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□燃料電池ワールド Vol.868
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■2011年02月24日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■燃料電池関連イベント
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☆次世代汎用主力FCの座を目指して--固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新展開【再掲】
http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html
固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、従来型SOFCの大型・高温連続運転で実用化されたことから、小型高効率性はじめ新規ニーズに合致すべく、高性能かつ汎用性を高めるための研究開発が活発に進められています。特に、家庭用コジェネシステムなどへの適用を主な対象として、あるいは自動車など輸送機関への適用可能性の検討では、世界的にも大変期待が高まっています。
本セミナーでは、固体酸化物形燃料電池「SOFC」の新しい展開について、研究の第一線で開発に取り組む研究者・技術者が2日間にわたり現状から最新技術動向までを体系的に講演します。
◇日 時
1日目(Aコース)2011年3月8日(火) 9:50?16:40
2日目(Bコース)2011年3月9日(水) 9:30?16:45
◇会 場 ホテル機山館 地下会議室 <東京都文京区本郷4-37-20>
◇受講料 (A&Bコース)2日申込みの場合 71,820円(1人/税込み)
(AorBコース)1日申込みの場合 49,560円(1人/税込み)
◇プログラム概要
【1日目(3月8日)】
第1講 固体酸化物電解質形燃料電池の材料開発動向
石原 達己氏(九州大学大学院)
第2講 マイクロ固体酸化物型燃料電池の開発と実用化への課題
鈴木 俊男氏(産業技術総合研究所)
第3講 固体酸化型燃料電池用電極開発とシミュレーション解析
鹿園 直毅氏(東京大学生産技術研究所)
第4講 NTTにおける固体酸化物形燃料電池の開発
林 克也氏(日本電信電話)
第5講 SOFCの自動車・補助電源としての適用可能性
恩田 和夫氏(豊橋技術科学大学)
【2日目(3月9日)】
第6講 家庭用SOFCの革新技術と東京ガスのハイブリッドFC開発への取り組み
矢加部久孝氏(東京ガス)
第7講 耐久性向上へ向けたSOFCのセル・スタック温度および熱応力分布解析
中島 裕典氏(九州大学大学院)
第8講 アンモニアを燃料に用いたSOFC開発への取り組み
吉田 洋之氏(関西電力)
第9講 固体酸化物形燃料電池実証研究(NEDO)の取り組み
深江 守氏(新エネルギー・産業技術総合研究機構)
第10講 SOFCおよびPEFCにおける直接型燃料電池の研究開発動向と今後の展望
中川 紳好氏(群馬大学大学院)
第11講 燃料電池の実用化ポテンシャルとその課題?SOFCを中心に?
水崎純一郎氏(東北大学多元物質科学研究所)
◇詳細・申し込み http://www.nts-book.co.jp/seminar/03/s03.html
◇主 催 株式会社エヌ・ティー・エス http://www.nts-book.co.jp/
☆平成22年度JHFC国際セミナー【再掲】
「水素・燃料電池実証プロジェクト成果報告会」
?2015年の一般普及に向けた取り組みの現状と今後の課題?
JHFCプロジェクトは、次世代自動車として期待される燃料電池自動車(FCV)と燃料となる水素インフラの本格的普及を目指して、2002年より産学官連携で推進している国のプロジェクトです。本セミナーは、プロジェクト第2期(2006?2010年度)の活動成果報告会です。
FCV普及開始目標として掲げられた2015年を目前に控え、今回は報告講演に加え、国内外の業界の動向や、実証試験から得られた最新の総合効率検討結果を発表します。また、欧州、北米の実証試験の取り組みや政策について広く知っていただく特別講演や、各国で推進している実証試験を紹介するパネルディスカッションも併せ、国際セミナーとして実施します。
本セミナーは、水素・燃料電池の普及・技術研究開発の促進につながることを目的に開催しており、この分野のトレンド把握、技術開発、市場投入促進の一助にお役立て頂きたいと思います。
◇日 時:2月28日(月)10:00?17:00(開場09:30)
3月01日(火)09:30?13:00(開場09:00)
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5)
◇定 員:600名
◇参加申し込み及び詳細:http://www.jhfc.jp/news/event/2011/002/index.html
◇参加費:無料(日本語/英語同時通訳付)
◇主 催:財団法人石油産業活性化センター(PEC)・財団法人日本自動車研究所(JARI)・財団法人エンジニアリング振興協会(ENAA)・社団法人日本ガス協会(JGA)
■2011年02月23日のWEB LINK NEWS
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2011/02/23 自給自足型エネルギー供給システム:太陽光、水車など活用 災害時に効果期待 /岐阜(毎日新聞)
県は22日、太陽光や燃料発電に加えて新たに小水力発電を加えた自給自足型のエネルギー供給システムを全国で初めて開発し、郡上市の古民家に導入したと発表した。河川が豊富にある中山間地向けで、普及が進めば、災害時に集落が孤立してもエネルギーを自給できるという。
システムは民間企業やNPO法人と共同で開発し、郡上市明宝にある築100年の古民家に導入した。太陽光発電の最大4・2キロワット、燃料電池の同0・7キロワットに加え、水車式の小水力発電でも最大0・5キロワットを発電する。薪(まき)ストーブも組み合わせた。余った電気は、鳥獣対策用の電気柵へ回す。
