□燃料電池ワールド
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■Vol.068 2002/10/23発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
■お知らせ
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◇11月の燃料電池市民講座――大同メタル工業株式会社の燃料電池事業〜技術と背景(再掲)
2000年11月15日、大同メタル工業株式会社は、米国の燃料電池ベンチャー企業 Enable 社の親会社であるDCH社( DCH Technology )と折半出資の合弁企業ニューウェーブ社を設立した。燃料電池とは畑違いの大同メタル工業は、なぜこうした事業展開を選んだのか。また、Enable 社のPEM型燃料電池は、セパレーターを使わないセル構造を持つ「パッシブ型」と呼ばれる燃料電池である。PEM−DREAMが販売している組み立てキットは、このミニ版であるが、この技術はどういうものか等々、さまざまな話題を大同メタル工業様にお話ししていただきます。
なお、今回から会場が株式会社守谷商会様に変わります。これまで会場を提供して下さった岩谷産業株式会社様に、この場を借りて御礼申し上げます。
○日 時 11月30日(土)午後2時から
○場 所 株式会社守谷商会(東京駅八重洲口から3分、地図をお送りします)
○参加費 会員は無料。非会員は2000円。
○申し込み方法 メールまたはFAXにて、「11月の燃料電池市民講座」と明記の上、氏名、連絡先、電話番号をご記入の上、お送り下さい。
メール info@pem-dream.com FAX 03-5408-3252
◇「遊んで作る燃料電池100円実験キット」と材料提供(再掲)
日本中、どこでも誰でも、手軽に、安全に、安上がりに燃料電池の原理を実験できる「遊んで作る燃料電池100円実験キット」。このキットの材料と製作ストーリーを書いた資料をメールで無料で差し上げています。ご希望の方は、
info@pem-dream.com までお申し込み下さい。
また、すでに資料を請求された方から、材料として使うLEDと電線が入手しにくいので対応できないかとの相談がありました。そこで、私たちが常備している中から、希望する方に提供することにしました。
内容は、LED3個と電線20cmくらいを2本です。ご希望の方は、切手200円分(郵送料含む)を事務局までお送り下さい。折り返し郵送します。
・宛先 〒105−0004 東京都港区新橋4ー28ー3 新正堂ビル2階
燃料電池NPO法人PEM−DREAM
◇企業のプレスリリース
燃料電池をめぐる三菱レイヨンとホンダのプレスリリースを掲載します。------------------------------------------------------------------------
2002年10月7日 三菱レイヨン株式会社
固体高分子形燃料電池用ガス拡散層の開発について
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三菱レイヨン株式会社(社長:皇 芳之、本社:東京都港区)は、固体高分子形燃料電池に用いるガス拡散層(GDL)の量産化に目処をつけ、量産化製造ラインを豊橋事業所内に設置します。
ガス拡散層は燃料電池の電極を構成する基幹部品で、燃料ガスの透過性と電気伝導性に加え、量産時における取扱い性の容易さや低コスト化が求められています。今回開発したガス拡散層はロール状のカーボンペーパータイプで、当社の基盤技術であるアクリル繊維製造技術及び炭素繊維製造技術を駆使してカーボンペーパーの可とう性を上げるとともに、製造工程を連続化することで量産化に目処を立てました。
これまで中央技術研究所(広島県大竹市)にて幅30cmで連続ロール状GDLの製造技術を検討しプレマーケティングを行ってまいりましたが、国内外の燃料電池メーカー、MEAメーカーからの引き合いも多く、2004年からの本格的な燃料電池市場の立上がりを睨んで、豊橋事業所に量産化製造ラインを設置します。
新設するラインでは幅80cmまでのGDLの生産が可能で、目標生産能力は年間25万m2です。また、今後の需要動向に応じさらなる能力増強も視野に入れています。2003年1月には新ラインからの出荷を予定しています。
