燃料電池ワールド (2009/07/09 10:16)

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□燃料電池ワールド Vol.483
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■2009年07月09日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM-DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年07月08日のWEB LINK NEWS
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2009/07/08 温室ガス 2050年60?80%削減へ 「低炭素法案」与党が国会提出(フジサンケイ ビジネスアイ)

 自民、公明両党は7日、温室効果ガス排出削減の道筋を定めた「低炭素社会づくり推進基本法案」をまとめ、国会へ提出した。2050年までに二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出量を05年比60?80%削減することを明記。法施行から10年間を「特別行動期間」と定め、太陽光や風力発電など再生可能エネルギーの導入拡大など20項目の施策を集中的に進めるとした。民主党も同様の「地球温暖化対策基本法案」を国会に提出しており、実効性をめぐって論戦が展開されそうだ。
 ◆研究開発を支援

 与党案は、CO2排出のない太陽光、風力、水力などの再生可能エネルギーについては、最終エネルギー消費量に占める比率を20年までに05年の10%程度から20%に高めるとの数値目標を掲げている。実現のため、太陽光発電装置や蓄電池、燃料電池などの研究開発や普及促進を政府が支援するとした。

 ただ、与党案は具体的な目標を示したのは再生可能エネルギーの導入量などごくわずかで、排出削減への実効性は未知数だ。例えば、政府は原発9基新設、稼働率80%台を目指しているが、与党案は触れていない。麻生太郎首相が「2020年までに05年比15%削減」と決定した中期目標についても、「国際交渉による合意に基づき設定する」と記述するにとどめた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090707-00000025-fsi-bus_all

2009/07/08 北京汽車工業がオペル買収案提示、マグナより政府支援小さい(ロイター)[ベルリン 7日 ロイター] 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GMGMQ.PK>傘下のオペル買収をめぐり、中国の北京汽車工業(BAIC)は、カナダの部品大手マグナ<MGa.TO>に対抗し、政府支援や人員削減がより小規模な非公式買収案を提示した。
 ロイターが7日、BAICの買収案を入手した。

 BAICは、買収の目的を燃料電池やハイブリッドなどのオペルの最新技術の利用としており、オペルの技術を活かし成長著しい中国市場でのシェア拡大を図りたい考え。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090708-00000789-reu-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<輸送>
●エナーデル社、ACトランジットの燃料電池バスにバッテリーを提供(2009/05/27)

 アルメダ・コントラコスタ交通公社(Alameda-Contra Costa Transit District;AC Transit)は、すでに注文されている複数の新しい次世代型ハイブリッド燃料電池バスのリチウムイオン・バッテリーを製造するためにエナーデル社(EnerDel)との契約書に署名した。このバッテリーは、排気ゼロの燃料電池バスにとって欠くことのできない一部分であり、回生ブレーキ(regenerative braking)でエネルギーを取り込んで、燃費と効率を改善する。

 現在製造されている12台のバスは、ACトランジットの燃料電池艦隊の主力となり、カリフォルニア州大気資源局(California Air Resources Board)の先進的なゼロエミッションバス実証計画(Advanced Zero-Emission Bus Demonstration program)で湾岸交通経営組合(consortium of Bay Area transit operators)によって運用される。他の4台のバスは、UTCパワー社(UTC Power)が購入して、連邦公共交通局(Federal Transit Administration)のナショナル燃料電池バス計画(National Fuel Cell Bus Program)のもとでさまざまな交通公社(transit agencies)によって使われることになっている。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=215152&p=irol-newsArticle&ID=1292646&highlight=【燃料電池ワールドの過去記事】
■Vol.293 2007/09/02発行「バスのためにモーターを提供するUQMと燃料電池を提供するハイドロジェニックス社(2007/07/10)」

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆SSKセミナー【再掲】
●日本版スマートグリッド」普及の道程と活用システム
?電力系統に残された課題とメーターに必要な技術とは??
<1>スマートグリッドと日本の電力系統
 関西学院大学大学院総合政策研究科客員教授
 YSエネルギー・リサーチ代表
 山藤 泰氏
<2>SAPのスマートメーター活用基盤AMIと海外事例紹介

 SAPジャパン(株)インダストリー&ソリューション戦略本部公益産業担当部長
 松尾 康男氏
 SAPジャパン(株)ソリューション本部
 オペレーションマネジメント部ソリューションスペシャリスト
 川島 浩史氏
◇日 時:7月22日(水) 午後2時?5時
◇会 場:明治記念館(東京都港区元赤坂2?2?23)
◇受講料:1名につき31,290円(消費税込)

  同時に1社より複数ご参加の場合、2人目以降 26,040円(消費税込)
◇主 催:株式会社 新社会システム総合研究所
◇問い合わせ・申し込み:株式会社 新社会システム総合研究所
  TEL 03?5532?8850
  申込受付FAX 03?5532?8851
  E-mail  info@ssk21.co.jp
  または、下記HPから申し込みができます。
   http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_09222.html

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