燃料電池ワールド Vol.571 (2009/11/19 08:55)

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□燃料電池ワールド Vol.571
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■2009年11月19日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆【第4回 家庭用燃料電池補機セミナー】【再掲】
?家庭用燃料電池・補機類に関する最新ニーズを把握できる絶好のビジネスチャンス?

 本セミナーは、周辺機器(補機類)に応用可能な優れた技術、ノウハウを有する企業の皆様に、燃料電池用補機類に要求される仕様など、新規参入に有用な最新情報を提供しています。

 今回のセミナーでは、NEDO技術開発機構より「家庭用燃料電池システムのコストダウンに向けた周辺機器の技術開発」について解説するとともに、補機分野への参入を果たしたメーカーより「補機類の技術課題や開発において苦労された事、参入成功要因」等についてご講演いただきます。

 また、講演終了後には、講師および補機分野に精通した補機研究会コーディネーターを囲んで名刺交換会を行います。

 参加申込の締め切りは、11月20日(金)となっていますので、お早めにお申し込みください。
○概 要
開催日時:11月27日(金) 14:00〜16:30
会  場: 福岡県吉塚合同庁舎6階 603A会議室
(福岡市博多区吉塚本町13-50)
定  員:100名【定員に達し次第、申込受付を締め切ります】
参 加 費:無料
◇補機セミナーの詳細はこちらから
http://www.f-suiso.jp/H21hokiseminar4.html
◇参加申込み方法(オンラインでお申込みください)
https://www.sipstool.com/f-suiso/anq/index.php?p=20091009095852
○主  催:福岡水素エネルギー戦略会議

☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”(参加費無料)/大阪【再掲】

 経済産業省は、燃料電池に関するセミナー、見本市等を開催する。その全容が決まり、事前登録が始まっている。(http://www.fc-osaka.jp)
会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○セミナー会場では、特別講演、8つの技術セミナー、パネルディスカッションを開催プログラムや事前登録はこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html
・特別講演:Fuel cell Hydrogen Network(ドイツNRW州)
・パネルディスカッション:「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」
・技術セミナー:エネファームシステムメーカー、SOFC,PAFC,マイクロ燃料電池、水素インフラ等燃料電池基幹企業が最新の技術開発の動向を紹介
○見本市では、大阪ガス、新日本石油、東芝燃料電池システム、日本エア・リキード、富士電機システムズなど基幹企業をはじめ、優れた技術を有する先端企業62社、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、おおさかFCV推進会議、関西の主要大学・研究機関が出展する。
○燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される(「おおさかFCV推進会議」主催)
  (http://www.fc-osaka.jp/event/index.html)
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター技術・情報振興部内

        「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
         TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

☆有機ハイドライド利用システム研究会 特別講演会【再掲】
「『低炭素社会』実現に向けた現状と展望?有機ハイドライド利用技術の最新動向」
○日 時:12月16日(水) 13:00?17:40
○場 所:弘済会館 東京都千代田区麹町5?1 
     http://www.kousaikai.or.jp/hall/index.html
     JR「四谷駅」麹町出口、
     または地下鉄「四谷駅」共通1番出口から徒歩5分
○会 場:弘済会館 会議室「梅」
○参加費:会員無料(法人会員は無料。複数名可)

     非会員 お一人様 8000円(資料代含む。当日現金払い)
○講演内容
1.基調講演 東京工業大学統合研究院教授 柏木 孝夫氏
「新政権下のエネルギー政策」
2.九州大学・水素エネルギー国際研究センター長教授 佐々木 一成氏「産学官地域連携による水素エネルギー社会実現:福岡水素プロジェクトを例として」
3.株式会社新エネルギー研究所取締役 斉藤 泰和氏
「有機ハイドライドによる海外風力水素の貯蔵輸送利用」
4.財団法人エネルギー総合工学研究所プロジェクト試験研究部部長 坂田 興氏「水素キャリア(高圧および液体水素、有機ハイドライド)に応じたフィージビリティスタディに関して」
5.財団法人石油産業活性化センター新燃料部長 菊池 和廣氏
「製油所における水素製造と供給システムの今後の展開と有機ハイドライドの活用」
◇申込方法(12月14日(月)申込締切)
メール(奥田okuda@hrein.jp)またはファックス(011?209?9778)にて下記の項目を明記の上、お申し込み下さい。定員となり次第、締め切りとさせて頂きます。
 ・参加者貴名(フリガナ)
 ・貴団体名(フリガナ)
 ・参加者の部署・役職名
 ・住所 
 ・電話、ファックス
 ・電子メールアドレス
○お問い合わせ 有機ハイドライド利用システム研究会事務局
   http://www.organic-hydride.com/

■2009年11月18日のWEB LINK NEWS
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2009/11/18 <ホンダの評判>日系企業、燃料電池車開発競争進む―中国(サーチナ)

