燃料電池ワールド Vol.732 (2010/07/28 10:15)

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□燃料電池ワールド Vol.732
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■2010年07月28日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年07月27日のWEB LINK NEWS
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2010/07/27 Hondaウエルカムプラザ青山、25周年記念イベント「ありがとう! 25th」(Impress Watch)

 Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区南青山)は、8月19日?22日まで開設25周年を記念して「ありがとう! 25th ?夏休みわくわく体験イベント?」を開催する。入場料は無料。

 ウエルカムプラザ青山は、1985年の本田技研工業新本社ビル竣工時に1階フロアにショールームとして開設。ショールーム内にマルチスクリーンや、ステージが設けられており、数々のイベントが開催されてきた。

 25周年記念イベントでは、4輪車、2輪車、汎用製品の特別展示・体験のほか、燃料電池車「FCXクラリティ」同乗体験などが行われ、子供向けのプログラムも用意。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100727-00000054-impress-ind
※写真あり

2010/07/27 科学のまちから:物質・材料研究機構 光と水から水素製造 /茨城(毎日新聞)

 植物は光合成で、水と二酸化炭素を分解して、酸素と栄養分を作る。同じ仕組みを人工的に作れないか。水を水素と酸素に分解するところをまねできれば、太陽の光と水から水素を作り、二酸化炭素を出さないクリーンな燃料として使える。物質・材料研究機構(つくば市千現)の葉金花・光触媒材料センター長たちは、この実現を目指す。

 水を光で分解するには、水に「光触媒」と呼ばれる種類の化学物質を混ぜるのが一般的だ。この触媒は当たった光のエネルギーを吸収し、周囲の水の分解を進める。

 だが従来の光触媒は、働かせるのに紫外線を当てる必要があった。太陽光のエネルギーは4割以上が可視光線(人間の目で見える光)だ。紫外線は4%程度と少なく、これだけを使うのでは効率が悪い。

 そこで葉さんたちは約10年前から、可視光で働く光触媒を探してきた。そして最近、青い光で働く光触媒を見つけた。

 しかし課題が残る。実は新触媒では、水から酸素は作れるが、水素を作ることはできない。

 触媒を可視光で働かせるための工夫として、水の分解を「酸素作り」と「水素作り」の二つの過程に分け、酸素作りだけをする触媒を探したためだ。実用的な水素製造には、両方の過程を同時に行うのが欠かせない。

 「水素作りだけの方法はすでにいくつかあるが、どの方法が新触媒と相性が良いかは難しい。また研究が必要です」と葉さんは話す。10?20年後に、安定して大量に水素を作れるのが目標という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100727-00000109-mailo-l08

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●フュエルコン社、スタックの位置決めに炉の概念を修正(2010年06月21日)

 フュエルコン社(FuelCon)は、固体酸化物型燃料電池(SOFC)スタックの調整をいつでも簡単に行えるようにしたいという顧客が抱えている問題点について、最近の会議で同社の見解を発表した。それは、炉の概念を修正して、スタックの位置決めを正確に行えるようにすることである。

 同社は、炉の内部で自動的に制御されて明るくなる側だけでなく、反射している側も見られるようにして、どこからでも簡単に見られるようにした。このことは、テスト項目に電流と電圧の集電装置の便利な接続を提供するだけではない。スタック内部の熱分布を管理してモニターするために、熱電対の接続が簡単にできるようにしている。
http://www.fuelcon.com/cms/pressemitteilungen_details.html?&L=1&tx_ttnews[tt_news]=269&tx_ttnews[backPid]=35&cHash=3b70ea8db1

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第3回 高度人材育成コース」開催!

 8月31日(火)から9月2日(木)までの3日間、大学生、大学院生、若手研究者等を対象とした「高度人材育成コース」を開催します。燃料電池産業や水素エネルギー研究の最新情報をサマースクール形式により幅広く講義することで、将来を担う若手研究者の育成を目指します。皆様のご参加を心からお待ちしております。
※申込みは先着順です。お早めにお申し込みください。
?コースの概要?
◇対象 大学生・大学院生、若手研究者等(原則35才未満)
◇開催日程 8月31日(火)?9月2日(木)3日間
◇会場 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇受講料 無料(交通費、宿泊費は受講者負担)
◇交流会(名刺交換会) [初日の講義終了後。全員参加]
 参加無料 ※社会人(大学生・大学院生以外)は2,000円/人
◇募集人数(定員) 40名
◇申込締め切り 8月23日(月)(定員に達し次第、募集を締め切ります)
◇詳細・お申し込みはこちらから
http://www.f-suiso.jp/3rd_koudo.html
◇主催 福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)/独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)/国立大学法人 九州大学 水素エネルギー国際研究センター/独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター(HYDROGENIUS)
◇後援 水素エネルギー協会(HESS)/燃料電池開発情報センター(FCDIC)/公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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