燃料電池ワールド Vol.994 (2011/09/01 10:52)

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□燃料電池ワールド Vol.994
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■2011年09月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年08月31日のWEB LINK NEWS
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2011/08/31 ホンダ、欧州向け新型「シビック(5ドア)」を世界初公開(Impress Watch)

 本田技研工業は8月31日、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日〜14日、一般公開:9月15日〜25日)の出展概要を発表した。

 ワールドプレミアされるのは、2012年初頭より欧州で発売を予定している新型「シビック(5ドア)」。シビック(5ドア)は、走行性能やハンドリングを大幅に向上させるとともに、上質な乗り心地と低燃費を実現したと言う。

 同社ブースでは、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「フィットEVコンセプト」、次世代プラグインハイブリッドの技術展示モデル、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」のほか、電動二輪車「EV-neo」などを展示。2012年モデルの新型インサイトやCR-Z、CR-V、ジャズ、アコードなどの四輪車のほか、最新の二輪車・汎用製品の展示も行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110831-00000051-impress-ind
※写真あり

2011/08/31 ホンダ、日本HPのCAEシステムを導入 サーバー100台(レスポンス)

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、ホンダの開発子会社である本田技術研究所の四輪R&Dセンターから、四輪車の研究・開発を支援するCAE(コンピュータエイデッドエンジニアリング)システムを受注、本稼働を開始した、と発表した。

 超高性能CAEシステムの導入で、開発サイクルの短期化、コスト削減に寄与する。本田技術研究所と日本HPは、技術面での協業関係を結んでおり、HPの先端技術を本田技術研究所で検証・評価し、四輪開発の効率化に結び付ける計画で、今回のCAEサーバー導入もこの一環。

 本田技術研究所の四輪R&Dセンターでは、燃料電池車や電気自動車など、次世代環境車開発など、事業領域の拡大による開発の増加や、グローバル競争に対応するための効率的な開発の実行など、開発環境の変化への対応が求められてきた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110831-00000031-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●ITMパワー社、水素貯蔵で共同事業(2011年06月28日)

 ITMパワー社(ITM Power)は、「エネルギー貯蔵用被覆水素吸蔵合金(Coated Metal Hydrides for Energy Storage)」事業に参加している。この事業のパートナーには、エーオン社(E.ON)やエミネイト社(eminate Limited)、ノッティンガム大学(University of Nottingham)、ミバ・コーティング・グループのティーア・コーティングズ社(Teer Coatings Ltd:Miba Coating Group)、サンアンプ社(Sunamp Ltd.)が名を連ねている。そしてこの事業には、英国政府の技術戦略委員会(Technology Strategy Board)から部分的な資金援助が行われていて、ITMパワー社は3年間に6万6000ユーロ(10万5000米ドル)を受け取る予定である。
http://www.itm-power.com/news/71/Energy+Storage+Project.html
〔参考1〕 エーオン社(E.ON AG) ドイツ・デュッセルドルフに本社を置き電力・ガスなどを供給するヨーロッパ有数の大手エネルギー会社。同社はヨーロッパ最大級の公益事業(パブリック・ユーティリティ)運営企業であり、世界最大の民営エネルギー供給事業会社となった。ドイツ国内外で多数の原子力発電所・火力発電所・水力発電所を運営するほか、スウェーデンのシドクラフト(Sydkraft)社やイギリスのパワージェン(Powergen)社を買収し、それぞれ「エーオン・スウェーデン」(E.ON Sverige)、「エーオン・UK」(E.ON UK)に改名しE.ONのブランドを冠するようにした。(wikiより)
〔参考2〕 エミネイト社(eminate Limited) 最新の食品技術と薬剤技術を駆使して、健康のための研究開発サービスを行っている。ノッティンガム大学がオーナーである。〔参考3〕 ティーア・コーティングズ社(Teer Coatings Ltd)  Dennis Teer博士により、英国で1982年に設立されたTEERコーティング社は、DLC・Graphit-iC・MoST膜やTiNに代表されるセラミック膜の研究開発を行って来ました。

 現在、TEERコーティング社では、日本代理店である弊社と共同でコーティングサービスや成膜装置・測定器などの販売や、表面処理に関する多方面のサービスを行っています。また、グループ会社である大阪真空工業では、日本で最初にTEERコーティング社よりコーティング装置と技術を導入し、Graphit-iC, MoSTコーティングを中心にコーティングサービスを行っています。(安達新産業株式会社のHPより)
〔参考4〕 技術戦略委員会(Technology Strategy Board) 英国の経済発展に貢献する技術とイノベーションを支援・促進するための機関だ。2007年に独立した組織として設立され、それまで政府各省庁が管轄していた一連のプログラムを引き継ぎ、イノベーションの促進において強力なリーダーシップを発揮する役割を与えられている。政府出資の機関とはいえ、民間企業主導により運営される独立した機関だ。この技術戦略委員会の役割と戦略について、同委員会のチーフ・エグゼクティブであるイアン・グレイ氏に話を聞いた。(英国貿易投資総省(UKTI)のウェブより。続きの情報は、↓)
http://212.137.70.163/ja_jp/export/countries/asiapacific/fareast/japan/item/101231.html?null

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