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□燃料電池ワールド Vol.844
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■2011年01月20日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://www.fcworld.jp
■情報提供
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☆『現代化学』2011年2月号(1月17日発売,800円)【再掲】「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】
長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。
周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。
リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html
■2011年01月19日のWEB LINK NEWS
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2011/01/19 小規模水力発電所:きょう開所 水素エネルギーへ一翼担う--日光 /栃木(毎日新聞)
日光市が進める水素エネルギー利用促進の一翼を担う小規模水力発電所が19日、同市足尾町の松木川にオープンする。将来的には、この電力を使い水素を取り出し、地産地消のクリーンエネルギーとして、次世代の燃料電池車への供給を目指すという。
日光市などによって06年に設立された「日光水素エネルギー社会促進協議会」が昨年9月から、経済産業省や財団法人エンジニアリング振興協会などの支援を受け、銅(あかがね)親水公園にある足尾砂防堰堤(えんてい)に建設していた。
堰堤上の揚水設備でダム湖の水をくみ上げ、約19メートルの落差を利用して発電機を回すサイフォン併用小規模水力発電方式で、出力は1?5キロワット。現在の堰堤を改築することなく、設備を取り付けるだけで発電できるメリットがある。
当面は、発電した電力を公園内の足尾環境学習センターなどの市施設に供給する予定。将来的には、この電力を使い水を電気分解し水素を取り出して、燃料電池車へ供給する。
協議会には、県内外の13企業・行政機関が参加。水素は石油などの化石燃料に比べて二酸化炭素の排出を抑制でき、高騰する原油の代替エネルギーとしても注目されている。
協議会は水素エネルギーと燃料電池への理解・普及を目指して、これまで市内の中学生を対象に科学教室を開催したり、イベントなどで、燃料電池車の展示や試乗会を実施している。一方、市は燃料電池車を公用車として1台、日産自動車からリース。市内の製菓会社内には、水素の供給量を増やすため水素ステーションの開設などに取り組んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110119-00000119-mailo-l09
2011/01/19 触媒活用しCO2を資源化、東工大が手法開発(読売新聞)
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を、金属の触媒を使って、医薬品やプラスチックの合成に利用可能な炭素資源に変換する手法を、東京工業大学の岩沢伸治教授(有機合成化学)らのグループが開発した。
二酸化炭素は非常に安定しており、反応しにくいため、工業的な利用は、尿素やポリカーボネートの生産など一部に限られている。
研究グループは、炭素化合物の反応性を高める金属触媒のロジウムに着目。ロジウムが結合しやすいように工夫した炭素化合物を使うと、ロジウムの働きで、炭素―水素の化学結合が切れやすくなり、二酸化炭素と結びつくことを発見した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110118-00001153-yom-sci
※図あり
■海外ニュース
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<軍事利用>
●アダプティブ・マテリアルズ社、米国陸軍から100万ドルを獲得(2010年11月09日)
アダプティブ・マテリアルズ社(Adaptive Materials)は、米国陸軍の製造研究計画を実施するために100万ドルを授与された。この計画におけるアダプティブ社の仕事は、陸軍の個人携行型無人ロボット(爆弾処理ロボット、Man Transportable Robotic System:MTRS)に使う燃料電池部品製造の費用対効果を決定することである。この個人携行型無人ロボット計画では、戦場の兵士が偵察監視任務の遂行を援助するためにアイロボット社(iRobot)の多目的作業用ロボット「パックボット(Packbot)」とフォスター・ミラー社(Foster-Miller)の武装無人ロボット「タロン(Talon)」が配備される。
資金は、軍事に適応する製造技術を支援するアメリカ国防兵站局(DLA)のプログラムの一つである産業基盤開発資金(Industrial Base Innovation Fund)を通して投入された。アダプティブ・マテリアルズ社は、産業基盤開発資金計画による資金援助に選ばれた21社のうちの1社である。
http://www.adaptivematerials.com/adaptive-materials-awarded-1-million-for-army-fuel-cell-manufacturing-research
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●大阪会場
◇日 時:2011年1月25日(火)13:00?17:00
◇場 所:ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)
◇参加費:無料
◇定員:300名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素エネルギー社会実現に向けた各地域の取り組み」
来賓挨拶「水素エネルギーが切り拓く未来」
安藤晴彦氏(内閣参事官、知的財産戦略推進事務局)
基調講演「福岡水素戦略?Hy-Lifeプロジェクト?」
麻生渡氏(福岡県知事)
特別講演「水素エネルギー社会の実現に向けた大阪地区の取組みについて」
北野義幸氏(大阪FCV推進会議会長、大阪府商工労働部理事)
特別講演 「高圧水素充填インフラと充填基準の国際標準化への挑戦」
門出政則氏(佐賀大学大学院教授、海洋エネルギー研究センター長)特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」
河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=osaka
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶
飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」
河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」
守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」
飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」
吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo
○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM
☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
(http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)
2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。
水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
□連絡先:pemdream@gmail.com
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