燃料電池ワールド Vol.871 (2011/03/01 10:17)

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□燃料電池ワールド Vol.871
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■2011年03月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

※急なことですが飲み会をやります。参加自由ですので、どなたでもどうぞ。

 FC EXPOの時期になると各種の講演会などが目白押しになります。久しぶりに会う人もいれば、新しく知り合いになる人も増えて、人の輪の広がりが魅力です。

 そこで、FC EXPOの会期中にダベリングをやる飲み会をセットしました。参加自由ですので、どなたでも直接下記の店に来て、燃料電池のことを話し合いませんか?
○日時:3月3日(木)午後6時30分から
○場所:養老の滝新橋店(JR新橋駅烏森口のガード下の店です。電話03-3571-3987 先発は6時頃から「燃料電池」の名前で場所を確保しています)
○飲み代:割り勘(3000円くらいかな?)
○急な連絡は、080-5389-3435(坂本)の携帯に。

■燃料電池関連イベント
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☆次世代汎用主力FCの座を目指して--固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新展開【再掲】
http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html

 固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、従来型SOFCの大型・高温連続運転で実用化されたことから、小型高効率性はじめ新規ニーズに合致すべく、高性能かつ汎用性を高めるための研究開発が活発に進められています。特に、家庭用コジェネシステムなどへの適用を主な対象として、あるいは自動車など輸送機関への適用可能性の検討では、世界的にも大変期待が高まっています。

 本セミナーでは、固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新しい展開について、研究の第一線で開発に取り組む研究者・技術者が2日間にわたり現状から最新技術動向までを体系的に講演します。
◇日 時
1日目(Aコース)2011年3月8日(火) 9:50?16:40
2日目(Bコース)2011年3月9日(水) 9:30?16:45
◇会 場 ホテル機山館 地下会議室 <東京都文京区本郷4-37-20>
◇受講料 (A&Bコース)2日申込みの場合 71,820円(1人/税込み)

     (AorBコース)1日申込みの場合 49,560円(1人/税込み)
◇プログラム概要
【1日目(3月8日)】
第1講 固体酸化物電解質形燃料電池の材料開発動向
  石原 達己氏(九州大学大学院)
第2講 マイクロ固体酸化物型燃料電池の開発と実用化への課題
  鈴木 俊男氏(産業技術総合研究所)
第3講 固体酸化型燃料電池用電極開発とシミュレーション解析
  鹿園 直毅氏(東京大学生産技術研究所)
第4講 NTTにおける固体酸化物形燃料電池の開発
  林 克也氏(日本電信電話)
第5講 SOFCの自動車・補助電源としての適用可能性
  恩田 和夫氏(豊橋技術科学大学)
【2日目(3月9日)】
第6講 家庭用SOFCの革新技術と東京ガスのハイブリッドFC開発への取り組み
  矢加部久孝氏(東京ガス)
第7講 耐久性向上へ向けたSOFCのセル・スタック温度および熱応力分布解析
  中島 裕典氏(九州大学大学院)
第8講 アンモニアを燃料に用いたSOFC開発への取り組み
  吉田 洋之氏(関西電力)
第9講 固体酸化物形燃料電池実証研究(NEDO)の取り組み
  深江 守氏(新エネルギー・産業技術総合研究機構)
第10講 SOFCおよびPEFCにおける直接型燃料電池の研究開発動向と今後の展望
  中川 紳好氏(群馬大学大学院)
第11講 燃料電池の実用化ポテンシャルとその課題?SOFCを中心に?
  水崎純一郎氏(東北大学多元物質科学研究所)
◇詳細・申し込み http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html
◇主 催 株式会社エヌ・ティー・エス http://www.nts-book.co.jp/

■2011年02月28日のWEB LINK NEWS
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2011/02/28 ナノチューブ、室温で容易に合成成功 京大教授ら(京都新聞)

 筒状構造を持った微細な物質ナノチューブの新たな合成法を、京都大理学研究科の北川宏教授や大坪主弥研究員たちのグループが開発した。大がかりな設備を必要とせず、フラスコ内で容易に合成でき、水やアルコールの蒸気を取り込む性質があるのが特徴。新たな電子材料として応用が期待できるという。英科学誌「ネイチャー・マテリアルズ」に28日発表する。

 ナノチューブではカーボン(炭素)を材料に使った物質の研究が進んでいるが、レーザーなどで千度以上に加熱する工程が必要で、サイズや形状の操作が難しい。

 北川教授らは白金イオンと有機化合物で1・1ナノメートル(ナノは10億分の1)四方の「枠型」を作り、ヨウ素を柱にして積み上げたような構造のナノチューブの開発に成功した。室温下のフラスコ内で素材を混ぜ合わせるだけで容易に合成でき、水やエタノール分子を取り込む一方、窒素はほとんど取り込まない性質も確認した。

 北川教授は「白金は、ニッケルなどに置き換えることでコストダウンが可能。半導体としての性質もあり、燃料電池の電極などに応用できるのではないか」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110228-00000001-kyt-l26
※図あり

2011/02/28 富士通の水素ステーション管理システム、HySUTが運用開始(レスポンス)

 富士通は、水素供給・利用技術研究組合(HySUT)と共同で、水素ステーションの水素の在庫状況や充填情報、稼働情報、燃料電池車両走行情報などの実証データをトータルに管理する「水素ステーション集中管理システム」を構築した。

 水素ステーション集中管理システムは、水素ステーションに設置したパソコンとセンターシステムを連携させることで、変化し続ける水素量を管理できる。燃料電池自動車への充填、製造・調達・補充によりリアルタイムに増減する水素量を把握し、水素ステーションの稼働情報や燃料電池車両走行情報などの実証データを管理する。HySUTは、システムの実証データをもとに、水素の安定的な供給と将来のビジネスモデルを検証する材料として利用する。

 富士通は、システムに必要となるハードウェア・ソフトウェア・ネットワークサービス・運用保守までワンストップでサービスを提供する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110228-00000028-rps-bus_all
※図あり

2011/02/28 日産リーフの“電費”をテスト!冬は100km走るのが限界?(nikkei TRENDYnet)

 だが、1月下旬からレンタカーやタクシー業者などへの納車がすでに始まっており、まずはこちらで「新世代カー」の実力を試すのも手だ。記者は2月24日にいち早く、日産の広報車に試乗し、気になる「電費」を調べてきた。
※以下、実際の試乗の状況を詳しく書いた記事をお読み下さい。バッテリー電気自動車の特長がよく分かります。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110228-00000002-trendy-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●日本の自動車メーカーとエネルギー企業、水素インフラの整備で声明(2011年01月13日)

 日本の複数のエネルギー企業は、トヨタや日産、ホンダが進めている燃料電池自動車の商業販売を支持するために、日本の4大都市圏に100以上の水素ステーションを建設すると表明した。燃料電池自動車の初期の販売台数は数千台と考えられている。これらの企業は、この実行が日本の輸送部門におけるCO2の排出を削減する日本政府のより厳しい規制に対応することができると表明した。最初のステーションは東京と名古屋、大阪、福岡に配備され、その後、燃料電池自動車が他地域へ拡大するにつれて広がることになる。
http://www.japancorp.net/article.asp?Art_ID=23603

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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