以上のガスを供給する世界最大級のガスメーカー。真空技術部門でも世界トップ。1886年設立。

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