□燃料電池ワールド
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■Vol.104 2003/07/30発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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☆ナカノ ススム様、ご連絡ください。
7月7日に1万円をPEM−DREAMの銀行口座にお振り込みされた「ナカノ ススム」様、このメールをお読みになりましたら、info@pem-dream.com までご連絡ください。多分情報会員の会費だと思いますが、記録を探しても貴殿名のメールが見つからなくて、対応ができないでおります。
☆北区クリーンエネルギーフェアのボランティア募集
夏休み前半の8月2日(土)、3日(日)の2日間、王子駅前の北トピアで、北区クリーンエネルギーフェアが開催されます。北区環境課の担当者から出展要請を受け、協力することになりました。クリーンエネルギーということで、情報量が増えている燃料電池は外せないとあちこち出展してくれるところを探し回ったのですが見つからず、たまたまPEM−DREAMが参加した中野区環境行動の日の記録を見つけてコンタクトがとれたということでした。
時間もないので、中野区で行った燃料電池自転車の試乗を中心に出展内容を決めて準備しています。今回は2日間にわたるので人手がどうしても必要になります。会場はJR線か地下鉄南北線の王子駅に隣接していますので、ボランティアをお願いできる方がいらっしゃいましたら、info@pem-dream.com までご連絡ください。両日とも午前10時から午後4時です。1日だけでも結構ですので、ご協力をお願いします。
☆『燃料電池パワー』Vol.3 の内容
【今週の燃料電池関連画像】
・燃料電池自動車のメーター。東京・有明水素ステーション開所式で試乗したホンダ、日産、GMの走行中のメーターの画像。それぞれデザインが違っていて面白い。GMだけはハイブリッドではなかったので、シンプルだった。
【沼崎英夫/技術レポート】
◇ジョージタウン大学、燃料電池バスの15年……メタノール改質方式にかける〈1〉【山本寛ウォッチング/燃料電池と常温核融合】
◇浜岡原発配管破断事故と燃料電池〈1〉
※このメールマガジンは、より専門的な情報をPEM−DREAM会員に提供しています。
サンプルは、http://www.pem-dream.com/conts.html
☆「遊んで作る燃料電池100円実験キット」と材料提供(再掲)
日本中、どこでも誰でも、手軽に、安全に、安上がりに燃料電池の原理を実験できる「遊んで作る燃料電池100円実験キット」。このキットの材料と製作ストーリーを書いた資料をメールで無料で差し上げています。ご希望の方は、
info@pem-dream.com までお申し込み下さい。
また、すでに資料を請求された方から、材料として使うLEDと電線が入手しにくいので対応できないかとの相談がありました。そこで、私たちが常備している中から、希望する方に提供することにしました。
内容は、LED3個と電線20cmくらいを2本です。ご希望の方は、切手200円分(郵送料含む)を事務局までお送り下さい。折り返し郵送します。
・宛先 〒198−0032 東京都青梅市野上町4−3−4ベルドール河辺201
燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■PEM−DREAMイベント
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☆7月の燃料電池市民講座(再掲)
「『燃料電池パワー』創刊を記念して――燃料電池海外トピックス」ゲスト=
沼崎英夫氏(ソーラーシステム研究所)
「2003水素・燃料電池国際会議、トレードショーにみる北米の燃料電池産業とアメリカ・カナダ政府の動向」
山本寛氏(技術ジャーナリスト)
「燃料電池海外トピックス/亜鉛ー空気燃料電池、固体酸化物型燃料電池の最近の進歩」
今回のゲストは市民講座で初めての2人となった。2人とも9日から創刊する『燃料電池パワー』の執筆者である。沼崎氏は『燃料電池ワールド』の「燃料電池マイレポート」にしばしば登場して、技術レポートを提供してくださっている。山本氏は著書『水素経済革命』で、昨年市民講座のゲストを勤めていただいた。今回の市民講座では、ともに海外の最新情報を伝えていただく。
○日 時 7月26日(土)午後2時から
○場 所 岩谷産業株式会社本社会議室(新橋駅から徒歩約10分、地図をお送りします)
○参加費 2000円(PEM−DREAM会員は無料)
○申し込み方法 メールまたはFAXにて、「7月の燃料電池市民講座」と明記の上、氏名、連絡先、電話番号をご記入の上、お送り下さい。
メール info@pem-dream.com
※PEM−DREAM会員は、この市民講座の生録CDと配付資料および『燃料電池パワー』を入手できます。ご希望の方はぜひご入会ください。
入会案内 http://www.pem-dream.com/conts.html
