燃料電池ワールド Vol.864 (2011/02/18 10:40)

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□燃料電池ワールド Vol.864
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■2011年02月18日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆平成22年度JHFC国際セミナー【再掲】
 「水素・燃料電池実証プロジェクト成果報告会」
  ?2015年の一般普及に向けた取り組みの現状と今後の課題?

 JHFCプロジェクトは、次世代自動車として期待される燃料電池自動車(FCV)と燃料となる水素インフラの本格的普及を目指して、2002年より産学官連携で推進している国のプロジェクトです。本セミナーは、プロジェクト第2期(2006?2010年度)の活動成果報告会です。

 FCV普及開始目標として掲げられた2015年を目前に控え、今回は報告講演に加え、国内外の業界の動向や、実証試験から得られた最新の総合効率検討結果を発表します。また、欧州、北米の実証試験の取り組みや政策について広く知っていただく特別講演や、各国で推進している実証試験を紹介するパネルディスカッションも併せ、国際セミナーとして実施します。

 本セミナーは、水素・燃料電池の普及・技術研究開発の促進につながることを目的に開催しており、この分野のトレンド把握、技術開発、市場投入促進の一助にお役立て頂きたいと思います。
◇日 時:2月28日(月)10:00?17:00(開場09:30)
     3月01日(火)09:30?13:00(開場09:00)
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5)
◇定 員:600名
◇参加申し込み及び詳細:http://www.jhfc.jp/news/event/2011/002/index.html
◇参加費:無料(日本語/英語同時通訳付)
◇主 催:財団法人石油産業活性化センター(PEC)・財団法人日本自動車研究所(JARI)・財団法人エンジニアリング振興協会(ENAA)・社団法人日本ガス協会(JGA)

■2011年02月17日のWEB LINK NEWS
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2011/02/17 燃料電池の仕組み学ぶ 伏見の聖母学院小(京都新聞)

 京都市伏見区の聖母学院小で16日、LPガス販売大手の岩谷産業(大阪市)による出前授業が行われた。5年生が参加し、二酸化炭素を出さない燃料として知られる水素や、水素を利用する燃料電池の仕組みを学んだ。

 同社が全国の小学校80校を選んで昨年から行っている「水素エネルギー教室80」の一つ。2010年に創業80周年を迎えたのを記念に始めた事業という。

 四つの学級別に行われ、百合組の39人は、水素エネルギー部の小川敬シニアマネージャー(46)から「水素は、燃やしても地球温暖化の原因になる二酸化炭素が出ない」などと特徴を教わった。水素と酸素の化学反応から電気を作る燃料電池の簡単な実験も行い、水中に通した電極から豆電球がともると「すごい」と歓声があがった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000007-kyt-l26
※写真あり

2011/02/17 [ナノテク11]ドイツからユニークな“燃料電池バイク”登場(レスポンス)

 16日に開幕した「ナノテク2011(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」には、海外からも多くの企業・団体が出展した。その数は190。なかでも力が入っていたのがドイツ。パビリオン形式で45社がブースを構えた。

 その中に驚くべき燃料電池バイクを発見した。ZOZ社のブースにある『H2Tank2Go』がそれだ。外見はキックボードのような形をしており、後方に水素ボンベが設置してある。運転はオートバイの要領で行い、最高速度は35km/h。満タンで3.5時間走ることができるそうだ。

 価格は1000ユーロ、日本円にして12万円弱。これから欧州域内で販売していく計画だ。広い会場を移動するには便利な乗り物かもしれない。しかし、日本では今のところ市販する予定はないとのこと。会場では同社関係者がそれを乗り回し、主催者から注意される場面もあった。

 同社はこの燃料電池バイクのほか、電動バイクのバージョンもあり、こちらは価格が299ユーロ(約3万5000円)。最高速度は同じで、1回の充電時間は4時間で、約40分の走行が可能となっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000010-rps-ind
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●メルセデス・ベンツ社、125日間の世界一周プロジェクトを開始(2011年01月10日)

