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□燃料電池ワールド Vol.592
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■2009年12月21日発行
◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM
◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream
■2009年12月18〜20日のWEB LINK NEWS
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2009/12/19 風力発電拡大へ地域融通 東京電力など3社、相互支援で合意(フジサンケイ ビジネスアイ)
東京電力と北海道電力、東北電力は18日、地域間の電力融通や新たな電力制御技術を採用することで、風力発電の拡大を図ることに合意したと発表した。第1弾として、風力発電事業者が北海道に新設する風力発電所から、2014年度をめどに計10万?20万キロワット程度を北海道電が受電し、東電と協力して実証試験に乗り出す。東京電力は東北電力とも同様の仕組みで風力発電事業を支援する計画だ。
電気事業連合会は地球温暖化対策として、エネルギー源に占める非化石エネルギーの割合を2020年度をめどに現在の約33から50%に高めることを自主目標としている。東電の清水正孝社長は「(自然エネルギーでの電力融通は)初めての取り組みだが、自主目標を達成するためには風力発電導入のネックとなる問題を今から解消していく必要がある」と述べ、3社が協力する意義を強調した。
風力発電の発電量は世界規模で拡大しているが、日本の風力発電市場は08年度末で186万キロワットと世界で13位にとどまる。建設コストの高さや立地条件の厳しさから、新規立地が進まないことも大きいが、地域での電力網の容量不足に加えて、既存の電力系統につなげる取り組みも課題となっていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091218-00000009-fsi-bus_all
2009/12/20 <掘り出しニュース>中古車、独自でEVに 新潟・阿部さん(毎日新聞)
走行中に排ガスを出さないエコカーとして脚光を浴び、世界の自動車メーカーが普及に本腰を入れ始めた電気自動車(EV)。庶民にはまだ高根の花だが、中古の普通車を改造して独力でEVを作り上げ、走り心地を楽しんでいる。
もともと環境対策に関心があったが、2月に東京都内に開かれた国際水素・燃料電池展を見学したのが製作のきっかけ。EVの試乗会があったが、希望者が多く、乗ることができなかった。
「それなら、自分で作って乗ってみよう」
本職は金属プレス加工で、自動車は素人。最初はボンネットを開けた際、複雑な内部構造に戸惑った。ガソリンエンジン、マフラー、燃料タンクを取り外し、代わりに電気モーターや、鉛のバッテリー9個を備え付けた。バッテリーは自動車メーカーが使う高価なリチウムイオン電池でなく、通常の車で使われるものを使った。試行錯誤だったが、持ち前の溶接技術でバッテリーを内部にはめ込み、どうにかメドがたった。
製作には約100万円を投じ、9月上旬に完成。「スイッチを入れ、動いたときは何とも言えなかった。静かでなめらか。『こういう走りなのか』と」。燃料電池展の試乗会に参加できなかっただけに、感激もひとしおだった。9月下旬には車検を通り、ナンバーが交付された。
充電は自分の工場の電源を使い、1回で約20キロの走行が可能。近くの得意先回りや日常生活で使っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091220-00000012-maiall-soci
※写真あり
■海外ニュース
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<定置用電源>
●フュエルセル・エナジー社、ポスコ社と使用許諾契約書に署名(2009/10/28)
フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、ポスコ・パワー社(POSCO Power)との使用許諾契約書に署名した。これはポスコ社が、フュエルセル・エナジー社から供給される膜と部品から燃料電池スタックを組み立てることを許可するもので、これらの燃料電池部品は、販売用の燃料電池発電プラントを完成させるために、韓国で作られるプラント機器(balance-of-plant)と組み合わされる予定である。
http://fcel.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=419230
〔訳注〕バランス・オブ・プラント(balance of plant;BOP) 燃料電池本体以外の、燃料プロセッサー・圧縮機・熱交換機及びパワーコンディショナーなどのプラント構成機器。
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