■燃料電池関連イベント
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☆雑誌『OHM』7月号で燃料電池を特集(再掲)
株式会社オーム社が発行している技術総合誌『OHM』7月号が、33ページを使って燃料電池を特集している。特集テーマは「ここまで来た固体高分子形燃料電池」。以下、論文タイトルと執筆者を紹介する。
・「固体高分子電解質形燃料電池の技術動向」太田健一郎、石原顕光(横浜国立大学)
・「自動車用燃料電池の技術動向」渡辺正五(日本自動車研究所)
・「家庭用燃料電池の技術動向」山口竜一(日本ガス協会)
・「ポータブル型燃料電池の技術動向」野村栄一(ユアサコーポレーション)
・「マイクロ燃料電池の技術動向」安田和朗(産業技術総合研究所)
・「燃料電池を取り巻く法規制の現状と今後」燃料電池実用化推進協議会
・「燃料電池評価システムを開発」東陽テクニカ
■PEM−DREAMニュース
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☆燃料電池が生成する水は水素がある燃料極にできる? Part2
7月9日号(Vol.101)で燃料電池の仕組みについて、電解質の中をイオンが移動するのであるが、それは燃料極(水素側、陰極)から空気極(酸素側、陽極)になるのか、その反対か、ということについて書いたが、まだ不十分だった。
そもそもは、燃料電池はどうして発電するのか、ということをイベントなどで質問されたときにどう答えるかということから勉強が始まったが、それはPEM型(固体高分子型)の勉強だった。燃料電池が自動車や家庭用などで開発が進んでいるということと併せて話しているので、PEM型の話をしなければならなかったからだ。
「水素と酸素が反応するときに電気エネルギーが取り出せる」という説明では(それは水の電気分解の逆の反応だということと同じに)、自分でもよく分からなかったし、分からないことは話せない。それで、いろいろ本を読んでいくと、燃料極にある水素が触媒によってイオン化され、水素イオンである陽子が電解質内を移動し、残された電子が外部回路を通って空気極に移動するので、この電子の移動がすなわち電流になる、という理解を得た。電子の移動を説明すると初めて納得してくれる。そのため、この説明を燃料電池の原理として話してきたが、そうではないということになったのが9日のニュースである。
この説明はあくまでPEM型の仕組みであり、燃料電池一般の説明にはなっていない。また、イオンがどちらの方向に向かって移動するのかについて反対の表現をしている本があったので、この点を調べてみた。電解質が酸性の場合は燃料極から空気極へ動き、アルカリ性の場合はその反対になり、水ができるのもイオンが移動した側の極(イオン化が起きない極)であることを知った。アルカリ型とPEM型はこの点で反対になっていることが分かった。
今回それに付け加えなければならないのは、それ以外の種類の燃料電池についてである。以下にまとめてみた。
・燃料極から空気極にイオンが移動するタイプ(=電解質が酸性、水は空気極にできる)
PEM型、りん酸型
・空気極から燃料極にイオンが移動するタイプ(=電解質がアルカリ性、水は燃料極にできる)
アルカリ型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型
燃料電池についての情報が増えて、上記5種類の燃料電池以外のものも登場してきているように考えるので、ある特定の型で燃料電池一般に代えることはますますできないと思う。ここが難しいところで、燃料電池はこれまでいわば専門家の間で語られることが多かったので多くの説明をする必要がなかったのかもしれないが、これからは普通の人、つまり化学の知識がない人に燃料電池を知ってもらわなければならないと思うので、どうすれば間違いがないのか、初歩的なところで思い悩んでいる。
ひとつ付け加えると、私たちはPEM型という表現をよく使う。これは、ProtonExchange Membrane(陽子交換膜)の頭字語で、日本では同じタイプのものを固体高分子型(PEFC、 Polymer Electrolyte Fuel Cell)といっている。海外ではPEMといえば燃料電池と同義にも使われていて、陽子交換膜という日本語訳が仕組みをイメージするのに分かりやすいと思うので、あえてこの表現を使っている。
だが、何故イオン交換膜といわないで陽子交換膜というのか? これは未だに謎である。
■燃料電池GOODS
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【ご注文はメール info@pem-dream.com でどうぞ】
☆パソコンで聞く生録CD『カナダ燃料電池2003』を発売(再掲)
PEM−DREAMが3月に行ったカナダ燃料電池業界視察の記録のCD−ROMです。訪問先のプレゼンテーションと質疑応答の生録音をデータにして、日本語テキストと、撮影を許可された写真を収録しています。訪問先(録音時間)は以下の5カ所です。
