燃料電池ワールド Vol.634 (2010/03/01 08:54)

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□燃料電池ワールド Vol.634
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■2010年03月01日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
                  ◇http://www.fcworld.jp



※今日からウェブサイト

 今日は2010年3月1日です。本日からPEM-DREAMのウェブサイト「燃料電池ワールド」を始めます。URLは、http://www.fcworld.jp です。

 何とかかんとか格好を付けたものの、技術的には試行錯誤の連続です。内容も、メルマガやブログと重複することがしばらく続くと思いますが、ここに載せたいコンテンツはたくさんあります。難しいことはできませんが、慣れて運用が安定してくるに従って徐々に増やそうと思っています。

 また現状では、about us とcontact us ができていません。サイトの変更は随時、メルマガでお伝えしますので、よろしくお願いします。

■燃料電池関連イベント
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☆EV/FCVが世界の自動車産業にもたらす意義と挑戦

  ??ドイツNRW州のパワートレイン、バッテリー・燃料電池とインフラ整備【再掲】

 セミナーは3月3日?5日に東京ビッグサイトで開催される「国際二次電池展、国際水素・燃料電池展、国際太陽電池展」に合わせ開催いたします。テーマは現在急速な成長を遂げているe-モビリティ、バッテリー、燃料電池を中心にe-モビリティ・モデル地域に選ばれたドイツNRW州における最新動向と技術開発、また自動車産業、燃料電池・バッテリー関連機関からも講演者をお迎えし、日独間の新たなビジネスの発展に繋がる多様な内容となっております。ご参加を心よりお待ちしております。
◇日 時:3月4日(木)10:00〜18:30(交流会 17:00〜18:30)
◇会 場:東京ベイ有明ワシントンホテル 3F「アイリス」
      (東京ビッグサイトより徒歩3分)
◇参加費用:無料
◇言 語:日英語(同時通訳付き)
◇詳細・申し込み:下記リンクから
     http://www.nrw.co.jp/service/seminare_jp/
◇主 催:NRW.INVEST/NRWジャパン
◇協 力:燃料電池・水素ネットワークNRW
◇後 援:ドイツ連邦共和国大使館

☆平成21年度JHFCセミナー(第8回)水素・燃料電池実証プロジェクト成果報告会

  ?2015年の一般普及に向けた取り組みの現状と今後の課題?【再掲】

 次世代自動車として期待される燃料電池自動車(FCV)と、その燃料となる水素インフラの本格的普及を目指し、産学官連携で推進しているJHFCプロジェクトの一年間の活動報告会です。FCV普及開始目標として定められた2015年を目前に控え、国内外の業界の動向や、実証試験から得られた最新結果を発表します。

 また、今後の取り組みや米国のエネルギー政策について広く知っていただく機会も設け、セミナーを通して、水素・燃料電池の普及・技術研究開発の促進につながることを目的にしています。
◇日 時:3月2日(火)13:00?17:00
◇場 所:ベルサール六本木 地下1階 ホールC・D
     (東京都港区六本木7-18-18)
◇定 員:550名
◇参加費:無料
◇詳細・申し込み:http://www.jhfc.jp/news/event/2010/001/index.html
◇主 催:財団法人石油産業活性化センター、財団法人日本自動車研究所、

     財団法人エンジニアリング振興協会、社団法人日本ガス協会

☆燃料電池市民講座:燃料電池自動車「クラリティ」試乗会【再掲】(注:申込方法が一部変わりました)

 地球規模の環境問題が大きな波となって世の中を動かしています。自動車の分野ではハイブリッド自動車、電気自動車などがガソリンエンジン車に混ざって、道路を走るようになってきました。2015年からは燃料電池自動車の一般ユーザーへの普及が始まります。

 PEM-DREAMは2005年に、燃料電池自動車「トヨタFCHV」の試乗会を行いました。それから5年、今回はホンダの最新の燃料電池自動車「クラリティ」の試乗会を行います。併せて、日本における水素インフラの状況について、建元章氏(岩谷産業株式会社水素エネルギー部長)からの座学を行い、自動車分野の燃料電池の適応について勉強したいと思います。
◇日 時 3月6日(土)午後2時?5時
◇会 場:岩谷産業株式会社東京本社会議室(JR新橋駅より徒歩10分)
◇参加費:3000円
◇定 員:20人くらい
◇申し込み:「試乗会へ参加」と明記して、1)氏名と、2)会社、団体などの所属機関のある方は【会社/団体名と住所・電話番号】を、所属機関のない方は【自宅の住所・電話番号】を記入して、下記メール宛にお送りください。
 E-mail pemdream@gmail.com
◇主 催:燃料電池NPO法人PEM-DREAM

■2010年02月26〜28日のWEB LINK NEWS
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2010-02-26 「未公開株買えば必ず儲かる」 振り込め詐欺まがいの巧妙手口(J-CASTニュース)

