燃料電池ワールド (2009/06/08 09:00)

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□燃料電池ワールド Vol.462
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■2009年06月08日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー人材育成センター「技術者育成コース」開催!【再掲】九州大学の教授陣及び全国有数の水素エネルギー関連企業の技術者が講師を務め、技術者に必要な知識と技術の習得を目指します。
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★好評を頂いている実習をより充実させ、参加者の皆様が機材に触れる機会を増やしました。
★2日目の講義「燃料電池自動車」では、九州で初めて導入された燃料電池自動車「トヨタFCHV-adv」を実際に使ってその構造等を解説します。
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○主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)
○後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)
○対 象:水素エネルギー関連企業や新規参入を目指す企業の技術者等
※水素関連業務に従事されている方や、理系の高校、大学等を卒業された方など、一定の知識を持った方向けの専門的な内容です。
○日 程:7月28日(火)〜31日(金)
○会 場:〔1日目〕福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区吉塚本町9番15号)〔2〜4日目〕九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744番地)
○定 員:20名(定員に達し次第、募集を締め切ります)
○受講料:5万円/人
○名刺交換会:1日目講義終了後(参加自由。3000円/人)
○締 切:7月10日(金)〆切(定員に達し次第、募集を締め切ります)
●カリキュラム詳細及び申込みは人材育成センターホームページから!→ http://www.f-suiso.jp/H21gijutsusya1.html
ご希望の方はお早めにお申込みください!!

■2009年06月05〜07日のWEB LINK NEWS
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2009/06/05 赤レンガで「エコカーワールド」-公道でエコドライブ体験も(ヨコハマ経済新聞)

 横浜赤レンガ倉庫広場(横浜市中区新港1)を中心に6月6日と7日、エコカー(低公害車)の紹介やエコドライブ普及啓発を目的としたイベント「エコカーワールド2009」が開催される。

 同イベントは毎年、環境月間の6月に開催しており、横浜での開催は今年で6回目。自動車による大気汚染防止や地球温暖化対策に有効な最新エコカーの出展・展示、エコカー試乗、エコドライブの実体験、シンポジウムなどを通してエコカーへの理解と普及促進を図る。

 会場では、燃料電池自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車など約80台のエコカーや、充電スタンドなどを展示。エコカー約10台に試乗できるほか、JR桜木町駅前から会場までは、燃料電池バス、非接触給電ハイブリッドバス、LPGバス3台が運行する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000003-hsk_yk-l14
※写真あり

2009/06/05 新エネ百選:若松・学研都市が選ばれる /福岡(毎日新聞)

 太陽光や風力などの新エネルギーで実績を上げている取り組みを顕彰する「新エネ百選」(経済産業省など主催)に、若松区の北九州学術研究都市の事例が選ばれた。地球環境産業技術研究機構の茅陽一副理事長をトップとする有識者委員会が選考した。

 同学術研究都市は00年度から太陽光発電機(最大出力150キロワット)や燃料電池発電機(同200キロワット)、ガスエンジン発電機(同160キロワット)を設置。敷地内で使用する電力の一部に充てていることが評価された。新エネ百選に選ばれたことについて北九州産業学術推進機構は「『世界の環境首都』を目指す市の取り組みに一層の弾みがつく」と歓迎している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000101-mailo-l40

2009/06/05 ENEOSセルテック組織改正、横浜開発センターを新設(レスポンス)

 新日本石油と三洋電機が合弁で設立したENEOSセルテックは、組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正では、FC・ソーラー事業部FCサポートグループを6月30日付けで廃止し、7月1日付で「横浜開発センター」を設置する。

 エネファーム(家庭用燃料電池システム)の販売開始に伴い、従来、FCサポートグループ、中央技術研究所、ENEOSセルテックが行っていた家庭用燃料電池の研究・開発・生産・実証試験・メンテナンスに関する業務体制について、新日本石油の横浜製造所内にENEOSセルテック横浜開発センターを設置のうえ、業務運営の効率化の観点から見直しを行うとしている。

 組織改正後はENEOSセルテックの横浜開発センターが開発(試作機開発/検証)と実証試験・メンテナンス、大泉で生産し、研究(要素研究)を中央技術研究所で行う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000030-rps-ind

2009/06/06 「次世代自動車」2050年に3440万台目標…環境省(読売新聞)

 環境省は、二酸化炭素や有害ガスなどの排出量が少ない「次世代自動車」について、長期的な普及目標を策定した。
 2050年に3440万台普及させることを目指している。

