燃料電池ワールド Vol.840 (2011/01/14 10:38)

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□燃料電池ワールド Vol.840
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■2011年01月14日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■情報提供
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☆『現代化学』2011年2月号(1月17日発売,800円)【再掲】「次世代リチウムイオン電池の最前線〜新型リチウム―空気電池の開発〜」記事執筆:産業総合技術研究所 周 豪慎博士
【記事の要点】

 長距離運転が可能な電気自動車に搭載するには、現行のリチウムイオン電池では容量が不十分です。そこで、理論的に大容量が可能な「リチウム―空気電池」が次世代電池の有力候補として注目されています。

 周博士らは、リチウムイオン電池と燃料電池のよいところを組み合わせ,正極区域を燃料電池型とした「燃料電池型リチウム―空気電池」を提案・開発しています。

 リチウムのリサイクル利用も念頭に置いたユニット構成についても触れています。
○提供元 月刊誌『現代化学』編集室 TEL:03-3946-5311
○直接予約購読のお申込みはこちら↓
http://www.tkd-pbl.com/news/nc243.html

■2011年01月13日のWEB LINK NEWS
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2011/01/13 ホンダ、2011年「Hondaの燃料電池電気自動車教室」開催概要(Impress Watch)

 本田技研工業は、2011年「Hondaの燃料電池電気自動車教室」開催概要を公開した。

 燃料電池電気自動車教室は、2007年1月にスタートした子供向けセミナー。地球温暖化とエネルギー問題の両方を解決する技術である燃料電池電気自動車を通じて、環境問題や先進技術に関心や夢を抱いてもらうことを目的として開催されており、2010年末までに計42回開催し、319組の親子が参加している。

 講義内容は、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」の同乗試乗や、開発技術者が監修した紙芝居風アニメーションを使っての講義など。
 対象は小学校4年生?6年生で保護者の同伴が可能な人となる。

 2011年は、8月と12月を除く年10回の毎月開催を予定しており、第1回は1月16日に、第2回は2月20日、第3回は3月13日に、本社1階にあるショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京都港区南青山2-1-1)で開催される。

 開催場所や日時の詳細は、同社Webページ(http://www.honda.co.jp/FCX/experience/)で告知され、申込みも同ページから行う。すでに第1回の申込みは締め切られており、現在は第2回の申込みを受け付けている。申込み多数の場合は抽選となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110113-00000035-impress-ind
※写真あり

2011/01/13 トヨタなど、FCVの国内導入と水素供給インフラ整備で共同声明(サーチナ)

 トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、本田技研工業株式会社 、JX日鉱日石エネルギー株式会社、出光興産株式会社、岩谷産業株式会社、大阪ガス株式会社、コスモ石油株式会社、西部ガス株式会社、昭和シェル石油株式会社、大陽日酸株式会社、東京ガス株式会社、東邦ガス株式会社の13社は13日、次世代自動車の1つである燃料電池自動車(FCV)の2015年国内市場導入と水素供給インフラ整備に向けて、共同声明を発表した。

 共同声明の具体的な内容は以下の通り。FCVの市場導入と、水素の自立的かつ安定的なエネルギー供給構造の実現で、持続的成長可能な低炭素社会の実現に寄与したいとの考えを示している。
1.自動車メーカーは、技術開発の進展により燃料電池システムの大幅なコストダウンを進めつつあり、FCV量産車を2015年に4大都市圏を中心とした国内市場への導入と一般ユーザーへの販売開始を目指し、開発を進めている。導入以降、エネルギー・環境問題に対応するため、更なる普及拡大を目指す。
2.水素供給事業者は、FCV量産車の初期市場創出のため、2015年までにFCV量産車の販売台数の見通しに応じて100カ所程度の水素供給インフラの先行整備を目指す。3.自動車メーカーと水素供給事業者は、運輸部門の大幅なCO2排出量削減に資するため、全国的なFCVの導入拡大と水素供給インフラ網の整備に共同で取り組む。これら実現に向け、普及支援策や社会受容性向上策などを含む普及戦略(注)について官民共同で構築することを、政府に対して要望する。

 注 民間13社では、4大都市圏(首都圏、中京、関西、福岡)を対象に、当面の具体的取り組みとして、FCV量産車の初期需要創出とこれを可能とする水素供給インフラの最適配置を含む普及戦略について、地方自治体を始めとする幅広い関係者と議論を開始する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110113-00000078-scn-bus_all

2011/01/13 大阪ガス社長・尾崎裕氏「海外でのガス供給事業、2〜3年内に」(産経新聞)

 --電力会社による家庭へのオール電化攻勢に対する切り札と期待する家庭用燃料電池エネファームの販売状況は

 「22年度は1700台の目標を掲げだが、すでに達成しており、どれだけプラスできるかという状況になっている。さらに普及させるには国の補助金を入れて、1台当たりの現在の家庭の負担額180万円程度を、24年には100万円を切るところまでもっていきたい。部品や制御関係などコストダウンのための研究に全力で取り組んでいる」
 --エネファームの23年度、24年度の販売目標は

 「会社として決定したものではないが、23年度は3千台程度、24年度はその2倍にはもっていきたい。現在は新築の中高級住宅に設置されることが中心だが、1台100万円を切れば、それ以外のケースでも導入が進むとみている」

