燃料電池ワールド (2003/01/15 17:40)

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□燃料電池ワールド
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■Vol.077 2003/01/15発行

                   ◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM

                        ◇http://www.pem-dream.com/

■お知らせ
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☆1月の燃料電池市民講座と新年会(再掲)
「未来を感じさせよう――建築のデザイン・マネジメント」
ゲスト=小林清泰氏((株)ケノス代表取締役)

 昨年初めてお目見えした水素供給ステーションが、今年は8カ所になる。まだ、とばくちのとばくちにすぎないが、配管を外には出さないように気を配るなど、新しいイメージを表現するように努力をしているようだ。しかし、それでもガソリンスタンドのイメージからは抜け出していない、との厳しい意見もある。

 社会に受容されていくためには、技術的メリットだけでは不十分なことは過去の幾多の商品が示している。
水素供給ステーションを建築デザインの面から考えたらどうなるのか。コンビニなどの商業施設デザインを手がけ、燃料電池ステーションの自主プロジェクト「ECO ENESTATION」を提案している(株)ケノスの小林清泰氏から、ECO ENE STATION の模型を使って、建築デザインの考え方を中心にお話を伺います。
・新年会 市民講座の後は、PEM−DREAMの新年会。そのために、全体の開始をいつもより1時間早めました。楽しいひとときを過ごしたいと思います。
○日 時 1月25日(土)午後1時から
○場 所 株式会社守谷商会(東京駅八重洲口から3分、地図をお送りします)
○参加費 全員4000円(新年会用)
○申し込み方法 メールまたはFAXにて、「1月の燃料電池市民講座」と明記の上、氏名、連絡先、電話番号をご記入の上、お送り下さい。

 メール info@pem-dream.com FAX 03-3500-3456(16日まで。17日からは0428-20-0552になります)

☆カナダ燃料電池業界の視察旅行費用は23万円(再掲)

 カナダ・バンクーバー視察旅行の費用は23万円に決まりました。すでに5名の方が応募され、視察内容の希望を出し合いながら調整を繰り返しています。関心のある方は、PEM−DREAMにメール(
info@pem-dream.com)で案内書の郵送先をお知らせください。主催旅行代理店である日本通運株式会社から、旅行条件などのパンフレットをお送りします。
○日程 2003年3月4日(月)〜8日(金)このうち、3日間を視察にあてます。
○人数 20名以内
○費用 23万円
○宿泊 1人1室
○通訳 現地のAグレードの通訳をつけます。
○主催旅行代理店 日本通運株式会社
○訪問先(現在、詳細を打ち合わせていますが、変更があるかもしれません)
・バラード・パワー・システムズ社:PEM型燃料電池のトップリーダー企業。社内視察は昨年から禁止されているが、本社と工場の外観を見学。
・パワーテック・ラボ社:BC州水力発電公社の高圧ガスシステム研究機関として、電力と天然ガス、水素の研究開発を行っている。
・メタネックス社:世界最大のメタノール生産企業。ダイレクト・メタノール燃料電池を始め、メタノール改質型燃料電池自動車をサポートしている。
・グリーンライト・パワー・システムズ社:燃料電池試験装置製造会社として、バラードの初期の頃から関わっている。今年4月、東陽テクニカと契約している。
・マグパワー・システムズ社:水素を使わない「マグネシウム/空気燃料電池」の開発を行っているベンチャー。2003年に最初の商品を出す予定である。
・ジュエネラル・ハイドロジェン社:バラード社の創立者であるバラード博士が設立し、燃料電池の技術開発と投資を行っている。バラード博士との面会を調整中。

☆グッズ第3弾 『水素経済革命』(山本寛著、新泉社)の取り扱い開始(再掲)

 昨年9月の燃料電池市民講座で「燃料電池と水素エネルギー」のお話をしていただいた山本寛氏が、標題の新しい著作を出版されました。世界はなぜ「水素経済」を目指し始めたのか、現在その状況はどうなっているのか、日本にとってどういう意味があるのか等々、最新の情報に基づいて全体像が分かりやすく書かれています。

 定価1400円(税、送料別)のところ、NPO特別価格として税、送料込みで1500円(PEM−DREAM会員は1割引))で提供します。ご注文はメールinfo@pem-dream.com で、郵送先と冊数をお書きの上お申し込みください。

☆「燃料電池+ミニカー」組み立てセットの普及が加速(再掲)

 資源エネルギー庁がエネルギー教育用教材キットに取り上げてから、この注文が増えました。基本部品の3セルPEM型燃料電池と水素ガス缶、LEDに、スケルトンのミニカーがセットです。

