燃料電池ワールド Vol.690 (2010/05/26 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.690
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■2010年05月26日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年05月25日のWEB LINK NEWS
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2010/05/25 トヨタと独ダイムラー、燃料電池車で提携を計画=FTドイツ紙(時事通信)*【フランクフルト時事】25日付の独紙フィナンシャル・タイムズ・ドイツは、トヨタ自動車と独自動車大手ダイムラーが燃料電池車の開発で広範な提携を計画していると報じた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000168-jij-biz

2010/05/25 【マレーシア】原発よりも太陽光:次世代エネ世論調査、首相も民意考慮(NNA)

 既存の火力発電に代わる新たな発電源として、太陽光発電が最も国民の支持を得ていることが分かった。原子力発電所を押す声は太陽光の約半数。よりクリーンなエネルギーを求める国民の要望は、政府が検討を進める2020年以降のマレーシア初の原発稼働計画にも影響を及ぼしそうだ。

 星州日報や光華日報によると、ナジブ首相の発言などを伝えるサイト「1マレーシア」は今月3?17日にかけて、代替エネルギーに関する世論調査を実施した。回答者数は2,051人だった。

 調査の結果、代替エネルギーとして太陽光発電を選んだ者は全体の58.8%(回答者数1,207人)と過半数を占めた。次いで多かったのが原発の22.8%(同467人)。バイオマス発電と風力発電がこれに続いている。

 ナジブ首相は調査結果を受けて、「政府は原発建設を決定する前に国民の声を聞く必要がある」と原発計画の推進に当たり、世論も意識して行く姿勢を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000004-nna-int

■海外ニュース
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<輸送>
●SFC社、バッテリー電気自動車のための燃料電池システムを提案、またドイツの政府機関車両に燃料電池を搭載(2010年04月19日、29日)

 SFCスマート・フュエルセルズ社(SFC Smart Fuel Cells)とESGエレクトロニックシステム・ウント・ロジスティク社(ESG Elektroniksystem- und Logistik-GmbH)は、バッテリー電気自動車のための革新的な熱電併給概念を提示している。バッテリー電気自動車に積載された燃料電池は、要求に応じてバッテリーを自動的に再充電し、同時に冬季には冷えたバッテリーと室内を温めるために熱を提供する。そして最新のバッテリー管理システムと燃料電池のハイブリッド化によって、送電網のコンセントが見つからないときでも驚くほど微量の電力で航続距離を伸ばし、バッテリー車両の問題を大幅に解決しようとしている。

 SFC社はまた、ドイツ連邦政府物資輸送局(German Federal Office for Goods Transport)のほとんどの400台の車両に積載する燃料電池を提供している。これらの車両は、動かないときにバッテリーを再充電するためにはアイドリングをしなければならず、雑音と環境汚染を免れなかったが、燃料電池を搭載して必要なときにバッテリーを再充電し、この数カ月間は経費も減らすという成功を収めている。
http://www.efoy.com/en/press-release/11237-e-mobilitaet-ohne-einschraenkungen-innovative-kraft-waerme-kopplung-fuer-elektrofahrzeuge-mit-sfc-brennstoffzellen.html
http://www.efoy.com/en/press-release/11238-bundesamt-fuer-gueterverkehr-bag-setzt-bei-der-ausruestung-seiner-mobilen-bueros-in-den-einsatzfahrzeugen-auf-brennstoffzellen.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆あらゆる機器をモバイルに、超小型燃料電池
?単3サイズでノートパソコン?
◇日時:5月27日(木)午後3時から午後5時
◇場所:東葛テクノプラザ 大学等研究交流サロン
(千葉県柏市柏の葉5-4-6)

☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutsusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

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