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□燃料電池ワールド Vol.421
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■2009年04月06日発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream
■2009年04月03〜05日のWEB LINK NEWS
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2009/04/03 世界一小さいガジェット10(ギズモード・ジャパン)
小さいのはいいこと。ムーアの法則も言うように小型化はガジェットの宿命みたいなもの。でも中には小さ過ぎて便利か不便か良く分からない境地に達してしまったのもあったりして、その一途さがまた魅力です。
ひたむきにミクロを極めたガジェットを10点集めてみました!
5. 世界一小さい燃料電池
電池に代わる有望株はこちら、イリノイ大アーバナ・シャンペーン校が作った0.7ボルト&全長3mmの燃料電池。iPod改善にあんま関係なさそうだし、時計用ボタン電池より充電量も少ないんですけどね。これは概念実証であって、これからもっと良い製品が出ると思って眺めるとワクワクします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000003-giz-ent
※写真あり
2009/04/03 JSR(4185)が3日続伸高値更新、環境関連で08年10月高値目指す(サーチナ)
JSRが、17円高の1285円と3日続伸している。一時52円高の1320円まで買い進まれ3月27日につけた年初来高値1312円を更新している。
同社が、四日市工場内に燃料電池用電解質膜の量産対応設備を完成させ、国内自動車メーカーの燃料電池車のみならず、家庭用燃料電池システムなどの定置用、携帯機器用ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)への展開を図るとことなども見直されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000144-scn-biz
2009/04/03 「ブリヂストン こどもエコ絵画コンクール」受賞作品を本社ビルに展示(レスポンス)
ブリヂストンは2日から、本社ビル1階のコミュニケーションスペースを改装し「第6回ブリヂストンこどもエコ絵画コンクール」受賞作品101点と、その101作品が車体に描かれたメルセデス・ベンツの燃料電池自動車『F-Cell』の展示を開始した。
ブリヂストンこどもエコ絵画コンクールは、同社グループの環境に対する取り組みの一環として2003年から開催している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000033-rps-soci
※写真あり
2009/04/03 明水素ステーション、水素充填台数が3000台達成(レスポンス)
昭和シェル石油と岩谷産業が共同運営する「JHFC有明水素ステーション」が3月23日に、単独のステーションとしては国内で初めて、燃料電池自動車への水素充填台数が、累計3000台に到達したと発表した。
約6年にわたり東京都の燃料電池バスを始め、自動車メーカー各社の燃料電池自動車への水素充填、水素ステーションのエネルギー効率や環境負荷低減に関するデータ取得・評価、水素ステーションの安全などにかかわる法規・基準等作成のためのデータ取得などの実証試験を行なってきた。
ステーション開所以来の水素充填の台数は累計3000台となり、使用した水素充填量は5987kgとなった。また、ステーションで充填をした燃料電池自動車や水素自動車の総走行距離は地球を約15周できる量となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000034-rps-ind
※写真あり
2009/04/03 <勝負株>リチウムイオン電池関連の好チャート銘柄に照準!=長島和弘(サーチナ)
■引き続き太陽電池メーカーは注目
3月7日付の日本経済新聞朝刊が「太陽電池メーカー向けの新素材開発などを通じ、封止材と呼ぶ接合部材の供給量を2011年度までに現在の7倍に拡大する。」と報じたクラレ、3月31日付の日本経済新聞朝刊が「家庭の電源や自動車に使われる燃料電池の触媒として、従来の白金に比べコストが約6分の1となる炭素材料を初めて実用化し、2010年春から量産する」と報じた日清紡、4月1日付の日本経済新聞朝刊が「2010年3月期は連結営業損益が80億円程度の黒字(09年3月期推定は50億円の赤字)になる見通し」と報じた荏原が年初来高値を更新するなどしていることから、環境・エネルギー関連を物色する動きが益々熱を帯びてこよう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000200-scn-bus_all