 自分で組み立てた燃料電池をミニカーにセットして、水素を供給して走らせることができます。直線で20メートルくらい走ります。燃料電池単独でも使えます。楽しみをプラスした燃料電池セットは、NPO特別価格15000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引))です。
 ご注文はメール info@pem-dream.com でどうぞ。また、写真は
http://www.pem-dream.com/kit.html でご覧ください。
※激走―そして激突!? 燃料電池ミニカーの23秒ビデオ 鳥取県の信原一郎さんが、ミニカーの激走ぶりをビデオで撮影してくださいました。チョロQのようなユーモラスな走りっ振りに大笑い。どうぞ、ご覧ください。(データが少し重いです)
http://www.pem-dream.com/move.html

☆「ソーラー+燃料電池」学習キットも高校を中心に広がる(再掲)

 太陽光発電、水素の製造、燃料電池について、中学から高校生程度の物理と化学の基礎知識を学びながら実験を進めるこのキットは、高校の先生からの問い合わせが増えています。特に関心を持たれているのが、再生可能な循環型エネルギーの仕組みが分かりやすいことで、環境教育のテーマになっているようです。

 株式会社のもとが Thames&Kosmos から輸入している燃料電池学習キットは、100頁の英文テキストと和訳テキストで、30種類の実験のやり方とテーマの内容について詳しく解説しています。販売価格24000円(税、送料別)のところ、NPO特別価格23000円(税、送料込み。PEM−DREAM会員は1割引)で提供します。
 ご注文はメール info@pem-dream.com でどうぞ。また、写真は
http://www.pem-dream.com/kit02.html でご覧ください。

■PEM−DREAM NEWS
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☆新事務所とADSL12メガの落とし穴

 多摩川が奥多摩山系から流れ出て、関東平野にさしかかる辺りに青梅市はあります。PEM−DREAMの新事務所は、経費を安くあげたいのでそこになりました。東京の西のはずれで新橋からは遠いところですが、ネットを中心に活動していれば不便は感じません。いっそのことPEM−DREAMの電話も携帯にして、住所は郵便物の受け取り用にしてしまおうかとも考えましたが、それは先送りにしました。
・新住所=〒   東京都青梅市野上町4−3−4ベルドール河辺201
・電話=0428-20-0551 FAX=0428-20-0552

 さて、問題はネットです。PEM−DREAMはこの1カ月間で2回の引っ越しをするわけで、最初の新橋→西新橋の時は、1年前に導入したADSL1.5メガから最新のADSL12メガに変更させ、NTTの工事は昨年12月25日に行われました。パソコンとセットして28日まではネットが使えました。ところが今年1月4日にはダウンして、ネットが使えなくなっていました。原因不明。

 それからは連日、仕事と半々でネット回復の作業を行いましたが、その過程で少し知ったことがあります。

 その1は、ADSL12メガにしたのが正解だったのか、ということです。1年前は12メガの商品はなくて、1.5メガが最高でした。その前はISDNだったので、ルーターをADSL用に変えなければなりませんでしたが、そのルーターはそのまま12メガには使えなかったのです。そのルーターは8メガまでしか対応していないことをマニュアルで知りました。

 NTTで事務所移転に伴う工事の相談をした際に、ADSLは1.5メガ、8メガ、12メガの3つから選ぶように提示されましたが、料金はそれぞれ百円前後ずつしか違わなかったので、何の疑いもなく最高の12メガを選んだのです。ところが新たに買うことになったルーターは12800円、8メガを選択していればこの金は不要だったはずです。8メガと12メガの料金差は100円ですから、このルーター代を取り戻すためには128カ月かかります。それまで12メガを使い続けるかどうかは、IT技術の進歩を考えるとたぶん変わっていくことが予想されます。ルーターの交換は1月8日です。

 その2は、12メガ用のモデム(これはNTTからのレンタル品)がまた故障し、1月10日に取り替えとなりました。また、というのは、1.5メガの時もモデムの故障で取り替えていたからです。モデムを取り替えてNTTの職員のパソコンで通信テストをして終了しましたが、このときに計った平均速度は「3.3M」とのこと。12メガとはいったい何の速度を表しているのか分からなくなります。実際は8メガともそれほど違わないのではないかと想像され、ルーターの件と併せてがっかりです。

 11、12、13日は自宅の引っ越し。そして14日、ネットのハード問題が解決したと思い、さあ、セッティングだと喜んでパソコンに向かったのです。8日の今年のメルマガ第1号は会員のパソコンを使って発行し、たまっているメールも気がかりだったのです。しかし、どうやってもダメ。ついにはパソコンのHDも疑い、初期化してみてもダメ。もう相談するしかないとADSLセンターに電話したところ、また新たな問題が出てきました。

 西新橋のモデムは、16日からまた移る青梅市の方につながっているとのこと。西新橋にはつながっていないのだから、何をしても立ち上がらないはずです。でもどうして、そんなことになっているのか? 15日にNTTから連絡があり、現状をチェックさせて欲しいとのこと。結局、NTTの守備範囲については正常に回復しましたが、西新橋での設定作業は時間切れ。明日には青梅でその作業をすればいいので、このメルマガ発信も会員の方にお世話になることにしました。半月たまったメールを見るのは恐ろしい気がします。

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