燃料電池ワールド Vol.981 (2011/08/15 08:50)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.981
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■2011年08月15日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年08月12〜14日のWEB LINK NEWS
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2011/08/12 スマートグリッドを支えるEVの「蓄電装置」(オルタナ)

 スマートグリッド構想に合わせて、駆動用蓄電池(バッテリー)を掲載したハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車をつなぎ合わせて巨大な蓄電装置として活用する構想に期待が集まっている。

 国内では経済産業省が「次世代エネルギー・社会システム実証事業」を開始した。電気の有効利用や、再生可能エネルギーの活用、交通システムの効率化などを複合的に組み合わせ、地域単位で「次世代エネルギー・社会システム」の実証を行う。

 燃料自動車も注目が集まる。バッテリーに蓄電できる電力量が他の電動車両の数倍であるからだ。今年始めには国内の大手自動車メーカーと水素供給事業を展開するエネルギー企業が共同で「水素スタンドの整備を開始して、2015年には市場に燃料自動車を投入していく」と発表した。

 社会インフラ整備や法律の整備などがこれからの課題だが、今後の行方に注目したい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110812-00000306-alterna-soci
※写真あり
(注)記事中「燃料自動車」とあるのは「燃料電池自動車」の間違い。記者のミス。

2011/08/13 「計」にこだわる専門商社「北浜製作所」(産経新聞)

 「権衡乱れれば国乱れる」という言葉があるように、計量・計測は産業の重要な要素技術であり、社会秩序の基本でもある。北浜製作所はその計測・制御機器を取り扱う専門商社だ。

 創業は大正までさかのぼる。科学・計測機器の専門メーカー千野製作所(現チノー)の京都出張所として開所したのが始まり。その後、大阪・北浜に移転したが、千野製作所の改編に伴い昭和23年、青井和夫社長の祖父にあたる青井捨三氏が設立した。現在は16事業所・営業所と関連会社2社を有し、全国展開している。

 取扱商品は工場向けの工業用計測・制御機器と、研究開発向け科学・分析機器が2本柱。売上高も2分しており、「両部門は互いに売り上げを補完する関係。ちょうど良いバランス」と青井社長は話す。

 今後は燃料電池などエネルギー関連や材料分野で、ユーザーニーズに合わせたシステムの開発や製作に注力する方針。青井社長は「商社でありながら社名に製作所を残している。ユーザーのニーズに応えながら独自のシステム開発や製作を加速させたい」と意気込む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110813-00000512-san-soci
※写真あり

2011/08/13 開通前の新東名高速をFニッポン、スーパーGT、S耐マシンらが激走(オートスポーツweb)

 13日、現在開通に向けて開通に向けて建設が進められている新東名高速道路の本線上でイベント『東富士ハイウェイパーク2011』が開催され、フォーミュラ・ニッポン、スーパーGT、スーパー耐久、ポルシェカレラカップ ジャパン車両がデモランを披露した。

 朝から賑わいをみせたイベントの中、12時から1回目のパレードがスタート。御殿場市長、裾野市長、小山町長を先頭に白バイや消防車、自衛隊の装甲車や富士急行のバスなどが続けてパレード。さらにスーパースポーツやクラシックカー、レクサスLFAとトヨタの燃料電池車もパレードに加わった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110813-00000001-rcg-moto
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●リンデとダイムラー、ドイツに水素ステーション20カ所建設を誓約(2011年06月01日)

 水素ガスのサプライヤーであるリンデ・グループ(Linde)と自動車メーカーのダイムラー社(Daimler)は、今後3年間でドイツに20カ所の水素ステーションを追加して建設することを計画している。この計画は、業界の水素インフラプロジェクト「H2モビリティ(H2 Mobility)」とドイツ政府の「クリーン・エナジー・パートナーシップ(Clean Energy Partnership:CEP)」によるインフラ整備事業の一環として行われ、「水素と燃料電池技術の国家革新計画(National Innovation Program for hydrogen and fuel-cell technology:NIP)」から助成金を支給される。

 この事業での最初の新しい水素ステーションは、現在水素センターがあるシュトゥットガルトとベルリン、ハンブルグに建設される予定で、それぞれが交通路の東西、南北軸の中心にあって既存の異なる石油会社のサイトを戦略的に結びつけ、国内どこでも燃料電池自動車で運転することができるようになる。
http://www.the-linde-group.com/en/news_and_media/press_releases/news_2011_06_01.html〔参考〕「燃料電池・水素分野におけるNEDOの取り組み」(NEDO燃料電池・水素技術開発部の資料)に、「H2モビリティ(H2 Mobility)」「クリーン・エナジー・パートナーシップ(Clean Energy Partnership:CEP)」「水素・燃料電池技術国家技術革新プログラム(National Innovation Program for hydrogen and fuel-cell technology:NIP))についての紹介がそれぞれ載っている。↓
http://www.nedo.go.jp/content/100080363.pdf

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第4回高度人材育成コース【募集開始!】【再掲】

 8月24日(水)から26日(金)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇開催日程 8月24日(水)から8月26日(金)の3日間
◇会場 【1、2日目】九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(福岡市西区元岡)

    【3日目】水素エネルギー製品研究試験センター(福岡県糸島市富)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加]

  参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月17日(水)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◆コースの詳細・申し込みはこちらから(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/4th_koudo.html

●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

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