当社は1998年にカナダの高圧容器メーカーであるダイナテック社に出資し、同社向けに炭素繊維を供給しています。ダイナテック社はCNGタンク及び燃料電池自動車向けに水素タンクを製造しています。今回のガス拡散層の開発で、固体高分子形燃料電池市場に直接基幹部品を投入することが可能となり、事業展開の相乗効果が期待されます。当社は産業用途での炭素繊維事業拡幅の一環として、炭素繊維/エネルギー/環境をキーワードに炭素繊維の新規市場に展開していきます。
***本件に関するお問い合わせ先***
三菱レイヨン株式会社 広報・IR室 電話03−5495−3100
【ロール状燃料電池用ガス拡散層】
(注:この写真は三菱レイヨンのHP
http://www.mrc.co.jp/press/p02/021007.html を参照)
【参考資料】
《ダイナテック社の概要》
1.会社名 Dynetek Industries Ltd.2.社 長 Robb Thompson
3.本社所在地 カナダ アルバータ州カルガリー市(Calgary, Alberta, Canada)4.設 立 1990年
5.資本金 50.25百万カナダドル
6.出資比率 三菱レイヨン 7.5% (資本参加1998年6月)7.事業内容 軽量圧縮ガスタンク製造・販売
8.売上高 8,013千カナダドル(2001年12月期)
9.従業員数 68人
------------------------------------------------------------------------2002年10月22日 本田技研工業株式会社
年内販売予定の燃料電池車「FCX」プロトタイプを発表
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Hondaは、年内に日本で販売する予定の燃料電池車「FCX」のプロトタイプを発表した。
「FCX」は、容量156.6Lの350気圧高圧水素タンクの採用により、航続距離は355kmを実現。中高速出力特性を向上したモーターと、蓄電システムとしてHonda独自開発の高性能ウルトラキャパシタを組み合わせることにより、力強くスムースな発進加速性能を実現した。衝突安全性能を確保しながら2001年9月に発表した燃料電池実験車「FCX-V4」より、全長を40mm短くするとともに、フロント・リアバンパーのデザインを変更した。また、エネルギーマネジメント状況、走行可能距離や車両の情報をわかりやすく表示する、新開発3眼メーターを採用している。
「FCX」プロトタイプは、10月15日に国土交通大臣より公道走行認可を取得し、年内の販売開始前に実際の使用条件における走行確認と最終調整を行う。
Hondaは、既に米国ロスアンゼルス市と「FCX」5台のリース販売に基本合意しており、日本でも年内に「FCX」の販売を開始する。販売地域は当初首都圏地域に限定しリース販売とするが、販売先、リース料や条件等については今後決定する。
燃料電池車 「FCX」プロトタイプ
(注:この写真はホンダのHP
http://www.honda.co.jp/news/2002/4021022-fcx.html を参照)
<FCX プロトタイプ 主要諸元>
乗車定員 4名
最高速度 150km/h
モーター 最高出力 60kW(82PS)
最大駆動トルク 272N・m
種類 交流同期電動機(ホンダ製)
燃料電池スタック 形式 PEFC(固体高分子膜型)(バラード社製)出力 78kW
燃料 種類 圧縮水素ガス
貯蔵方式 高圧水素タンク(350気圧)
容量 156.6L
寸法(全長×全幅×全高mm) 4165×1760×1645
エネルギー貯蔵 ウルトラキャパシタ(ホンダ製)
航続距離 355km
■PEM−DREAMニュース
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○「環境博覧会すぎなみ2002」報告
昨年の「環境博すぎなみ2001」は、報告を書いている途中でサーバーダウンという事故が起きて混乱が始まり、結局報告できなかった。昨年の印象で強烈に残っているのは、天候だ。1日目は快晴で、2日目は雨だった。野外イベントなので雨は天敵、客足も止まり、おまけに寒い。じっと終了時間まで耐えるのみだった。今年はどうか? 週間天気予報は日が迫る毎に悪くなっていき、こちらの心理は子どもの遠足状態となっていた。
