燃料電池ワールド Vol.921 (2011/05/19 08:50)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.921
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■2011年05月19日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆第2回国際燃料電池サマーセミナー2011

 大学院生を中心とした若手研究者のサマーセミナーです。固体高分子形燃料電池に関する国内外の新進気鋭の研究者による招待講演、ポスター発表と少人数のグループディスカッションを設け、参加者の主体的な議論と交流の場を提供します。なお学生参加者にはポスター発表をお願いします。
◇日時:8月29日(月)?9月1日(木)
◇場所:小海リエックスホテル(長野県南佐久郡小海町松原湖高原)
     http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html
◇参加申込締切:7月1日(金)
◇予稿原稿締切:7月22日(金)
◇参加費(1、2、3の合計)
1.参加登録費:大学院生(修士・博士課程)5,000円

        一般若手研究者(企業研究員、博士研究員、助教など)19,000円2.宿泊費:23,000円
3.懇親会費:8,000円
◇定員:70名(予定)
◇参加申込方法:下記本セミナーHPよりお申込み下さい。申し込みの際には、氏名、所

        属、連絡先(住所、TEL、E-mail)及びポスター題目をご記入下さい。
         http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/ifcss/
◇お問い合わせ:国際燃料電池サマーセミナー2011事務局

         山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター 犬飼潤治
          E-mail: ifcss-tr@yamanashi.ac.jp
◇主催:山梨大学燃料電池ナノ材料研究センター・クリーンエネルギー研究センター
◇共催:NEDO、山梨県ほか

■2011年05月18日のWEB LINK NEWS
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2011/05/18 スズキが燃料電池二輪車の公道試験を開始 国内初(レスポンス)

 スズキは5月17日、燃料電池二輪車『バーグマンフューエルセルスクーター』を使った国内での公道試験を開始した。

 北九州水素タウンプロジェクトに参加するもので、燃料電池二輪車の公道試験は日本では初めて。

 プロジェクトは経済産業省の補助事業の一環で水素供給・利用技術研究組合(HySUT)が実施するもの。北九州市八幡東田地区にある新日本製鐵の製鉄所から発生する水素を利用、純水素型燃料電池を発電して電力を近隣の集合住宅・戸建住宅や公共施設に供給する。スズキの燃料電池二輪車の燃料もこの水素を利用する。

 スズキの燃料電池二輪車は、欧州で公道試験を実施している。1回の水素フル充填で航続距離は180km程度。国内の公道試験でデータを収集して実用化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000012-rps-bus_all
※写真あり

2011/05/18 次世代鋼製車、ハイテン比率97%で車重35%軽量化(レスポンス)

 ワールド・オート・スチール(WAS)は、2015〜20年に想定する次世代車体の基本仕様を選定するフェーズ2で、車体の詳細設計を完了した。

 WASは、ワールド・スチール・アソシエーション(世界鉄鋼連盟)の自動車分科会で、世界の鉄鋼メーカー17社で構成する。現在、自動車の軽量化によるCO2削減と安全性向上に鉄鋼材料を通じて寄与するため、超軽量車体開発プロジェクトを推進している。

 プロジェクトは08年から次世代鋼製環境対応車(FSV)プログラムを立上げた。フェーズ1では、15〜20年に想定される次世代車の車体について4人乗の電気自動車(BEV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)、5人乗のプラグインハイブリッド・燃料電池車(FCV)の4つのケースについて技術的な仕様を検討、4つのケースそれぞれの性能、20年時点での実現可能性、コストに基づいて車体の駆動系を選択し、BEVおよびPHEV20の4ドアハッチバックの「FSV1(小型車)」、PHEV40およびFCVの「FSV2(中型車)」の2つの仕様を決定した。

 今回フェーズ2では、FSV1(小型車)のBEV(電気自動車)を対象に、ホワイトボディーの詳細設計と最適化を実施し、新たな車体構造を開発・提案する。設計では、ホットプレスやロールフォーミングを従来以上に活用することで、ハイテン(高張力鋼板)材比率を重量ベースで97%まで向上する。このうち、約半分を980MPa以上のハイテン材とする。

 この結果、ホワイトボディ重量は188kgと超軽量化を実現、同クラスのガソリン車に比べて35%の軽量化を達成した。また、この車体は、現時点での世界最高レベルの安全・環境基準を満たすレベルとしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110518-00000038-rps-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<ポータブル/バックアップ電源>
●マルチクイップ社、燃料電池照明器具「光タワー」で最優秀革新的製品賞を獲得(2011年03月07日)

 マルチクイップ社(Multiquip)の移動照明「光タワー」モデルH2LTは、ハンリー・ウッド社(Hanley Wood)主催の「2011ワールドコンクリート(World of Concrete)」見本市で、雑誌編集者が選ぶ「一般工具および器具部門」で指名され、最優秀革新的製品(Most Innovative Product:MIP)賞を獲得した。H2LT光タワーは、水素燃料電池で駆動する高さ23フィートの照明器具で、室内で43デシベルという非常に低い騒音レベルで最大68時間作動可能である。
http://www.multiquip.com/multiquip/mq-news_5964_ENU_HTML.htm
〔参考〕ハンリー・ウッド社(Hanley Wood) 住宅・建築関係の出版社

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター【再掲】
●第11回経営者コース

 水素・燃料電池の基礎から定置用燃料電池分野への参入のために求められること、国内外のビジネス動向までを一流の講師陣が具体的、かつ丁寧に解説します。

 施設見学では、普及が進む家庭用燃料電池エネファーム、2015年の市場化を待つ燃料電池自動車、九州大学水素ステーションをご覧いただきます。
 交流会と併せて、情報収集・人脈形成にご活用ください!!
◇対象:水素関連分野への新規参入を目指す企業の経営幹部等
◇日程:6月2日(木)12:50〜17:10
◇会場:九州大学伊都キャンパス (福岡市西区元岡744番地)
◇定員:40名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇締切:5月20日(金)
◇受講料:3000円/人(交流会費2,000円)
◇コースの詳細はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/11th_keieisha.html
◇受講申込みはこちら(申込フォームが開きます)

 https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20110408095321
●福岡水素エネルギー人材育成センター 平成23年度の開催予定
今年度から、新たに「経営者(燃料電池自動車)コース」を追加。従来の「経営者コース」「技術者育成コース」「高度人材育成コース」も新たなカリキュラムを加えて開催します!
◇平成23年度の開催予定はこちら(福岡水素エネルギー戦略会議HP)
 http://www.f-suiso.jp/jinzai.html

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