燃料電池ワールド (2009/02/23 09:24)

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□燃料電池ワールド Vol.392
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■2009年02月23日発行

                  ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                  ◇http://blogs.yahoo.co.jp/pemdream

■2009年02月20〜22日のWEB LINK NEWS
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2009/02/20 産総研、低温で動作成功 燃料電池、用途拡大に期待
(フジサンケイ ビジネスアイ)

 産業技術総合研究所(茨城県つくば市、産総研)先進製造プロセス研究部門機能モジュール化研究グループは、450〜550度の低温動作が可能な超小型の燃料電池モジュールを開発した。超小型の燃料電池モジュールにもかかわらず、1立方センチメートルあたり2ワットの高い発電電力密度を誇るという。

 従来は800〜900度の高温でしか動作できないのがネックとなり、用途は大型発電設備といった大型・定置用電源の分野に限定されていた。今回、従来の約半分の低温で動作が可能になったことで、自動車用補助電源、家庭用小型コージェネ、ポータブル電源などへと用途が広がりそうだ。

 産総研はこれまで自動車部品・電子部品メーカーの日本特殊陶業(名古屋市瑞穂区)と共同で角砂糖大の超小型SOFCの開発に取り組んできた。これまでの共同開発で培ったノウハウを生かし、セラミック電極構造を最適化したことで、高発電電力密度を確保しながらも450〜550度の低温でも動作が確認できたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090219-00000053-fsi-bus_all

2009/02/20 Ericsson と Orange、太陽光発電の基地局をアフリカの農村地域に展開(japan.internet.com)

 Ericsson は、2009年2月18日、同社と Orange Guinea Conakry が、太陽光発電を全面的に採用した100台を越す基地局をアフリカの農村地域に展開すると発表した。

 Orange は、エリクソンの省エネ型基地局とディーゼルバッテリーハイブリッド型ソリューションと太陽電池パネルを使い、都市部と農村部の両方でのモバイルのカバレッジを拡大する一方、CO2 排出量を2020年までに20%削減するという目標に向かって具体的な対策を実行している。

 この取り組みは、電力供給されていない遠隔地に、モバイルネットワークへのアクセスをもたらす。

 Orangeグループは、アフリカでの事業展開として、2009年度末までに1,000局を超える太陽エネルギーを利用した基地局の建設を計画している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000035-inet-mobi

■海外ニュース
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<報告書/市場調査>
●フュエルセル・ツデイ、最新の燃料電池産業概観を発表(2008/01/28)

 フュエルセル・ツデイ(Fuel Cell Today)は、最新の産業概観『燃料電池の新興成長市場』を発表した。それによると燃料電池の出荷は、2013年までに年間500万ユニットを超え、5年間で277%の増加を見せるだろうと予測している。この出版物は、2008年には主に携帯用、定置用分野で1万8000ユニットの出荷が行われたこと、そして専門家は、燃料電池の出荷は、停電防止装置のない電源(uninterruptible power supply)や冷却熱電併給(combined cooling, heating and power)、そして携帯機器(portable device)のような基幹市場で増加するだろうと予想していることを報告している。なおその上に、フュエルセル・ツデイは、インドやラテンアメリカ、中東のような従来燃料電池の市場として考えられてこなかった新興市場諸国でも、燃料電池のかなりの取り込みが行われるだろうと予測している。
http://www.fuelcelltoday.com/online/newsletters/view?newsletter=Fortnightly%2F2009-01-28-Fortnightly-Newslette
http://www.fuelcelltoday.com/events/industry-review

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2009(第5回国際水素・燃料電池展)【再掲】
◇会 期 2月25日(水)〜27日(金)
◇会 場 東京ビッグサイト
◇主 催 リード エグジビジョン ジャパン株式会社
◇共 催 水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/2009_jp/index.phtml

☆再生可能エネルギーの現状と展望−世界を牽引するドイツ・NRWと日本【再掲】

 NRWジャパンは、デュッセルドルフ市を州都とするドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州経済振興公社の日本法人で、日本企業NRW州への誘致を主たる業務とする事務所です。( www.nrw.co.jp )

 ドイツ最大のエネルギー産業州ノルトライン・ヴェストファーレン州では、2月25〜27日に東京ビッグサイトで開催される「FC EXPO 2009」及び「PV EXPO 2009」に合わせ、下記のように燃料電池、太陽電池を中心に、「再生可能エネルギーの現状と展望 - 世界を牽引するドイツ NRW州と日本」と題して、セミナーを開催します。(参加費無料)

 ドイツより、多数のエネルギー関連機関、有力企業が講演者として参加し、さらには、日本からも同分野の専門家を迎え、日独両国の協力の可能性、今後の展望につき協議します。是非ご参加ください。
○日 時 2月27日(金)9:00〜17:00(引き続き、交流会)                
○会 場 東京ベイ有明ワシントンホテル 3F「アイリス」
     (東京ビッグサイトより徒歩3分)
○主 催 NRW.INVEST/NRWジャパン
○共 催 燃料電池・水素ネットワークNRW
○後 援 ドイツ連邦共和国大使館
○参加費用 無料
○言語 日英語(同時通訳付き)
○申し込み及びプログラム詳細は、
 http://www.nrw.co.jp/events/seminar09227.html

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■燃料電池ワールド
 □毎週日曜日発行
 □編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM 

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