2009/04/03 省エネ・新エネの停滞懸念=原油価格急落で−エネルギー白書(時事通信)
経済産業省は3日、2008年度版エネルギー白書の原案を自民党のエネルギー戦略合同部会に提示した。白書は原油価格の急落で省エネルギーの普及や新エネルギーの開発が停滞することに懸念を示した。5月に閣議決定する予定。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000051-jij-pol
2009/04/04 日野自動車と都市大が開発 水素バス、公道走行可能に(フジサンケイ ビジネスアイ)
東京都市大学(旧武蔵工業大)と日野自動車は3日、水素燃料を使った小型バス=写真=の開発に成功した、と発表した。日本自動車研究所の技術審査を通過、国土交通省からナンバープレートを取得したことで、水素燃料バスとして初めて公道走行が可能になった。大気汚染物質である窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)がほとんど発生しない環境対応バスとして普及拡大を目指す。
都市大と日野自は2007年9月から共同開発をスタート。小型バス(排気量4728cc)をベースにディーゼルエンジンを改造した水素エンジンを搭載した。車両天井部に水素タンクを6個配置。1回の充填(じゅうてん)で205.2キロの走行が可能。燃焼室内に水素を取り込む際、バックファイアが起き破裂音が発生する問題点があったが、放電防止ケーブルを活用するなど対策を講じた。都市大では石油化学工場などの排ガスに含まれる低純度の副生水素を燃料として活用することで、燃料コストの大幅低減を目指す計画。
ディーゼルエンジンを搭載したバスは、排ガスが問題視されている。水素燃料の場合、NOx発生量は約90分の1にまで低減できるうえ、CO2や炭化水素など温室効果ガスも発生しない。ただ、1キロ走行当たりの水素価格は80円前後と軽油の5〜6倍にのぼるため、水素燃料のコスト低減が求められる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000018-fsi-bus_all
2009/04/04 エコ送電網、主導権は米 「スマートグリッド」実用化へ(フジサンケイ ビジネスアイ)
電気を賢く「作る」「使う」「ためる」システムとして次世代型の電力網「スマートグリッド」が注目されている。太陽光発電や風力発電をはじめ、不安定でも温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)を排出しない再生可能エネルギーを、大幅に電力網に組み入れることを目指すものだ。欧米では実現に向けた取り組みが進みつつあるのに対して、日本政府の腰は重い。技術開発の遅れは国際競争力の低下に直結しかねないだけに、早急に戦略を打ち出すことが求められる。
■オバマ政策で脚光
スマートグリッドが脚光を浴び始めたのは、地球温暖化対策を「景気浮揚につなげよう」というオバマ米大統領のグリーン・ニューディール政策の柱の1つに据えられたからだ。スマートグリッドの実現した未来社会について、オバマ大統領は米メディアとのインタビューでこう語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090403-00000010-fsi-bus_all
■海外ニュース
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<定置用電源>
●日本企業、燃料電池システムの販売で提携(2009/01/28)
東京ガスや新日本石油、大阪ガスを含めた日本企業6社が、2009年5月1日から「エネファーム」という商標の家庭用燃料電池の販売を始める。この燃料電池はガスコンロ(gas cookers)と温水器に取って代わるだろう。
http://www.istockanalyst.com/article/viewiStockNews/articleid/2990159
〔訳注〕このニュースの元は1月28日付の時事通信であると上記のURLの原典には書いてある。この原典を元にして、このニュースは2月にも配信された。燃料電池ワールドには2月3日発行のVol.380に掲載した。その時はThe fuel cells will replace gas cookers and water heaters. という部分は引用されていなかった。
今回引っかかったのは「家庭用燃料電池がガスコンロに取って代わる」という部分である。温水器に取って代わるのはその通りだが、ガスコンロに取って代わると言うとIHクッキングヒーターを意味することにならないだろうか。これは家庭用燃料電池に対する誤解である。海外に向けてこのような間違ったイメージが伝わるのは何とも残念だ。なお、時事通信のサイトで、配信したニュースを確認しようと試みたが見つけることができなかった。
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