燃料電池ワールド Vol.853 (2011/02/02 08:50)

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□燃料電池ワールド Vol.853
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■2011年02月02日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2011年02月01日のWEB LINK NEWS
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2011/02/01 現代起亜自、北欧4カ国と水素燃料電池車普及で覚書(聯合ニュース)

 【ソウル1日聯合ニュース】現代・起亜自動車グループは1日、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドの北欧4カ国と水素燃料電池自動車の普及協力に関する了解覚書(MOU)を締結したと発表した。欧州地域へのグリーンカー普及に本格的に乗り出すことになる。

 同社は北欧の水素燃料電池自動車を普及するモデル事業に参加し、蓄積した技術力を世界市場で披露できる機会を得た。北欧では4カ国が参加する水素燃料電池自動車の普及機関を通じ、普及や充電スタンド建設などの事業を進めている。

 締結式に出席したスウェーデンのラース・バリエ駐韓大使は、「今回の協力により、環境にやさしい水素燃料電池自動車分野の飛躍的な発展を期待する」と述べた。また、現代自動車の梁雄哲(ヤン・ウンチョル)研究開発総括本部長も「わが社の優れたグリーン技術を欧州地域にも広く知らしめることができるようになった。欧州地域の水素燃料電池自動車市場をリードする土台になるだろう」と期待を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000020-yonh-kr

2011/02/01 省エネや快適性両立の住宅で居住実験 大阪ガスと積水ハウス(住宅新報)

 大阪ガスと積水ハウスは、電気と熱を効率的にマネジメントすることで、居住者の快適な暮らしと省エネを両立する「スマートエネルギーハウス」の実現を目指した共同の居住実験をスタートする。実験期間は2011年2月?2014年3月の3年間。

 実験を実施する住宅は、奈良県北葛城郡王寺町に所在。軽量鉄骨造2階建ての4LDKで、燃料電池や太陽電池、リチウムイオン蓄電池を搭載する。併せて、LED照明など省エネ設備のほか、電動シャッターやカーテン、通風ファンなどの居住者の利便性・快適性の向上を図りながら、省エネ効果が期待される自動制御設備を導入した。

 両社は、実験を通じ、住宅だけでなく居住者が利用する電気自動車までを含めたCO2排出量差し引きゼロにできるシステムの実現を目標に掲げる。更に、2015年には実用レベルまで管理・制御技術の開発を完了させ、「スマートエネルギ―ハウス」が早期に市場導入されることを目指すという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000004-jsn-ind

2011/02/01 再生可能エネルギー、投資倍増を=10年の利用目標は未達成-EU(時事通信)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は31日、地球温暖化対策の一環として、再生可能エネルギーの利用促進に向けた取り組みを強化するようEU各国に呼び掛けた。2020年までに同エネルギー比率を20%に高めるEU目標を達成するには、研究開発などへの投資規模を09年実績の350億ユーロから、今後毎年700億ユーロに倍増する必要があるとしている。

 欧州委によると、EUが電力と輸送の両部門で掲げた再生可能エネルギー比率の10年目標は、いずれも未達成に終わる見通し。27カ国のうち、自国の目標をクリアできるのは電力で7カ国、輸送で9カ国にとどまり、両部門で目標を達成するのはドイツとポーランドの2カ国だけという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000024-jij-int

■海外ニュース
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<定置用電源>
●セラミック・フュエルセルズ社、3台のブルーゲンをエーオン社に販売(2010年12月22日)

 セラミック・フュエルセルズ社(Ceramic Fuel Cells Limited:CFCL)は、イギリスの大手エネルギー企業エーオン社(E.ON)に3個の燃料電池システム「ブルーゲン(BlueGen)」を販売した。そのうち1個のブルーゲンは、エーオン社トレーニングセンターに設置される予定であり、他の2個は実証現場に設置する。ともに2011年早々の予定である。
http://www.cfcl.com.au/Assets/Files/20101222_CFCL_EON_BlueGen_22Dec2010.pdf

〔訳注〕エーオン社が購入したのには、イギリス政府が進めている固定価格買取制度に対応する家庭でのコージェネ製品を開発する目的がある。両社は2009年に製品開発協定を結んでいて、最近は初期の目標を達成して次のステージに進む予定と言われている。

■情報提供(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆『現代化学』2011年2月号(発売中,800円)【再掲】
「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】

 長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。

 周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。

 リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆FC EXPO 2011(第7回国際水素・燃料電池展)【再掲】
http://www.fcexpo.jp/
◇日 時:2011年3月2日(水)?4日(金)
◇場 所:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)

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