 二酸化炭素(CO2)排出規制が叫ばれる中、CO2を排出しない燃料電池車への期待は高まっている。現時点で燃料となる水素ガスの供給ステーションの普及など課題はあるが、各メーカーは燃料電池車を視野に入れた戦略は必要不可欠と考えているようだ。

 中国のウェブサイト「慧聡網」は、日系企業の燃料電池車を特集した記事の中で、「数分で燃料補給ができて、排出するのは水蒸気だけ。そんなSF小説みたいな車がすでに存在する」として、ホンダの燃料電池車「FCXクラリティ」を取り上げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000016-scn-bus_all

2009/11/18 家庭用燃料電池を開発 沖縄ガス、県内初 民家に設置(琉球新報)

 沖縄ガス(那覇市、湧川昌秀社長)は発電と給湯を同時に行う家庭用燃料電池「エネファーム」を県内で初めて那覇市古波蔵の民間住宅に設置し、17日、一般公開した。発電と給湯が同時に家庭で実現できるため、従来の発電所からの送電で作動させていた給湯器と比較すると、CO2排出量が30?40%削減できる見込み。環境に優しい装置として同社は普及を図りたい考えだ。

 民間住宅で開いた記念式典で湧川社長は「二酸化炭素(CO2)削減には産業だけでなく、商業や家庭などが連携していく必要がある。環境に優しい装置の家庭への設置を通して、低炭素社会の実現に向けてメッセージを発信したい」と語った。

 今回、「エネファーム」を設置した住宅の所有者の湧川健一さんは「微力だと思うが、(設置することで)CO2削減に貢献したい」と話した。

 沖縄ガスは「エネファーム」を303万円(工事費込み)で販売する。購入には国の補助金制度が適用され、最大140万円を国が補助する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000009-ryu-oki
※写真あり

2009/11/18 トヨタ プリウスPHV、12月より納車開始(レスポンス)

 トヨタ自動車は18日、12月よりリース販売を開始する『プリウス・プラグインハイブリッド(PHV)』について、経済産業省のモデル事業『EV・PHVタウン』に選定された自治体を中心とする特定利用者との商談を開始したと発表した。

 トヨタでは、ハイブリッド技術を中心に、EVや燃料電池ハイブリッド車(FCHV)についても実用化に向け開発を進めており「石油消費の抑制、CO2排出量の削減とエネルギー多様化に向けた取り組みを続けていく」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000017-rps-bus_all
※写真あり

2009/11/18 小学校の体験授業、メルセデスベンツ日本が燃料電池車など提供(レスポンス)

 メルセデスベンツ日本は18日、大阪府豊中市の豊中市立熊野田小学校で20日に開催される「交通環境学習クルマ大集合」に、水素を燃料とした燃料電池車『F-Cell』やクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを提供すると発表した。小学5年生の児童とその保護者を対象に実施される総合体験学習行事だ。

 この体験型交通環境学習は豊中市の主催で、自動車の役割と存在の大切さ、環境への負荷を軽減するため努力の大切さを子どもに学んでもらうことを目的に実施する。

 当日は小学校のグラウンドにトラックや消防車、清掃車など10台の多彩な車両が集結する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000023-rps-bus_all
※写真あり

2009/11/18 京都環境フェスティバル、メルセデスベンツ日本がエコカー提供(レスポンス)

 メルセデスベンツ日本は、11月21日と22日に京都府総合見本市会館(パルスプラザ)で開催される環境イベント「京都環境フェスティバル2009」に、スマート『フォーツーmhd』や、燃料電池車『F-CELL』といった次世代エコカーの試乗車両や展示車両を提供すると発表した。

 「京都環境フェスティバル」は京都府などが主催し、平成2年度から毎年開催されている参加・体験型イベント。今年は、「つながる 広がる KYOのエコ」をテーマに、エコカーの試乗・展示のほか、およそ130以上の環境NPO、学校、企業などが出展する環境ブース展示、有識者による低炭素社会の実現に関するパネルディスカッションやステージイベントなどを開催する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000036-rps-bus_all
※写真あり

2009/11/18 米・ユタ州の精油所で発生したガス爆発の瞬間映像公開される(フジテレビ)

 メリカ・ユタ州の精油所で、11月4日に発生したガス爆発の瞬間映像が公開された。
 たばこを吸う男性。そこへ突然、炎の波が押し寄せた。

 また、頭に火が燃え移ってしまった人の姿もあり、混乱の中、人々が、その場から逃げ出して行く様子がとらえられていた。

 アメリカ政府の調査委員会は、現場付近で漏れてきた水素ガスが引火したものとみて、調査を続けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20091118/20091118-00000809-fnn-int.html
※映像あり

2009/11/18 ドイツに学ぶ脱原発 福岡・水巻町の団体、テキスト出版 「リスクを知って選ぼう」(西日本新聞)