 「株式上場前に投資すれば、必ず儲かる」といって未公開株を売りつけ、投資家との間でトラブルになる例が急増している。電話で勧誘したり、ダイレクトメール(DM)を送りつけたりして、ATMで振り込ませるという。「振り込め詐欺」の新たな手口ともいえるが、なかには関東財務局の印章を偽造して押印した書類を投資家に見せて信用させるといった巧妙なものもある。
■投資家を安心させるため「公的機関を装う」
■「過去の被害を全額回復できる」とさらに騙す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100226-00000003-jct-bus_all

2010-02-27 市場の話題(1)=普及進む「燃料電池」関連、年率4割の高成長分野(サーチナ)

 折に触れて株式市場のテーマとして浮上する可能性が高いとして、「燃料電池関連」に再注目する動きが台頭している。

 「エネファーム」と呼ばれる家庭用燃料電池の歴史は意外と浅いが、ここにきて普及に弾みが付いてきたことが株式市場で注目される理由だ。国による大規模実証事業がスタートしたのは2005年度。3年後の08年度までに累計で3307台の機器が稼動しているが、09年5月から世界に先駆けて国内で一般販売が始まった。

 経済産業省の「長期エネルギー需給見通し」では2030年に累計250万台の普及が見込まれている。年率40%の伸びを示す計算だ。現在、発電所、オフィスビル、家庭、自動車、船舶などでの利用が想定されており、世界中の企業や大学などによる開発競争が繰り広げられているが、日本企業が優位性を発揮できる分野として注目度が高い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000011-scn-biz

2010-02-27 市場の話題(2)=実用化が加速する「燃料電池」(サーチナ)

 現在、実用化が最も早く進んだものが09年5月から販売されている家庭用燃料電池に用いられているもので、「固体高分子形(PEFC)」と呼ばれる方式。動作温度が低く、常温から90℃以下で作動する。

 このためプラスチックなどの安価な素材も使用できるほか、起動時間が短いことや構造が他の方式に比べれば簡易なことが普及につながっている。この分野では、パナソニックや、東芝系の東芝燃料電池システムのほか、新日石と三洋電機が出資するENEOSセルテックなどの燃料電池メーカーがあり、ガス会社や石油会社などと製品開発や販売面で連携している。

 一方、今後、実用化が期待されているものが、「固体酸化物形(SOFC)」と呼ばれる方式。実用化を目指して企業間の共同開発が進んでいる。07年度から実証研究が行われ、初年度は全国29カ所、08年度は36カ所、09年度は62カ所で運転試験が行われている。

 水素と酸素の化学反応の効率が高いため触媒が不要で、発電効率が高く、排熱の有効利用などの点がメリットとして挙げられている。この方式では、「京セラ・大阪ガス・トヨタ自動車・アイシン精機」連合と「新日石・京セラ」連合が2大陣営。既に家庭用燃料電池の共同開発が発表されており、2010年代前半にも一般販売を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000012-scn-biz

2010-02-27 市場の話題(3)=「燃料電池」の中核は共同開発で京セラ(サーチナ)

 「燃料電池関連」の中核銘柄は京セラ。今後、実用化が期待されるSOFC方式の2大陣営に属している。京セラはまた2大陣営以外でも、東京ガス、リンナイとも組んでいる。またトヨタ自動車も「京セラ・大阪ガス・トヨタ自動車・アイシン精機」連合以外で、三菱重工業と共同開発中だ。
 主な共同開発連合は以下の通り。
(1)京セラ、大阪ガス 、トヨタ、アイシン精機→2010年代前半にも製品化を目指す。(2)京セラ、新日本石油 →一般家庭電力の約6割を賄える1kW級の燃料電池を共同開発中。2011年度にも戸建て・マンションなどへの設置可能な機器発売を目指す。(3)京セラ、東京ガス、リンナイなど
(4)TOTO、日立
(5)日本ガイシ、新日鉱HD傘下のジャパンエナジー、住友精密工業→飲食店や介護施設などで使う3kW級の燃料電池を開発。市販灯油をそのまま使える点で注目されている。(6)三菱重工業、トヨタ
(7)三菱マテリアル、関西電力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000013-scn-biz

2010-02-27 市場の話題(4)=「燃料電池」の部品では日清紡HDがリード役(サーチナ)

 このほか、部品メーカーの恩恵享受期待も大きい。以下は主な燃料電池部品メーカーだが、最も取り組みが加速しているのが、日清紡HDだ。
 主な燃料電池向け部品供給メーカー
(1)セパレーター=日清紡HD、昭和電工、住友金属工業、特殊電極(2)電極触媒=日清紡HD、昭和電工、ホソカワミクロン、ダイハツ工業、田中化研 (3)電界質幕=東レ、クラレ、旭化成、トクヤマ、東亜合成、日本触媒、JSR、旭硝子、高度紙
(4)水素製造・供給=岩谷産業、大陽日酸、栗田工業、シナネン、伊藤忠エネクス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100227-00000014-scn-biz

■海外ニュース
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今日は休みます。

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