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□燃料電池ワールド Vol.452
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■2009年05月25日発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream
■2009年05月22〜24日のWEB LINK NEWS
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2009/05/22 東電、リフォーム需要の取り込み オール電化住宅60万戸突破(フジサンケイ ビジネスアイ)
東京電力は21日、同社のサービスエリア(関東1都6県と山梨県、静岡県の一部)で、4月末時点のオール電化住宅の累計戸数が61万841戸となり、60万戸を突破したと発表した。
全国でのオール電化住宅の累計戸数は、昨年12月末時点で317万戸に達し、普及拡大が続いている。新築電化市場は当面、落ち込みが見込まれるが、「1980〜90年代後半にかけてたくさん建設された既存住宅のリフォーム需要が増加する」(市場調査会社の富士経済)と期待されている。
電力会社は、電化市場拡大のカギを握る賃貸住宅や集合住宅への普及にも躍起だが、5月には、エコキュートのライバルになる家庭用燃料電池「エネファーム」の販売が始まった。エネファームの普及を図るガス、石油業界との顧客争奪戦の激化が予想される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090521-00000007-fsi-bus_all
2009/05/22 全経連、再生可能エネルギー産業投資拡大の方針(YONHAP NEWS)【ソウル21日聯合ニュース】全国経済人連合会(全経連)が再生可能エネルギー産業に対する投資を積極的に拡大することを決めた。
趙錫来(チョ・ソクレ)会長をはじめ全経連会長団は21日に5月会議を開き、政府が進めている低炭素・グリーン成長政策を肯定的に評価し、今後、経済をリードする新成長エンジンはグリーン産業だとの意見で一致した。なかでも、太陽光、風力、燃料電池など再生可能エネルギー産業に対する投資を拡大し、技術開発と商用化の早期達成、グリーン技術を利用した低炭素型産業構造へのシフトに向け、積極的に努力すると強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000007-yonh-kr
2009/05/22 GT by シトロエン…市販に向けてPR(レスポンス)
シトロエンは5月20日、『GT by シトロエン』が欧州で開催される3つのイベントに参加すると発表した。市販に向けて、シトロエンのスポーツイメージをアピールするのが狙いだ。
前衛的なレーシングカーといえるルックスは迫力満点。ボディから分離したように見える前後フェンダーは皮膚を覆う甲冑を思わせる。前後マスクは、鎧を着けた戦国武将をイメージ。ボディサイズは全長4960×全幅2080×全高1090mmだ。
パワートレーンの詳細は未公表だが、グランツーリスモ5では「燃料電池を搭載した電気自動車」という設定。最大出力は782ps、0-100km/h加速3.6秒、最高速度330km/hという驚異的なスペックを発揮する。
シトロエンは23日、ドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間耐久レースで、GT by シトロエンをデモ走行させる。さらに、パートナーのポリフォニーのブースに実車を展示。来場者に実車を見学できる機会を設ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000008-rps-ind
※写真あり
2009/05/22 日産、モノづくりキャラバンなど、3つの出張教育を継続(レスポンス)
日産自動車は22日、社会貢献活動の一環として取り組んでおり、学校、父兄、児童から好評の「日産モノづくりキャラバン」「日産デザインわくわくスタジオ」「日産わくわくエコスクール」について、2009年度も活動を継続すると発表した。
「日産わくわくエコスクール」は、2008年度に新たに立ち上げた環境出張授業。同社の技術開発本部がNPO法人気象キャスターネットワークと協力して、より楽しくわかりやすく環境について児童に学んでもらう機会を提供している。
授業は、日産が監修する独自のプログラムで、環境問題について気象キャスターが解説する座学と、日産の環境マネジメントスタッフによる未来のエネルギーを体験する燃料電池キットカー製作、FCVの開発スタッフによる日産の燃料電池車『エクストレイルFCV』への試乗の3部構成となる。
2008年度は23校、約1800人の小学生に授業を行なった。今年度も神奈川県の小学校を対象に授業を実施する予定で、既に4月22日に最初の授業を実施している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000012-rps-ind
※写真あり
2009/05/22 【from Editor】電気自動車の逆襲(産経新聞)
大正時代に走っていた電気自動車が京都市の電池メーカー、ジーエス・ユアサコーポレーションの技術者らの手で復元され、再び走行できるようになった。創業者の一人が大正6(1917)年に米国から輸入し、自社製の電池に取り換えて昭和21年まで使っていた元祖エコカー。試乗した記者によると「車体が木製のため馬車に乗っているような感じ」らしいが、最高時速は60キロ、1回の充電で40キロ走るというから驚きだ。
1996年には、米ゼネラル・モーターズ(GM)がモータリゼーションが始まってから初めての量産型電気自動車「EV1」を米国で発売している。きっかけはカリフォルニア州の排ガス規制強化で、日系メーカーを含む各社も相次いで参入した。しかし、GMは8年後に電気自動車から撤退している。価格が高く、走行距離も不十分だったためだ。石油業界やガソリン車が売れなくなることを危ぶむ自動車業界内部からの圧力があったとの指摘もある。
自動車産業そのものを変える可能性も指摘される。ガソリン車と比べて構造が簡単なため、極端な話、部品さえ集めれば誰でも作れるからだ。海外ではすでに新興メーカーが誕生している。
EV1の悲劇を追った「誰が電気自動車を殺したか?」という傑作ドキュメンタリー映画がある。先日、朝日新聞で読んだインタビュー記事によると、監督は続編を検討中という。題名は「電気自動車の逆襲」だそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000064-san-bus_all
2009/05/22 環境先進国ドイツのエネルギー政策を読む――2020年に向けた10のビジョンとは(後編)( Business Media 誠)
松田雅央の時事日想:このほどドイツ環境省からエネルギー政策のロードマップが発表された。環境保全、二酸化炭素の排出を削減しながら、同時に経済成長を続けるためのビジョン、つまり持続可能な社会の羅針盤として、2020年までにドイツがなすべき目標を具体的に提示したものだ。
今回はこれに引き続き、残り5項目のビジョンを読み解いてみたい。
●ビジョン6:電力網の改善
●ビジョン7:省電力
●ビジョン8:暖房用化石燃料の消費量削減とコジェネレーション
●ビジョン9:交通部門の構造転換
●ビジョン10:気候変動抑制と国際協調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090522-00000047-zdn_mkt-bus_all
※写真あり
■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●全米水素協会の報告書『エネルギーの成長:2100年に向かって石油に取って代わる車両と燃料の分析』(2009/04)
全米水素協会(National Hydrogen Association)は、『エネルギーの成長:2100年に向かって石油に取って代わる車両と燃料の分析』と題する新しい報告書を発表した。この報告書は、最初は石油からの代替車両が混入してきて、そのうちに水素燃料電池自動車の販売が支配的になること、そのことは同時に、米国の温室効果ガス汚染を1990年レベルに比べて80%以下にする唯一の方法であり、21世紀の半ばまでに石油からの準独立を果たし、世紀末には管理できる大気汚染を完全に取り除くシナリオを示している。報告書はまた、水素ステーションの展開は、多くの人が思うよりも十分に乗り越えられる課題であると指摘している。
http://www.hydrogenassociation.org/general/evolution.asp
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