・フュエルセル・カナダ(約105分):国立の非営利団体。カナダの全般的な状況を知ることができる。
・パワーテック・ラボ社(約70分):天然ガスと水素をブレンドする話や水素ステーション計画などを知ることができる。
・マグパワー・システムズ社(約130分):「マグネシウム/空気燃料電池」と水素インヒビター技術について、詳細な説明がなされた。
・パルキャン社(約80分):プレゼンはなく、質疑応答のみ。自転車や車椅子、それらの中国での生産計画など、カナダ発燃料電池製品のひとつのモデルである。
・グリーンライト社(約110分):燃料電池試験装置製造会社として燃料電池の評価事業に特化している。
○価格 それぞれ1カ所につきCD−ROM3枚組 8000円(税・送料込み。PEM−DREAM会員は5000円)
○付録として、バラード社の本社・工場の外観と燃料電池バス「シターロ」の写真、視察旅行に参加された沼崎英夫氏の視察レポートを添付します。全ての写真は著作権フリーです。
○ご注文の際は、ご希望の企業・団体名、およびお使いのパソコンの種類(Windows/Mac)をご記入ください。
☆『水素経済革命』(山本寛著、新泉社)(再掲)
定価1400円(税、送料別)のところ、税、送料込みで1500円(PEM−DREAM会員は1割引))で提供します。ご注文は、郵送先と冊数をお書きの上お申し込みください。
☆「燃料電池+ミニカー」組み立てセット〔再掲)
資源エネルギー庁のエネルギー教育用教材キットに取り上げられたセットです。自分で組み立てた燃料電池をミニカーにセットして、水素を供給して走らせることができ、直線で20メートルくらい走ります。燃料電池単独でも使えます。NPO特別価格15000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引))です。写真は
http://www.pem-dream.com/kit.html でご覧ください。
※激走―そして激突!? 燃料電池ミニカーの23秒ビデオ 鳥取県の信原一郎さんが、ミニカーの激走ぶりをビデオで撮影してくださいました。
http://www.pem-dream.com/move.html
☆「ソーラー+燃料電池」学習キット(再掲)
太陽光発電、水素の製造、燃料電池について、中学から高校生程度の物理と化学の基礎知識を学びながら、30種類の実験を進めるキットです。再生可能な循環型エネルギーの仕組みを理解するのに最適です。
100頁の英文テキストと和訳テキストつき。販売価格24000円(税、送料別)のところ、NPO特別価格23000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引)で提供します。写真は http://www.pem-dream.com/kit02.html でご覧ください。
■WEB LINK NEWS
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03/07/18 税収の一部は地方財源に 炭素税の環境省原案判明(共同通信)
また二酸化炭素(CO2)排出量の増加が著しい民生部門対策として省エネ住宅の新築助成や省エネ型家電への買い替え促進、運輸部門向けには低公害の燃料電池自動車の普及などに活用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030718-00000011-kyodo-soci
03/07/19 <米政府>日本にエネルギー協議を打診(毎日新聞)
エネルギー協議では、中東依存度を低める必要性や、中国の台頭など国際的なエネルギー需要動向の分析、油田開発の国際的分散化戦略のほか、ガス田開発なども議題になると見られる。省エネルギー推進や燃料電池の技術交流などについても、議論を深める予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030719-00001051-mai-pol
03/07/19 家庭用コージェネに最高20万円補助へ…経産省(読売新聞)
大阪ガス(大阪市)と東邦ガス(名古屋市)、西部ガス(福岡市)が今春から販売を始めており、経産省は今月末にも申請受け付けを始める。他にも地方の都市ガス会社や液化石油ガス会社が販売を検討している。東京ガスは燃料電池を使ったタイプでの参入を目指しており、当面はガスを燃やすタイプは販売しない計画だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030719-00000212-yom-bus_all
03/07/20 動物のふん尿エネルギーに 多摩動物公園で事業化(共同通信)
東京都は、都立多摩動物公園(日野市)で、動物のふん尿からメタンガスをつくり、バイオマスエネルギーとして園内施設の熱源にしたり、燃料電池の水素源とする事業に取り組む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030720-00000080-kyodo-soci
03/07/22 燃料電池車で試乗会も 10月に東京モーターショー(共同通信)
