燃料電池ワールド Vol.906 (2011/04/21 09:09)

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□燃料電池ワールド Vol.906
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■2011年04月21日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

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■2011年04月20日のWEB LINK NEWS
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2011/04/20 独ダイムラー、日産・ルノーと燃料電池技術で提携協議中(ロイター)

 [上海 19日 ロイター] ドイツ自動車大手、ダイムラー<DAIGn.DE>の研究開発部門責任者を務めるトーマス・ウェーバー氏は19日、同社が日産・ルノー連合<7201.T><RENA.PA>と、燃料電池技術での提携をめぐり協議していることを明らかにした。

 同氏は上海モーターショーでロイターのインタビューに応じ「燃料電池技術は電気(自動車)に関連しており、この分野で提携することは非常に理にかなっている」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000075-reu-bus_all
※写真あり

2011/04/20 ホンダ FCXクラリティ 、外部出力が可能な電源機能を装備(レスポンス)

 ホンダは20日、燃料電池車に外部出力が可能な電源機能を装備すると発表した。停電時に家庭用に電力を供給できる。

 埼玉県と共同で取り組んでいる次世代パーソナルモビリティ実証実験に使用する燃料電池車『FCXクラリティ』に、新たに一般家庭の2世帯分の使用電力に相当する10kW以上の外部出力が可能な電源機能を装備する。

 これにより、水素と酸素を化学反応させて発生する電気を動力源とするFCXクラリティがCO2を一切排出しない移動可能な発電設備として活用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000025-rps-ind
※写真あり

2011/04/20 ホンダ、埼玉県庁内へのソーラー水素ステーション設置計画を発表(サーチナ)

 Honda <7267> は20日、埼玉県と共同で取り組んでいる次世代パーソナルモビリティー実証実験の一環として、埼玉県庁敷地内に「ソーラー水素ステーション」を設置する計画を発表した。

 同社は今年中に、ソーラー水素ステーションの埼玉県庁敷地内への設置と、実証実験に使用するFCXクラリティの外部出力電源機能の装備を目指す。

 Hondaと埼玉県は、2009年3月に締結した「環境分野における協力に関する協定」に基づき、2010年12月より電動化技術や情報通信技術などを活用し、将来の低炭素モビリティー社会実現に向けた実証実験を行なっている。

 今回、この実証実験の一環として将来の水素社会実現に向け、埼玉県庁敷地内への「ソーラー水素ステーション」の設置と、「大容量の発電機能を持つ燃料電池電気自動車」を活用し、ステーションの技術的課題や実際の都市環境下での運用など、様々な検証を行なっていく。

 Hondaはかねてより、化石燃料の代替、排出ガスの削減、地球温暖化への影響の低減という観点から、燃料電池を将来の究極のクリーンパワーととらえ、積極的に開発を行なっている。将来の水素社会の実現に向け、走行中にCO2を一切排出しない究極のクリーン性能を持つクルマとして、FCXクラリティを2008年7月より米国で、同年11月より日本でリース販売を行なっている。また、水素の製造から、貯蔵、供給までのプロセスにおいてもCO2を排出しないことが重要ととらえ、2010年1月からHondaのアメリカの研究施設において、小型・低騒音・低コスト化を実現した家庭用の次世代ソーラー水素ステーションを設置し、実証実験を行なっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000082-scn-bus_all

2011/04/20 原発計画を無期限凍結=国民支持得られず復活断念-伊政府(時事通信)

 【ジュネーブ時事】イタリア政府は19日、全廃した原発の復活計画を無期限に凍結する法案を提出する方針を固めた。ANSA通信が報じた。福島第1原発の事故を受け3月に閣議決定した1年間の凍結期間は、復活計画について国民の理解を得るには不十分だと判断したとみられる。法案は20日にも上下院で採決される見通しだ。

 ベルルスコーニ政権は、エネルギーを中東産石油に依存する構造を見直すため、チェルノブイリ原発事故後に全廃した原発の復活を決定。2013年から4カ所で原発建設を進める計画だった。6月12日には原発の是非に関する国民投票を実施する予定だが、見送る公算が大きくなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000022-jij-int

2011/04/20 仏の原発、閉鎖を希望=ルクセンブルク外相が会見(時事通信)

 来日中のルクセンブルクのアッセルボルン外相は20日、都内の日本記者クラブで会見し、福島第1原発事故を踏まえ、ルクセンブルクとの国境に近いフランス東部カットゥノムにある原発を「閉鎖してもらいたい」と訴えた。日本での事故後「以前にもまして不安を感じている」とフランスに対応を求めた。

 同原発は「(施設の大半が)1980年代に造られ、(70年代建設の)チェルノブイリ原発とは違うが、それなりに古い世代のものだ」と強調。「ストレステスト(特別検査)をして寿命をきちんと考えるべきだ」と老朽化への不安を指摘した。

 同外相は、日本の事故前に欧州の一部では「原子力は二酸化炭素排出を抑制するエネルギーだと見なす傾向があったが、少し安易な考え方だった」と批判。原子力は「新たなクリーンエネルギーへ向けた過渡期のもの」という位置付けで日本と認識を共有したいと呼び掛けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110420-00000117-jij-int

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●UPSシステムズ社、エアリキッド社と販売店契約を結ぶ(2011年02月07日)

 UPSシステムズ社(UPS Systems)は、エアリキッド社(Air Liquide)の水素燃料電池の3つのブランド商品を提供する最初のイギリス企業となるために、子会社のエアリキッド・ハイドロジェン・エナジー社(Air Liquide Hydrogen Energy)と新しく販売店契約を結んだ。3つの商品とは、「エナジー・コンテナー(Energy Container)」「モビキシン(Mobixane)」「コンパック500(Commpac 500)」である。
http://www.upssystems.co.uk/blog/2011/02/07/ups-systems-signs-uk-distributor-agreement-with-air-liquide-hydrogen-energy-to-lease-hydrogen-systems-using-pem-fuel-cells/  

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