燃料電池ワールド (2009/06/16 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.468
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■2009年06月16日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年06月15日のWEB LINK NEWS
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2009/06/15 【台湾】再生エネ法が成立、1千億元産業誕生に期待(NNA)

 再生エネルギー発展法案(再生エネ法)がついに成立した。最初に立法院に提出されてから約7年かかったが、1,000億台湾元産業誕生の期待も高まる。一方で、台湾電力が購入する再生エネルギーのコストは一般消費者が負担しなければならず、将来は電気料金が上がる。同法は早ければ11月にも施行される見通し。

 立法院は12日、再生エネ法を最終可決(三読)した。法案成立に伴い経済部は、再生エネルギー発電量を今後20年以内に650万〜1,000万キロワット(KW)へと増やすことを目標にした。

 政府は今後、新しい政府機関、学校、公営企業の建物には再生エネルギーによる発電施設を設けることが義務付けられた。発電事業者が台湾では手に入らない発電設備を輸入した際は無関税とすることなどが決まった。

 台湾の再生エネルギー発電量は現時点では計76万KWに過ぎない。内訳は風力発電が55.2万KW、水力発電18.3万、バイオマス発電2.5万。

 台湾電力が将来購入する再生エネルギーのコストは一般消費者が負担することになるため、電力料金は値上がりする。台電によると、1戸当たり月2%前後上がる見込み。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000010-nna-int

2009/06/15 韓米の官民、スマートグリッド分野で協力推進(YONHAP NEWS)【ソウル15日聯合ニュース】韓国と米国が次世代知能型送電網のスマートグリッドの開発と普及を目指し、官民が同時に協力に乗り出す。

 知識経済部によると、米ワシントンで15日(現地時間)にスマートグリッド分野の業界団体、韓国スマートグリッド協会と米国のグリッドワイズアライアンスが共同投資フォーラムを開き、協力了解覚書(MOU)を締結した。フォーラムは李明博(イ・ミョンバク)大統領の訪米を機に開かれ、韓国側はLS算電や韓国電力、現代重工業、暁星重工業、日進電気、SKテレコム、KTなど、米国はグーグルやIBM、ゼネラル・エレクトリック(GE)、PJMなどから、それぞれ役員陣30人余りが出席した。

 韓米はこのフォーラムで、韓国のスマートグリッド実証団地用地に選ばれた済州道で、米国の基幹技術と韓国の事業化能力を結合させる問題を話し合った。

 政府は済州道と協議した上で、3000世帯規模の同団地を実証団地として選定し、年末から2013年にかけ政府と民間の資金810億ウォン(約63億円)を投じ、各種の知能型送電網システムの機能と効用性を検証する作業を進める計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090615-00000045-yonh-kr

■海外ニュース
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<燃料/改質器/貯蔵>
●サンフランシスコ国際空港、2010年の水素ステーション開設に着手(2009/05/29)

 サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport;SFO)は2010年に、北米リンデ社(Linde North America)が設計して設置する水素充填ステーションを開設する予定である。このステーションは、カリフォルニアで成長している水素ハイウェイに設けられる停車場の一つであり、また、カリフォルニア国際空港の往復路線バスの燃料供給に使われるだけでなく、サンフランシスコ交通局(San Francisco Municipal Transportation Authority)の水素燃料電池と低硫黄バイオディーゼルを搭載するハイブリッド輸送バスの実証にも使われる。
http://www.flysfo.com/web/page/about/news/pressrel/2009/sf0935.html

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」開催!【再掲】九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
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★好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。
★2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
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○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日 程:7月28日(火)〜31日(金)
○会 場:〔1日目〕福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2〜4日目〕九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:5万円/人
○名刺交換会:1日目講義終了後(参加自由。3000円/人)
○締 切:7月10日(金)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります)
●カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya1.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!

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