燃料電池ワールド (2009/06/12 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.466
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■2009年06月12日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」開催!【再掲】九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
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★好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。
★2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
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○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日 程:7月28日(火)〜31日(金)
○会 場:〔1日目〕福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2〜4日目〕九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:5万円/人
○名刺交換会:1日目講義終了後(参加自由。3000円/人)
○締 切:7月10日(金)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります)
●カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya1.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!

■2009年06月11日のWEB LINK NEWS
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2009/06/11 SSH指定の市川高 東芝と連携(フジサンケイ ビジネスアイ)

 文部科学省の2009年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けた私立市川高校(千葉県市川市)が8月から、大手電機メーカーの東芝と連携した研究プログラムを開始する。大学と民間企業の連携は数多いが、高校との連携は珍しい。SSHは理数教育を重視し、将来の国際的な科学技術系人材の教育に重点を置く学校を文科省が指定する制度で、5年間にわたる教育研究プログラムを支援する。09年度は申請のあった全国35校の中から国公私立9校が新たに指定されたが、私立は市川高だけだった。

 東芝との連携では、初年度の今年は基礎力を身につける期間とし、デジタルメディア製品の設計・開発を行う同社青梅工場(東京都青梅市)で、ノートパソコンなどの低コスト開発思想や製品耐久試験などを学び、家電製品の海外生産が拡大する中、製造過程の日本の役割などを勉強する。このほか、東芝科学館(川崎市)を訪ねて燃料電池の仕組みなどについて研究する予定という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090610-00000040-fsi-bus_all

2009/06/11 パナソニック家庭用燃料電池生産1・5倍に 撤退の「荏原分」受託で(産経新聞)

 家庭用燃料電池「エネファーム」の生産で、パナソニックが荏原製作所のエネファーム事業からの撤退に伴って、東京ガスと東邦ガスから要請されていた荏原分の追加生産について基本的に受諾したことが11日分かった。ガス会社2社の関係者が明らかにした。これにより、パナソニックの平成21年度の家庭用燃料電池の生産台数は当初計画の約1・5倍に当たる1800台前後となる見通しだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000571-san-soci

2009/06/11 世界最高効率の燃料電池 日本ガイシが開発(レスポンス)

 日本ガイシは、独自構造の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を開発し、世界最高レベルの63%の発電効率(LHV)と90%の高い燃料利用率を達成したと発表した。

 同社は長年培ってきた高度なセラミック技術を駆使して独自構造のSOFCセルとスタックを開発、出力700W、作動温度800度の定置型スタックで世界最高レベルとなる63%の発電効率(LHV)と90%の高い燃料利用率を達成した。

 今回開発したSOFCスタックは、セルの支持体である燃料極の全面に電解質(ジルコニア)の薄膜(厚さ5マイクロメートル)を形成して抵抗を下げるとともに、セルの両面に空気極を形成して大きな発電面積を確保することで高出力を実現した。セルの内部に燃料ガスを供給する空間を形成し、燃料ガスがセル全体に均一に行き渡るように高精度で最適化した。このセルを数十個接続したスタックで発電試験を行った結果、90%以上の高い燃料利用率で63%という高い発電効率を達成した。

 また、平板円筒型のセルとしては世界で最も薄い1.5mmの厚さを実現、セルの内部に燃料ガスの流路を内蔵しているため、一般的な平板型のセルでは必要な燃料ガスと空気を遮へいするための部品が不要となり、小型化と低コスト化を可能にした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000009-rps-ind

2009/06/11 「株式」 本日の注目個別銘柄(フィスコ)
6502 東芝 384 +29

 買い先行。野村が投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も320円から560円に引き上げている。資本増強によってバランスシートの脆弱性が改善、中長期成長力に今後は関心が集まると考えているようだ。固定費削減効果によって今期業績はV字型の回復へ、営業損益は会社計画である1000億円を達成できると予想。新型二次電池、小型燃料電池、太陽光発電システム、CCSなど新規事業群は長期的に新たな収益源として期待とも。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000030-fis-biz

2009/06/11 転機:’09知事選 川勝氏・海野氏・坂本氏、討論会で環境政策 /静岡(毎日新聞)

 ◇川勝氏「世界遺産登録を」/海野氏「助成制度を作る」/坂本氏「省エネ徹底的に」

 石川嘉延知事の辞職に伴う知事選(18日告示、7月5日投開票)の立候補予定者による公開討論会が10日、三島市一番町の市民文化会館で開かれた。出馬を表明している自民党参院議員の坂本由紀子氏(60)、静岡文化芸術大前学長の川勝平太氏(60)、元民主党参院議員の海野徹氏(60)の3人が出席し、市民ら約1300人に持論を訴えた。

 環境政策について、川勝氏は「美を大切にするということだ。富士山と天竜川の世界文化遺産登録を目指し、伊豆半島を『世界一美しい半島』にしたい」とアピールした。

 一方、海野氏は「二酸化炭素を出さない水素エネルギーを活用することが大事だ。エコクリーンビジネスへの助成制度を作りたい」と主張した。

 坂本氏は「環境教育に力を入れ、省エネを徹底的に普及していく。富士山の伏流水を生み出す、豊かな森の保全に力を入れたい」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000015-mailo-l22

2009/06/11 家庭用燃料電池 「エネファーム」狙うはエコ覇権(産経新聞)
 ■高価格…300万円、敵は「オール電化」

 自宅で発電できる家庭用燃料電池「エネファーム」をめぐる動きが活発化している。今月、販売を始めた大阪ガスは初年度販売目標1千台に対し、300台を受注。エネルギー効率が高く、給湯も可能な環境性能で普及を目指すが、課題は「価格」だ。一方で、関西電力などのヒートポンプ式電気給湯器「エコキュート」が低価格で攻勢を強める。エネファームは「相当なコストダウンがないと、将来がない」(関係者)との声も出ており、ハイブリット車並みの“エコヒット商品”になれるか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000154-san-soci
※画像あり

2009/06/11 <温室ガス削減>「原子力発電を40%以上に」 自民が方針(毎日新聞)

 温室効果ガス削減の中期目標を受け、自民党の電源立地調査会は11日、総発電量に占める原子力発電の比率を「2030年度以後に40%以上」とする方針を決めた。経済産業省も18日の総合資源エネルギー調査会部会でまとめる「原子力発電推進強化策」に盛り込み、現在の計画の改定などを急ぐ方針だ。

 05年に策定された原子力政策大綱では、原子力発電の比率を「30年以後も30〜40%程度という現在の水準程度かそれ以上」とする目標値を示している。政府は大綱を来年改定し、原発比率を引き上げる方針。経産省は「新増設の円滑化」など6項目からなる原発推進強化策を18日にまとめ、原発への投資環境やウラン燃料備蓄体制の整備など推進策の具体化を急ぐ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000106-mai-bus_all

■海外ニュース
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<定置用電源>
●バラード社、荏原バラード社を解散(2009/05/24)

 バラード社(Ballard)は、荏原バラード株式会社との事業継続を打ち切る意向を発表した。荏原バラード社は荏原製作所との合弁会社で、日本の住宅用コージェネ市場における家庭用燃料電池システムの開発、製造、販売、保守に注力している。
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=76046&p=irol-newsArticle&ID=1291866&highlight=

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