燃料電池ワールド Vol.963 (2011/07/20 08:50)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.963
■□□□□□□□□□
■2011年07月20日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年07月19日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2011/07/19 「エネルギー自立型」賃貸マンション レモンガスが相模原で着工(住宅新報)

 LPガスの卸売・直売事業などを手掛けるレモンガス(神奈川県平塚市)はこのほど、自家発電と蓄電システムを備えた「エネルギー自立型賃貸マンション」を、神奈川県相模原市内で着工した。戸建てや分譲マンションを含め、今後も同様のコンセプトで住宅を供給していく方針だ。

 自家発電は、LPガスによるコージェネレーションと燃料電池、太陽光発電の3つ。このほか、リチウムイオン電池を使用した蓄電システムを備え、『エネルギー自給』を前面に打ち出した。従来のマンションとの比較で、1戸当たり年間3600円の光熱費削減を実現できるという。

 地下1階地上6階建ての全15戸。施工は積水ハウスが手掛ける。完成予定は2012年3月。

 ガス会社が住宅事業を手掛けるのは全国でも珍しいケース。同社の赤津一二代表取締役会長は「(住宅業界への)新規参入というより、これから求められる住宅のモデルを示したい」と意気込みを語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000009-jsn-ind

2011/07/19 大和ハウス工業 光熱費を削減するマンション 電気・ガス・水道を一括供給(住宅新報)

 大和ハウス工業は7月23日、千葉県内で建設中の分譲マンション「プレミスト稲毛海岸」(総戸数202戸)の販売を開始する。太陽光発電とガスコージェネレーション、エコジョーズを組み合わせたエネルギーサービスを採用した。これにより、光熱費を約5%削減できるという。

 具体的には、分譲マンション内に設置した太陽光発電パネルとガスコージェネレーション設備を東京ガスが自社設備として保有し、ガス・電気・水道を一元管理する。太陽光パネルで発電した電力とガスコージェネで生み出された電力を各戸へ供給。また、発電の際に排出される排熱により貯湯槽で予熱水をつくり、各戸のエコジョーズへ供給する。少ないガスでお湯を沸かすことができる。

 更に、住戸内で使用する電力や水を一括購入することで光熱費の単価を抑えることができるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110719-00000008-jsn-ind

■海外ニュース
□□□───────────────────────────
<素材/部品/試験>
●ネクステック・マテリアルズ社、新しいウェブサイトで新しい水素警報システムを紹介(2011年05月11日)

 ネクステック・マテリアルズ社(NexTech Materials)は、顧客や取引先へよりたくさんの情報を発信して利用するために、新しいウェブサイトを始めた。同社の一部門であるNTMセンサーズ(NTM Sensors)は、このサイトで新製品「NTM水素警報システム(NTM Hydrogen Alarm System)」を紹介している。この製品は、同社の水素センサー「NTMセンスH2(NTM SenseH2TM)」を使って水素を監視する完璧な解決策である。NTM警報システムは、空気中の水素の閾値が1%か2%に達すると、赤いランプや可聴式の警報装置、そして、独立した換気装置または内蔵された警報・照明装置を作動させる2つの内蔵中継器が検知して警報する。
http://www.nextechmaterials.com/energy/index.php?option=com_content&view=article&id=38%3Anew-nextech-website-launched&catid=7%3Apress-release&Itemid=18
http://www.ntmsensors.com/site/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー戦略会議 総会・記念講演会【講師決定!】【再掲】

 7月22日(金)平成23年度の総会・記念講演会を開催します。

 今年の記念講演会は、今年5月、北九州ステーションを拠点として、日本で初めて「燃料電池スクーター」の実証を開始したスズキ株式会社開発本部開発企画部 真柴岳彦部長から、水素燃料電池スクーターの開発、実証を進めるスズキ株式会社の取り組みをご紹介いだきます。

 また、分散型電源として家庭用から業務用等、様々な用途が期待される次世代型燃料電池(固体酸化物形燃料電池:SOFC)について、九州大学水素エネルギー国際研究センター 佐々木一成センター長にご講演いただきます。

 総会では、戦略会議活動として今年3月に実施し、韓国の政府機関、企業を訪問した「韓国水素産業調査団」の調査結果、2015年の燃料電池自動車普及開始に向けた今後の取り組みなどを事務局からご報告します。

 情報交換・懇親の場となる交流会とあわせて奮ってご参加ください。
◇日時:7月22日(金)14:00?18:00
◇場所:西鉄グランドホテル(福岡市中央区大名2-6-60 TEL(092)771-7171)
     アクセス http://www.grand-h.jp/access/
◇日程:
14:00?15:00 『福岡水素エネルギー戦略会議総会』
  戦略会議23年度事業計画、「韓国水素産業調査団」報告等
15:10?16:40 『記念講演会』
  記念講演1「燃料電池二輪車開発でのスズキの取り組み」
    真柴岳彦氏(スズキ株式会社開発本部開発企画部長)

  記念講演2「次世代型燃料電池への期待と産学連携による研究開発の動向」(仮題)

    佐々木一成氏(九州大学水素エネルギー国際研究センターセンター長)16:45?18:00『交流会』
  ※当日、5000円/人のご負担をお願いいたします。
■詳細・申し込みはこちら http://www.f-suiso.jp/H23soukai.html

☆福岡水素エネルギー人材育成センター
●第4回高度人材育成コース【募集開始!】【再掲】

 8月24日(水)から26日(金)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。

 燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。世界で活躍する研究者、企業の最前線で活躍する技術者が、最新動向を分かりやすく講義します。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35歳未満)
◇開催日程 8月24日(水)から8月26日(金)の3日間
◇会場 【1、2日目】九州大学伊都キャンパス稲盛財団記念館(福岡市西区元岡)

    【3日目】水素エネルギー製品研究試験センター(福岡県糸島市富)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会)[初日の講義終了後。全員参加]

  参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月17日(水)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◆コースの詳細・申し込みはこちらから(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/4th_koudo.html

●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定

 今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。
 従来の「高度人材育成コース」も近日募集開始!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
  http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

────────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
  連絡先:fc55gogo@gmail.com

 □解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」のどちらかで解除の手続きを行ってください。PEM-DREAMでの代行はできません。
 まぐまぐ http://www.kaijo.com/
 melma! http://melma.com/contents/taikai/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1