燃料電池ワールド Vol.1003 (2011/09/14 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.1003
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■2011年09月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年09月13日のWEB LINK NEWS
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2011/09/13 トヨタ、プリウスの国内累計販売台数が100万台を突破(サーチナ)

 トヨタ自動車(株) <7203> (以下、トヨタ)は13日、日本国内での「プリウス」の累計販売台数が、今年8月末までに約102万台と、100万台(トヨタ調べ)を突破したと発表した。

 トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題のひとつと位置付け、ハイブリッドシステムをキーテクノロジーとして、プリウスを中心とした環境対応車の普及に向けて積極的に取り組んできた。今後もこのシステムの高い応用性を活かし、ハイブリッド車はもとより、プラグインハイブリッド車、電気自動車、燃料電池自動車など、次世代の環境対応車の開発・実用化に向け、積極的に取り組む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000021-scn-bus_all

2011/09/13 円高・省エネで対策 京都府 9月補正、58億円規模に(京都新聞)

 京都府の山田啓二知事は13日の定例会見で、総額58億円規模の一般会計補正予算案を21日開会予定の府議会9月定例会に提出すると明らかにした。急激な円高を受けた経済対策や防災対策、省エネ設備の普及促進策を中心に編成した。

 省エネ支援として住宅に太陽電池や燃料電池を導入する府民向けに年利0・5%の融資制度を設ける。府立体育館(京都市北区)を国際大会仕様に全面改装する設計費、府内の保育所定員を255人増やす待機児童対策を盛り込んだ。補正後の一般会計予算規模は9178億円台となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000021-kyt-l26

2011/09/13 ニッケル使った燃料電池開発、従来品より安価に(読売新聞)

 九州大工学研究院の小江(おごう)誠司教授(触媒化学)らの研究チームが、ニッケルとルテニウムによる分子触媒を使った燃料電池の開発に成功した。

 実用化されている白金(プラチナ)触媒を使った場合の25分の1の発電能力を確認。高価な白金に代わる触媒として期待できるという。12日付のドイツ化学会誌「アンゲバンテ・ケミー」の電子版に掲載された。

 研究チームは、水素から電子を取り出してエネルギーにしているバクテリアの体内にある酵素「ヒドロゲナーゼ」に注目した。2008年にニッケルとルテニウムを組み合わせ、酵素と同じ機能を持つ分子をつくることに成功。今回、この分子が燃料電池に使えることを確認した。小江教授は、白金に比べ触媒の価格は10分の1以下になると説明。「分子構造を改善すれば発電能力も向上する。自動車の動力源として使えるようにしたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000599-yom-sci

2011/09/13 特許資産 電気機器業界トップはパナソニック(サーチナ)

 パテント・リザルトが行った特許資産の総合評価で電気機器業界の上位3社は昨年同様パナソニック、ソニー、東芝の3社だった。ただ、ソニーは昨年3位から東芝を抜いて2位にランクアップした。

 上位7社(4位シャープ、5位三菱電機、6位日立製作所、7位富士通)に変化はなかった。

 これは昨年4月1日から今年3月31日までの間に登録された特許を対象に特許一件ごとの注目度に基づくスコアを同社が独自に算出。企業ごとに合計得点を集計したもの。

 パテント・リザルトはパナソニックの注目度の高い特許には「3D映像を記録媒体に記録する際のフォーマットに関する技術」、固体電解質型燃料電池などの水素と一酸化炭素の両方を燃料として発電する「ハイブリッド燃料電池発電装置」などがある、と説明。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110913-00000058-scn-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●NTTアメリカ、ブルーム社の燃料電池を合計500kW購入(2011年07月28日)

 日本の通信会社NTTのアメリカの子会社であるNTTアメリカ(NTT America)は、カリフォルニア州サンジョゼにある同社のランディ・データセンター(Lundy Data Center)に燃料電池「ブルーム・エナジー・サーバー(Bloom Energy Server)」を5基、合計500kW導入した。NTTアメリカは、「これは燃料として、有機物質を分解することで発生するバイオガスを使う。ブルーム社の燃料電池の燃料としてカリフォルニア州の酪農場で作られたものだ」と述べている。同社はこのバイオガスを天然ガスのパイプラインに接続して、データセンターの現場で発電する。こうした電力の地産地消は、送電線による電力ロスをなくし、効率を高めて経費を削減することができる。
http://www.us.ntt.com/en/about-us/newsroom/press-releases/press-releases/article/ntt-america-deploys-bloom-energy-servers-running-on-renewable-biogas-at-san-jose-data-center.html

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