燃料電池ワールド Vol.685 (2010/05/19 10:12)

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□燃料電池ワールド Vol.685
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■2010年05月19日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第12回 技術者育成コース」開催!【再掲】

 7月27日(火)から30日(金)の4日間、「実践的な実習」と「幅広い講義」により技術者に必要な知識の習得を目指す「技術者育成コース」を開催します。

 少人数制で参加者1人1人が機材に触れることができる実習や、水素ステーション、燃料電池自動車の実物を使用した構造等の解説が特長のコースです。
 皆様のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日時:7月27日(火)?7月30日(金)
○会場:
・1日目 福岡県中小企業振興センター 4階 401B会議室
(福岡市博多区吉塚本町9番15号)
・2?4日目 九州大学伊都キャンパス 稲盛フロンティア研究センター ホールC(福岡市西区元岡744番地)
○受講料:50,000円/人(交流会参加の方は別途3,000円)
○締切:7月13日(火)※定員20名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/12th_gijutusya.html
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)、公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)

■2010年05月18日のWEB LINK NEWS
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2010/05/18 神戸で「エコカーフェア」-燃料電池自動車や電気自動車38台展示 /兵庫(みんなの経済新聞ネットワーク)

 神戸メリケンパーク(神戸市中央区波止場町2)で5月15日・16日、「神戸エコカーフェア2010」が開催された。

 同イベントは次世代自動車の展示、試乗を通じて日常生活における自動車のあり方を考え、公害防止、地球環境の保全を進める目的で開催されるもの。今年で23回目を数える。

 会場には次世代自動車と呼ばれる燃料電池自動車、電気自動車、低排出ガス車など38台を展示。中には、「究極のエコカー」と呼ばれ、水素と酸素を化学反応させて電気を作り、燃料電池を動力源とする燃料電池自動車も展示した。神戸バイオガスを充填した神戸市建設局東水環境センターのパトロール車や、「ポッポー」と汽笛の音で「お迎え」する汽車の形をした幼稚園児専用バスも。エコカーは風の抵抗を少しでも少なくし、燃費のいいように丸みのあるデザインが多いのが特徴だという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100518-00000025-minkei-l28
※写真あり

2010/05/18 蓄電池「寿命4倍・国際標準」…成長戦略に明記(読売新聞)経済産業省は17日、太陽光で発電した電気をためておく蓄電池を住宅やオフィスビルに普及させるため、2030年までに寿命を現在の4倍の20年に延ばし、製造コストを10%程度に引き下げる戦略目標を明らかにした。

 官民一体で研究開発体制を作り、規格の国際標準化を目指す。政府が6月にまとめる新成長戦略に盛り込む。

 住宅用では、三洋ホームズが昨年に国土交通省の補助を受けて蓄電池が付いた住宅の販売を始めているが、1戸あたりの価格は240万円程度高い。積水ハウスと大阪ガスも共同で太陽電池と燃料電池で発電し、蓄電池で電気をためる住宅の実証実験を行っているが、本格普及はまだ先だ。研究開発では、リチウム以外の新素材による技術革新や、原材料のレアメタル(希少金属)の安定確保にも取り組む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-00001288-yom-bus_all

2010/05/18 重いクルマ…緩くなる基準 都「低燃費認定に抜け道」(産経新聞)

 燃費基準を達成した自動車を、国が「燃費基準達成車(低燃費車)」として認定する制度について東京都が“抜け道”の存在を指摘している。国の基準は自動車の重量が重くなるほど緩くなるため、本来は基準を満たさない車にパワーシートなどを搭載し、重量をかさ上げした“見せかけ”の達成車があるためだ。『お引っ越し』という業界用語まである。都では、より厳密な基準を設けることを国に働きかけることにしている。

 国は省エネ法で定めた燃費基準をクリアした自動車を「低燃費車」と規定。該当車には緑色のステッカーを与え、公的なお墨付きを与えている。お墨付きを得ることは、エコカー減税などの優遇策を受けるための前提基準ともなっている。

 例えば「平成22年度燃費基準」では、一般乗用車を重量に応じて9区分に分類。重量が703キロ未満の車ではガソリン1リットル当たりの走行距離が21・2キロ。703キロ以上828キロ未満では同18・8キロで燃費基準を達成する。

 わずかな重量差で基準値が変わるため、本来なら基準値を満たさない車でもパワーシートやサンルーフといったオプションを追加してかさ上げするケースがあるという。「燃費は悪くなる一方なのに、なぜか制度上の環境性能は上がり続け、いつの間にか低燃費車の区分に“お引っ越し”。あげくにエコカーとして減税が適用される不思議な現象が起きている」(都担当者)

 都の指摘はそれだけにとどまらない。エアコンやカーナビなどの電装品は現代車の必需品。ところが国の燃費制度ではこれら電装品を除外した車単体での燃費基準を採用している。都では「メーカーが電装品の省エネ化を図るインセンティブに欠ける」と指摘。電装品の消費エネルギーを含めた基準値を定めるように国に求める方針だ。

 これに対して、国土交通省は「区分を細分化すると燃費試験に膨大なコストがかかる」と説明している。

 都が厳格な基準作りを国に求めることには、都内で自動車から排出される二酸化炭素(CO2)排出量が、都内のCO2総排出量5578万トン(19年度)の4分の1におよんでいるという事情がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100518-00000059-san-pol

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●フュエルセル2000、州ごとの燃料電池活動報告を発表(2010年04月)

 非営利団体「フュエルセル2000」はこのほど、『アメリカにおける州単位に見た燃料電池』を発表した。これは、アメリカ全土を7つの区域に分けて、50の州とコロンビア特別区のそれぞれの燃料電池と水素に関わる活動の調査結果を提供している。「フュエルセル2000」はこの調査から、カリフォルニア、コネチカット、ニューヨーク、オハイオ、サウスカロライナの5州を燃料電池の先進州トップ5として選んでいる。
http://www.fuelcells.org/statereport.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□──────────────詳細は、http://www.fcworld.jp/fc_02event.html
☆あらゆる機器をモバイルに、超小型燃料電池
?単3サイズでノートパソコン?
◇日時:5月27日(木)午後3時から午後5時
◇場所:東葛テクノプラザ 大学等研究交流サロン
(千葉県柏市柏の葉5-4-6)

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