県によると、県内の約500集落は災害時に孤立する恐れがある。古田肇知事は22日の会見で「エネルギーを自給自足できるように持っていければ」と述べ、システム普及が進み、災害時に孤立した集落で効果を発揮することを期待した。
古民家は住宅として使われており、実証実験を続けて二酸化炭素排出抑制効果を調べ、データを公開する。3月25日には見学会が予定されている。今後も随時見学会を企画する予定。問い合わせは県商工政策課(058・272・8354)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000101-mailo-l21
2011/02/23 日産とマツダのOEM戦略に見る、今後のクルマ市場とは(サーチナ)
先日、発表されたマツダ「プレマシー」の日産へのOEM供給。軽自動車販売に関連したOEMが、ある程度落ち着きを見せたのも束の間、再び自動車業界がOEMへの動きを見せ始めた。
自動車メーカーはガソリンエンジンだけではなく、HVやEVそして、さらにFCV(燃料電池車)と様々な動力源のクルマが同じ時代に存在するという、難しい環境に今後、ますますさらされていく。いくら大手メーカーであっても、全てのカテゴリーのクルマを自社で開発するのは難しい。まして、資本力に乏しい中小のメーカーはなおさらだ。自分達の経営資源をどこに優先的に使うかを見極めることこそが、今後の市場での戦いに生き残れる条件だとすれば、今回の日産とマツダのOEM契約のケースはきっかけとなるに違いない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000091-scn-bus_all
■海外ニュース
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<軍事利用>
●ウルトラセル社、米陸軍電子通信研究開発技術センターから契約を受注(2011年01月10日)
ウルトラセル社(UltraCell)は、連合国戦闘計画(Coalition Warfare Program:CWP)に基づき英国国防省向けに150W級燃料電池を改良する契約を、米陸軍電子通信研究開発技術センター(U.S. Army Communications-Electronics Research Development and Engineering Center:CERDEC)から受注した。この契約は99万9000米ドルの価値があると評価される。
http://ultracellpower.com/assets/PressReleases2011/UltraCell_CWP_12-jan-11.pdf
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆水素貯蔵材料フォーラム2011【再掲】
http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum2011.html
燃料電池自動車と水素スタンドの商用化を2015年に開始する事を目指して研究開発が急ピッチで進められています。しかし、水素の貯蔵輸送に関しては、未だに課題が多く残されています。
水素貯蔵材料は、コンパクトに水素を輸送貯蔵できるため、注目されていますが、重量、作動温度、耐久性等で改善が必要とされています。そこで、水素貯蔵材料の現状を把握すると共に将来の展望を描くために「水素貯蔵材料フォーラム2011」を開催することにいたしました。
◇日 時:3月1日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際交流館 国際交流会議場(東京都江東区青海2-2-1)
http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html
◇参加費:無料
◇定 員:250名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素貯蔵材料に関わるNEDO事業の推進について」(仮題)
細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部燃料電池・水素グループ)「水素貯蔵材料先端基盤研究事業の最新状況」(仮題)
秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門客員研究員(プロジェクトリーダー))
「水素貯蔵材料に期待するもの」(仮題)
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
「水素の配送の現状と将来」(仮題)
小堀良浩氏(JX日鉱日石株式会社)
「ハイブリッドタンクの開発と課題」(仮題)
角掛繁氏(日本重化学工業株式会社)
「水素貯蔵材料開発と中性子散乱」
大友季哉氏(高エネルギー加速器研究機構教授 (プロジェクトサブリーダー))【パネルディスカッション】
・司会:秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員(プロジェクトリーダー))
・パネリスト:(8名 五十音順)
経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室
岡崎健氏(東京工業大学大学院教授(前水素エネルギー協会会長))
尾上清明氏(九州大学大学院特任教授)
小堀良浩氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
坂口順一氏(千代田化工建設株式会社)
阪口善樹氏(サムテック株式会社)
広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部)
◇申し込み:http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum/regist.html
◇お問い合わせ:独立行政法人産業技術総合研究所水素貯蔵材料先端基盤研究事業(HYDRO★STAR)推進室(担当窓口:延島)
TEL/FAX:029-861-4476
E-mail:hydro-star@m.aist.go.jp
◇主 催:独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
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