 メルセデス・ベンツ社(Mercedes-Benz)は、燃料電池車による世界一周プロジェクト「Fセル・ワールド・ドライブ(F-CELL World Drive)」を開始した。この世界一周プロジェクトは、同社の燃料電池車「Fセル Bクラス(F-CELL B-Class)」を使って、125日間で4大陸(ヨーロッパ、アメリカ、アジア、ユーラシア)、14カ国をドライブするというもので、さまざまな気候条件や運転状況に対応する燃料電池車の完成度をアピールすることを目的としている。水素の供給は、リンデ社が同行して担当する。
http://mercedes-benz-blog.blogspot.com/2011/01/mercedes-benz-at-2011-detroit-autoshow_8038.html〔訳註〕この世界一周プロジェクトの訪問国には日本は含まれていない。その理由は述べられていないが、海外の燃料電池車に対するこれまでの経過から推測すると、日本側の水素の規制などの法的な問題で寄ることが出来ないのだろう。政府は規制を緩和していると言いつつもいつまでこんな鎖国状態を続けるのか、うんざりすることだ。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
◇お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
◇主催 岩谷産業株式会社
◇後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆水素貯蔵材料フォーラム2011【再掲】
 http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum2011.html

 燃料電池自動車と水素スタンドの商用化を2015年に開始する事を目指して研究開発が急ピッチで進められています。しかし、水素の貯蔵輸送に関しては、未だに課題が多く残されています。

 水素貯蔵材料は、コンパクトに水素を輸送貯蔵できるため、注目されていますが、重量、作動温度、耐久性等で改善が必要とされています。そこで、水素貯蔵材料の現状を把握すると共に将来の展望を描くために「水素貯蔵材料フォーラム2011」を開催することにいたしました。
◇日 時:3月1日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際交流館 国際交流会議場(東京都江東区青海2-2-1)
     http://www.tiec.jasso.go.jp/info/map.html
◇参加費:無料
◇定 員:250名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素貯蔵材料に関わるNEDO事業の推進について」(仮題)

 細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部燃料電池・水素グループ)「水素貯蔵材料先端基盤研究事業の最新状況」(仮題)

 秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門客員研究員(プロジェクトリーダー))
「水素貯蔵材料に期待するもの」(仮題)
 広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
「水素の配送の現状と将来」(仮題)
 小堀良浩氏(JX日鉱日石株式会社)
「ハイブリッドタンクの開発と課題」(仮題)
 角掛繁氏(日本重化学工業株式会社)
「水素貯蔵材料開発と中性子散乱」

 大友季哉氏(高エネルギー加速器研究機構教授 (プロジェクトサブリーダー))【パネルディスカッション】
・司会:秋葉悦男氏((独)産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 客員研究員(プロジェクトリーダー))
・パネリスト:(8名 五十音順)
 経済産業省資源エネルギー庁燃料電池推進室

 岡崎健氏(東京工業大学大学院教授(前水素エネルギー協会会長))
 尾上清明氏(九州大学大学院特任教授)
 小堀良浩氏(JX日鉱日石エネルギー株式会社)
 坂口順一氏(千代田化工建設株式会社)
 阪口善樹氏(サムテック株式会社)
 広瀬雄彦氏(トヨタ自動車株式会社)
 細井敬氏((独)NEDO技術開発機構新エネルギー部)
◇申し込み:http://unit.aist.go.jp/energy/hydro-star/hsforum/regist.html
◇お問い合わせ:独立行政法人産業技術総合研究所水素貯蔵材料先端基盤研究事業(HYDRO★STAR)推進室(担当窓口:延島)
   TEL/FAX:029-861-4476
   E-mail:hydro-star@m.aist.go.jp
◇主 催:独立行政法人産業技術総合研究所、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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