 --新型の家庭用燃料電池もトヨタ自動車などと開発を進めている。23年度の販売が目標なのか

 「わたしはそう言っている。家庭用燃料電池は10年以上の寿命が必要だ。今、そのための研究に力を入れている。コストをいくらかけてもいいならば、寿命を延ばすことはそれほど難しくない。しかし、エネファームと同程度の価格では売りたいと思っており、その条件の中で耐久性を高めないといけないわけだ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110113-00000615-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●燃料電池自動車と水素インフラの動向調査 (2010年11月22日)

 オートモーティブ・ドットコム(AutomotiveWorld.com)は、最近使用中または開発中のさまざまな種類の燃料電池自動車の詳細な分析をまとめた市場調査レポート「燃料電池自動車と水素インフラ」を公表した。これは、今後5年から10年以内にこの分野で変化が起きると見られている市場や立法、技術的影響について調査しており、特に水素充填インフラを確立する動向について重視している。
http://www.automotiveworld.com/research/the-fuel-cell-vehicle-and-hydrogen-infrastructure-report

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第5回イワタニ水素エネルギーフォーラム【再掲】
http://www.iwatani.co.jp/jpn/information/detail.php?idx=1141
●大阪会場
◇日 時:2011年1月25日(火)13:00?17:00
◇場 所:ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区茶屋町)
◇参加費:無料
◇定員:300名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「水素エネルギー社会実現に向けた各地域の取り組み」
来賓挨拶「水素エネルギーが切り拓く未来」
 安藤晴彦氏(内閣参事官、知的財産戦略推進事務局)
基調講演「福岡水素戦略?Hy-Lifeプロジェクト?」
 麻生渡氏(福岡県知事)
特別講演「水素エネルギー社会の実現に向けた大阪地区の取組みについて」
 北野義幸氏(大阪FCV推進会議会長、大阪府商工労働部理事)
特別講演 「高圧水素充填インフラと充填基準の国際標準化への挑戦」

 門出政則氏(佐賀大学大学院教授、海洋エネルギー研究センター長)特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=osaka
●東京会場
◇日 時:2011年2月24日(木)13:00?17:00
◇場 所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)
◇参加費:無料
◇定員:400名(定員になり次第締切)
【講演概要】
「2015年水素ステーションと燃料電池自動車の普及に向けて」
来賓挨拶

 飯田健太氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課燃料電池推進室長)
特別講演「トヨタの燃料電池自動車の開発と挑戦」

 河合大洋氏(トヨタ自動車株式会社第2技術開発本部FC開発部部長)特別講演 「ホンダの燃料電池電気自動車開発と水素社会に向けた取組み」

 守谷隆史氏(株式会社ホンダ技術研究所四輪R&Dセンター執行役員、第1技術開発室室長)
特別講演 「市場化を目指した燃料電池自動車の開発 コストと耐久性への挑戦」

 飯山明裕氏(日産自動車株式会社総合研究所EVシステム研究所所長)特別講演 「水素供給インフラの構築に向けて」

 吉田正寛氏(水素供給・利用技術研究組合理事長、JX日鉱日石エネルギー株式会社執行役員)
◇申し込み https://ssl.iwatani.co.jp/h2_forum/form/form.php?r=tokyo

○お問い合わせ イワタニ水素エネルギーフォーラム事務局(受付時間 平日9:00〜
17:30) TEL:03-5405-7030 FAX:03-5405-7022 http://www.iwatani.co.jp/jpn/
○主催 岩谷産業株式会社
○後援 おおさかFCV推進会議、財団法人大阪科学技術センター、社団法人関西経済連合会、水素エネルギー協会、水素供給・利用技術研究組合、財団法人地球環境産業技術研究機構、社団法人日本化学会、燃料電池実用化推進協議会、福岡水素エネルギー戦略会議、NPO法人PEM-DREAM

☆『水素先端世界フォーラム2011』開催!
http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/)

 2011年2月2日(水)?3日(木)、「水素先端世界フォーラム2011」を開催します。5回目を迎える今回は、2015年の燃料電池自動車市場化を目指した取り組みについて日米欧の自動車、インフラ企業から、最新の動向を発表するほか、ノルウェー、フィンランド、オーストラリアといった世界各国から講演者を招へいします。

 水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。フォーラムへの参加は無料です。みなさまの参加をお待ちしています。【プログラム概要】
◆2月2日(水)/グランドハイアット福岡(福岡市博多区)
※同時通訳あり、入場無料(レセプションは別途)
○9:30?12:00 セッション1『2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて』
・飯山 明裕氏(日産自動車(株)総合研究所EVシステム研究所所長)
・George P. Hansen氏(ゼネラルモーターズ燃料電池事業本部)
・Andreas Opfermann氏(リンデガス&エンジニアリング)
○13:15?17:00 セッション2『水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略』
・Antonio Ruiz氏(米国エネルギー省)
・HYDROGENIUS及び世界各国からの招へい研究者
○17:30?19:00 レセプション(参加費 5000円)
◆2月3日(木)/九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)
※同時通訳なし、参加無料
○世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究チーム等の研究者による研究発表
○ポスターセッション 
○HYDROGENIUS、HyTReC、水素ステーションの施設見学。
◆主催 (独)産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、九州大学
◆後援 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構、水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター
◆申込み締切 平成22年1月24日(月)
◆詳細・お申込み
ホームページオンラインフォームにてお申し込みください。
URL:http://www.congre.co.jp/hydrogen2011/
<フォーラム運営事務局/(株)コングレ九州支社内>

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 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM-DREAM
 □連絡先:pemdream@gmail.com

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