 民主党政権が温室効果ガスの大幅削減目標を打ち出す中、環境先進国・ドイツの原子力政策に学ぼうと、福岡県水巻町の社団法人が「原子力発電がとまる日-脱原発化を選んだ、ドイツからのメッセージ」を出版した。インターネットの通信販売のみだが、10月下旬の発売以来、約1カ月で千冊が売れる人気ぶりだ。

 同法人は、環境や命に配慮したビジネスを考える「スロービジネスカンパニー」。出版は、チェルノブイリ原発事故の被害に遭った子どもたちを支援してきた同法人顧問で、会社社長の中村隆市さん(53)=同町=が、「原発の是非を論議する以前に、市民のほとんどが原発を詳しく知らないのでは」と思ったことから企画した。

 ドイツの環境・自然保護・原子力安全省(BMU)が、今年4月に公開した原子力に関する政策の説明文書を、許可を得て翻訳。イラストも加え、原発を知るテキストとして約40ページにまとめた。

 BMU文書は(1)原子炉の運転時には二酸化炭素(CO2)は排出されないが、ウラン採掘や濃縮、再処理、最終処分段階では排出される(2)大量の有害廃棄物を安全に最終処分する方法は世界中どこにも答えが見つかっていない‐などと指摘。風力発電などの再生可能エネルギー分野に比べ、高コストで雇用も相対的に少ない原発からの脱却を結論付けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091118-00000001-nnp-l40

■海外ニュース
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<輸送>
●アダプティブ・マテリアルズ社、フォートフッド基地で無人地上車両の実証試験(2009/09/23)

 アダプティブ・マテリアルズ社(Adaptive Materials)は最近、テキサス州フォートフッド陸軍基地で、アイロボット社(iRobot)の軍事用ロボット「パックボット(PackBot)」に着脱する180W級燃料電池の電池ケースの実証試験を行った。この燃料電池は、プロパンを燃料として、無人地上車両(unmanned ground vehicle;UGV)に用いる。
http://www.adaptivematerials.com/internal.php?sid=5&nid=60

●マクドネル・ダグラス社、空軍と無人航空機の契約を結ぶ(2009/09)

 米国空軍は、折りたたみ式無人航空機「スキャン・イーグル(Scan Eagle)」の燃料電池による推進システムを修正するためにボーイング社(Boeing Corporation)の子会社であるマクドネル・ダグラス社(McDonnell Douglas Corporation)と40万5449ドルの契約を結んだ。
https://www.fbo.gov/index?s=opportunity&mode=list&tab=list&_nfound=1

〔訳注〕スキャン・イーグルの折りたたみの意味 「ScanEagleは離着陸場が配置することを必要としない。その代り、それは今「SuperWedge」の発射筒としてInsituが特許を取る大学技術設計のプロジェクトの一部として、設計されている空気の発射筒を使用して進水する。」
http://www.worldlingo.com/ma/enwiki/ja/Boeing_ScanEagleより

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池総合イベント“FC FESTA 2009 in Osaka”のセミナー事前登録について/大阪【再掲】

 経済産業省では、燃料電池に関するセミナー、見本市等を同時開催する催事を2005年より大阪において毎年開催している。本年は『FC FESTA 2009 in Osaka』として、12月9日(水)、10日(木)の2日間、大阪国際会議場(大阪市)で燃料電池の総合イベントを開催する。(参加費無料)

 今回、エネファームシステムメーカー全3社をはじめ、SOFC,PAFC,水素インフラ等燃料電池基幹企業の技術セミナーや「儲かりまっか エネファーム?中小企業は参入できるのか?」と題したパネルディスカッション、海外の専門家による特別講演が開催されることが決まり、「事前登録」を開始した。
申し込みはこちら→ http://www.fc-osaka.jp/seminar/index.html

 また、同時に開催される見本市では、優れた技術を有する先端企業、中小・ベンチャー企業等約50社以外に、新エネルギー財団(NEF)、燃料電池普及促進協会(FCA)、水素・燃料電池実証(JHFC)プロジェクト、ENEOSセルテック、大阪ガス、東芝燃料電池システム、富士電機システムズ、ジャパン・エア・ガシズなどの出展が予定されているほか、「おおさかFCV推進会議」主催の燃料電池自動車・バス等の試乗会も開催される。
○会 期 12月9日(水)、10日(木)午前10時?午後5時
○会 場 大阪国際会議場 (グランキューブ大阪)3Fイベントホール他
     (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
○主 催 経済産業省資源エネルギー庁、おおさかFCV推進会議、(財)大阪科学技術センター
○詳細は、http://www.fc-osaka.jp/
○参加費 無料
○お問い合わせ 財団法人大阪科学技術センター 技術・情報振興部内

        「FC FESTA」事務局 河野(かわの)・師岡(もろおか)・米田
         TEL:06-6225-3666 FAX:06-6443-5319
         メールアドレス:fc-osaka@ostec.or.jp

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