 「50年に温室効果ガスの排出量を現状の半分に減らす」という政府の長期目標を踏まえ、自動車の排出量半減のために必要な次世代自動車の普及台数を計算した。将来の人口減少で自動車台数が約15%も減ること、技術の進歩で燃費が向上することも見込んだ。

 それによると、2020年の普及台数の目標は1350万台で、30年は2630万台。50年の目標である3440万台は、全自動車の54%に相当する。

 次世代自動車は、ガソリン以外の燃料や新型エンジンを導入し、環境に配慮した自動車の総称で、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などが含まれる。環境省は、目標策定のため、昨年末から、自動車メーカーや石油・ガス業界、大学の専門家らと検討を重ねていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090606-00000091-yom-soci

2009/06/06 太陽光電力買い取り、年内に前倒し 経済省方針(フジサンケイ ビジネスアイ)

 家庭用の太陽光発電設備でつくられた電気のうち、余剰分を電力会社が買い取る制度について経済産業省は5日、2010年度の開始予定を前倒しし、年内にも実施する方針を決めた。早期のスタートにより、温暖化対策を加速させたい考えだ。

 ただ、買い取り制度をめぐっては、ガス会社が普及を目指す燃料電池について、電力業界が買い取りの対象から除外するよう求めている。新たに設置した「買い取り制度小委員会」で調整する予定だが、紛糾は避けられそうにない。

 この制度の根拠となる「エネルギー供給構造高度化法案」も国会で審議中だけに、経産省の意向で制度設計が進むことに対し、民主党内には「国会軽視ではないか」との批判もある。年内の前倒しが始められるかどうかは流動的な状況だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000001-fsi-bus_all

2009/06/06 新日石、販売目標500台増の2500台 燃料電池普及 ペース加速(フジサンケイ ビジネスアイ)

 新日本石油は、5月から販売を始めた家庭用燃料電池「エネファーム」の2009年度の販売目標を、従来計画の2000台から500台増の2500台に引き上げる。大手都市ガス会社に加え、地方のガス会社への供給などで販売台数の上積みを目指す方針だ。支店に専門の部署を設けて販売を強化するほか、11年度には市販の灯油を使えるタイプを投入し、普及ペースの加速を狙う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000026-fsi-bus_all

2009/06/06 トヨタ・ホンダ・マツダ 内装も環境配慮 脱石油化へ新素材の開発競う(フジサンケイ ビジネスアイ)

 自動車メーカーの間で、シートなど内装部分に植物由来の原料を採用する動きが広がっている。5月に発売されたトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)や、ホンダの燃料電池車などのシートに採用されたほか、マツダはシート以外でもバイオプラスチックの採用を検討している。HVや電気自動車(EV)など燃費面での環境対応が進んでいるが、素材面でも石油系を使わないことで環境配慮を訴えるのが狙いだ。ただ、量産車種に採用されているのはトヨタの新型「プリウス」だけにとどまり、普及させるにはコストダウンが課題となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000047-fsi-bus_all
※写真あり

2009/06/06 ジュースで発電!? ソニーの「バイオ電池」(産経新聞)
 ■コーラでウォークマン再生

 「ジュースで電気を起こす」。そんな夢のような電池の開発がソニーの先端マテリアル研究所で進められている。食品や飲料に含まれる炭水化物(ブドウ糖)を酵素で分解し、電気エネルギーを取り出す「バイオ電池」だ。実現すれば、安全で環境への負荷もないまったく新しいエコ電池が生まれる。

 バイオ電池の仕組みはこうだ。ブドウ糖を分解する酵素と電子を伝達する物質を固定化した電極を負極(S極)に、酸素を還元する酵素と電子伝達物質を固定化した電極を正極(N極)とする。負極でブドウ糖水溶液を酸化分解して電子と水素イオンを取り出し、正極では電子と水素イオンで水を生成するという電気化学反応を利用して電気エネルギーを取り出す。電池の要(かなめ)となる電子伝達物質の成分は企業秘密という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090606-00000524-san-bus_all
※写真あり

■海外ニュース
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<素材/部品/試験>
●ジョージ・ワシントン大学の研究者、燃料電池を研究する新しいX線技術を開発(2009/04/15)

 ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)の研究者グループは、デルタX線吸収端前後のスペクトル構造(Delta X-ray Absorption Near Edge Structure;Δ XANES)と呼ばれる新しい技術を開発した。この新しい技術は研究者たちに、燃料電池の中では、ある触媒が、なぜ他のものより良いのか、なぜ他のものよりも問題を起こすのか、なぜ他のものより寿命を短くするのか、ということを理解するための情報を提供してくれる。
http://www.gwu.edu/~newsctr/pressrelease.cfm?event_id=16400

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