今回は商用化が始まった燃料電池車のほか、ハイブリッド車など環境重視型の車を集めて試乗会を開くのをはじめ、参加型の企画を多く盛り込んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000117-kyodo-bus_all
03/07/22 低温で大量の水素を貯蔵 東北大、燃料電池利用も(共同通信)
この方法はランタンとニッケルを組み合わせる水素吸蔵合金より約3倍の量の水素を貯蔵できる上、現在、燃料電池自動車に使用されている高圧水素や液化水素より安全性や重量の面で優れているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000174-kyodo-soci
■海外ニュース(7月ー2)
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<輸送>
●ハイドロジェニックスがディア社へ発電モジュールを販売、カナダ政府から資金を授受
ハイドロジェニックス社は、グランド設備と多用途の車を含むオフロード用車両への統合と評価のために、ディア社へ6台の10KW級「HyPM-LP2」燃料電池発電モジュールを販売した。ハイドロジェニックス社はまた、次の2年間の「HyPM-LP2」の信頼性試験とさらなる開発のための資金として、カナダ天然資源省(NRCan)が50万カナダドルを提供していると発表した。
http://www.hydrogenics.com/ir/NewsReleaseDetail-1.asp?RELEASEID=110976
<ポータブル・バックアップ電源>
●今英国市場で入手可能なアビスタ・ラボの燃料電池
アビスタ・ラボ社とシリコン・ジェネシス社(SiGEN)は、燃料電池システムの開発と製品販売についての協力協定を結んだ。SiGEN社は、アビスタ・ラボ社が特許権を持つモジュラー・カートリッジ・テクノロジー(TM)で特徴づけられている「Independence(TM) 」燃料電池システムのために、英国での非独占的販売サービス代理店として選定された。協定の下でSiGEN社は、2003年中に「Independence(TM) 」燃料電池を少数購入し、2004年にはその数を増やすことになる。協定は2005年5月まで有効である。
http://biz.yahoo.com/prnews/030624/sftu020_1.html
<燃料・改質器・貯蔵>
●バンデンボアとシェルが家庭用燃料補給で協力
バンデンボア・テクノロジーズ社は、開発とマーケティングおよび販売契約をシェル・ハイドロジェン社と結んだ。この契約で、シェル・ハイドロジェン社はバンデンボア社の家庭用燃料補給技術の代理店として非独占的実施権を取得し、バンデンボア社の家庭用燃料補給ユニットの開発製造を通して家庭用水素補給の可能性について市場分析を実施するだろう。両社は1年以内に、ヨーロッパ市場に実地試験用の試作ユニットを導入する予定である。
http://www.hydrogensystems.com/database/4_detail.asp?c=detail&recid=51
●クエストエアーが政府資金を獲得
クエストエアー・テクノロジーズ社は、同社の水素精製技術の研究開発を支援するために、ウエスタン・エコノミック・パートナーシップ・アグリーメント(WEPA)の下でカナダ政府とブリティッシュ・コロンビア州政府から72万カナダドルのパートナーシップ資金を受け取る。このプロジェクトは、燃料電池実証プロジェクトのプログラムを通してフュエルセル・カナダによって運営され、BC州バンクーバーにある国家研究委員会(NRC)の燃料電池技術研究所で行われる。
http://biz.yahoo.com/cnw/030603/questair_gov_funding_1.html
<報告・市場調査>
●軍事の燃料電池市場
陸軍兵士、次世代の戦闘車両、そして携帯電子部品は、燃料電池の受益者かもしれない。それは、軍隊の電源供給のために高効率のエネルギー源への支出を増やしている米国国防省の努力によって決定される。燃料電池は、現在のバッテリーとディーゼル発電機による電源に置き替わるか、または電子戦で不可欠で信頼できる電力を十分に供給できる位置を占めている、と調査会社のアライド・ビジネス・インテリジェンス社(ABI)は最近の研究「軍事の燃料電池市場:軍事適用製品の新時代における潜在的市場とその機会」で断言している。ABIは、2006年には数千人に最初の軍事用燃料電池ユニットが配備されると予測し、2014年には4万5000ユニットに達するだろうとしている。
http://www.alliedworld.com/servlets/ResearchDetails?productid=MFM03
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■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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