燃料電池ワールド Vol.658 (2010/04/06 10:19)

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□燃料電池ワールド Vol.658
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■2010年04月06日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp

■2010年04月05日のWEB LINK NEWS
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2010/04/05 <プレスリリース>東京ガス、「スマートエネルギーネットワーク推進室」を発足(毎日新聞)

 東京ガス(社長:岡本毅)は、「スマートエネルギーネットワーク」の早期実現に向けて、「スマートエネルギーネットワーク」に関連する企画立案・実証事業の推進などを行うとともに、対外窓口として産官学との連携を進めるために、本年4月5日付で、総合企画部内に「スマートエネルギーネットワーク推進室(8人)」を発足いたします。

 同推進室は、燃料電池やコージェネレーションなどのエネルギーの革新的技術を活用し、電気・熱・再生可能エネルギーおよび未利用エネルギーなどのベストミックスを実現する次世代エネルギー・社会システム「スマートエネルギーネットワーク」の推進に向けて立ち上げるものです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000014-maibz-ind

2010/04/05 <LPG>3社が事業統合 国内首位に(毎日新聞)

 石油元売り最大手の新日本石油と、三井物産、丸紅は5日、液化石油ガス(LPG)事業を10年度内に統合する方向で検討を始めたと発表した。統合して発足する新会社の国内シェアは約25%と、出光興産と三菱商事が出資する「アストモスエネルギー」(東京都千代田区)を抜いて首位に浮上する。

 新日石が国内シェア2位のLPG事業を分離し、三井物産と丸紅が共同出資する「三井丸紅液化ガス」(東京都千代田区、同3位)と統合する。5月末をめどに正式契約を目指す。

 国内のLPG市場は、人口減や電力会社によるオール電化の攻勢などにより縮小傾向が続いている。08年度の国内販売量は1737万トンと前年度比で6.9%減少した。新会社は設備の合理化を進めて収益改善を図るほか、新日石が手がける家庭用燃料電池や太陽光発電システムなど次世代エネルギー事業に力を入れ、収益源の多角化を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000061-mai-bus_all

2010/04/05 新日鉄、高級鋼の製造力強化へ脱ガス設備増設(レスポンス)

 新日本製鐵は2日、自動車生産台数の回復に伴って高級鋼の需要が増大が見込まれるため、君津製鉄所に増設工事を進めてきた鋼の二次精錬設備である脱ガス設備が本格稼働を開始したと発表した。

 脱ガス設備は、溶鋼中の水素、炭素を除去する設備で、エネルギー向け厚板鋼板や自動車用鋼板などの高級鋼の製造に必要な設備。今回増設した設備の能力は年間200万t。

 脱ガス設備は、2007年に八幡製鉄所と名古屋製鉄所に1基ずつ増設を完了しており、今回の君津製鉄所での増設で、一貫生産体制が完成、高級鋼対応力を強化する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000004-rps-bus_all
※写真あり

2010/04/05 米政府、新燃費基準を発表…2016年までに42%向上(レスポンス)

 米国政府は1日、2012年から米国内で販売する乗用車とライトトラック(SUV/ミニバン/ピックアップトラック)に適用する新しい燃費基準を正式発表した。2016年までに1台当たりの平均燃費を、現行の25マイル/ガロン(約10.6km/リットル)から35.5マイル/ガロン(約15.1km/リットル)へ42%引き上げることを、すべての自動車メーカーに求める内容だ。

 新基準は2012年から適用され、2016年までの5年間に、毎年5%ずつ規制を強化。米国政府の試算によると、2016年に販売される新車の生涯消費燃料は、約10億8000万バレル(約1717億リットル)節約できるという。これを1台当たりのコストに換算すると、約3000ドル(約28万円)の燃料代が浮く計算だ。

 新燃費基準では、2016年までに1台当たりのCO2排出量を155g/km以下にすることも盛り込まれた。米運輸省のラフード長官は、「今回の決定は、歴史的なもの。新燃費基準が、自動車産業に新たな技術革新を呼び起こすだろう」と、述べている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100405-00000005-rps-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●ニューヨーク州、燃料電池計画に2160万ドルを割り当て(2010/03/26)

 ニューヨーク州の公共サービス委員会(Public Service Commission)は、今後5年の間、家庭や事業所などの小規模な再生可能エネルギー計画のための2億7900万ドルの資金提供パッケージを認可した。この資金は、国の再生可能エネルギー使用基準イニシアティブ(Renewable Portfolio Standard initiative)によってもたらされ、2015年までに電力の30%を再生可能資源から調達することを目的としている。この計画は、ハドソン渓谷とニューヨーク市周辺の燃料電池計画に向けられる2160万ドルを含んでいる。
http://www.brighterenergy.org/6894/news/wind/new-york-solar-pv-take-up-slumps-after-rebate-cut/

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「第9回 経営者コース」開催!【再掲】

 水素エネルギー新産業への参入を目指す意欲的な経営者等を対象とした「経営者コース」を開催します。

 皆様からのご要望にお応えし、今回から、講義「水素エネルギー新産業の市場展望」では海外の市場動向を新たに追加します。

 また、施設見学では、平成21年9月に供用開始した「九州大学水素ステーション」や燃料電池自動車の実物をご覧いただきます(ご希望の方のみ)。

 水素の基礎から市場展望までを短時間で学んでいただける好評のコースです。

 水素ビジネスへの参入を目指す企業経営者や幹部の方々のご参加を心からお待ちしております。
○対象:水素エネルギーに関心を持つ企業経営者等
○日時:5月28日(金)12:50〜17:40
  ※施設見学 17:50〜18:10(希望者のみ)
   交流会 18:15〜19:15(希望者のみ)
○会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡774 ウェスト4号館914号室)→ http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/info/index.html
○受講料:3000円/人(交流会参加の方は別途2000円)
○締切:5月14日(金)※定員40名になり次第締め切ります。
○カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/9th_keieisha.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!
○主催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

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