1年経つとイベントに必要なものも揃ってきたので、準備にそれほど苦労はしなかった。協力会社は大同メタル工業株式会社にお願いした。前日、名古屋から大きな荷物が届いた。子どもが乗れる燃料電池カー「スカイラインGT-R」だ。車体前部はスケルトンで、燃料電池がよく見える。子どもがまたがるのではなく、乗り込めるので実感が違う。水素ボンベは車体の下にセットしてあり、まるで本物の燃料電池自動車と同じような構造であり、いろいろ説明するのにとても役立った。来場した筑波大学の学生はしげしげと目をくっつけて眺めて、写真を取りまくり、大同メタルの加藤さんに質問を浴びせていた。もしかすると、筑波大学製の燃料電池自動車がそのうちできるかもしれない。
荷物の中にはもうひとつ、イベント用の新兵器が入っていた。SLである。レールを組み立てると長机3個分にもなった。高さ15センチほどもある汽車は3両連結で、ライトを照らしながら蒸気の音を立てて走り回った。組み立てたレールの内側に水素ボンベと燃料電池が置かれ、そこからリード線でレールに電流が流される。この形はお母さんたちへの説明用に役だった。暖かい燃料電池と冷たい水素ボンベに触っていただくと、電気だけではなく、熱の説明にもスッと入っていける。これまでは電気の説明しかなかなかできなかったが、コージェネとしての燃料電池のトータルな説明が楽にできるのだ。
そしてもうひとつ、組み立てキットがバージョンアップして、組み立てた燃料電池を組み込んで走らせるミニカーがセットとなり、楽しみが広がった。組み立て教室に参加した子どもは、このミニカーを走らせたくて一生懸命組み立てていた。PEM−DREAMも今日から、「燃料電池+ミニカー組み立てセット」として販売するので、よろしくお願いします。詳細はHPをご覧ください。http://www.pem-dream.com
私たちの100円実験キットも揃えて、会場の準備は整った。パネルや看板、のぼり旗で周りを囲み、スタンバイした頃には、周りのテントもにぎやかになっていた。
今年の「環境博覧会すぎなみ」は10月19、20日の2日間、96の出展協力団体(企業も含む)が高井戸区民センターの建物と広場を目一杯に使って行われた。低公害車も本物の車が7〜8台並び、育英工業専門学校のソーラーカーや、電気自動車としては世界一のスピード記録を持つ慶応大学のKAZも出展した。隣の東京都立杉並清掃工場では「杉並環境フェア」が、同じくリサイクルひろば高井戸では「リサイクル・アイデア作品展」が同時開催され、2万人前後の参加者があったようだ。ドイツとオランダからも廃棄物行政の担当者が参加し、国際環境フォーラムも開催され、区市町村レベルの自治体イベントとしてはかなり大規模なものだろう。天気も2日目の午後に雨に見舞われたが、何とかしのげた。
PEM−DREAMのテントに話を戻そう。新しい試みとしてスタンプラリーが取り組まれた。会場の出展ブースの幾つかを「環境学習支援コーナーテント」に指定して、そのテントでは問題をひとつ掲げ、正解の人にはスタンプを押し、8個以上のスタンプを集めると景品がもらえる仕組みだ。正解でなかった場合には、そこで答の解説をする。私たちも支援コーナーテントとして参加したが、スタンプ押しと解説のために、要員がひとり張り付きになった。
ひっきりなしに子どもが押し寄せてくるのである。お母さんと一緒も多い。そのうち、お年寄りのグループも来るようになった。問題は次のようなものだ。「燃料電池は水素を燃料にして、電気を作ります。では、どうやって電気を作るのでしょうか?
1.燃料電池は、水素を燃やして電気を作る
2.燃料電池は、水素を貯めて電気を作る
3.燃料電池は、水素の化学反応を利用して電気を作る」
メルマガ読者はお分かりだろうが、少し引っかけ気味の問題だ。燃料という言葉からは1番を、電池という言葉からは2番を選ぶだろうと考えたのだが、案の定だった。振り仮名付きの問題を読み、小学校高学年から中学生はほとんど正解、小学校低学年以下はお母さんが答えるが、半分は間違えた。お年寄りは申し訳ないが、ほとんど引っかかった。そのたびに解説をするが、化学反応という言葉がぴんとこない。リトマス試験紙の色が変わるような目でみて分かるものがないからだろう。
身近な発電体験は、自転車の前照灯だろう。また、発電所として火力、水力、原子力発電を思い浮かべるだろう。スタンプラリーで急いているので、わずかに風力、太陽光発電を考えるかもしれない。正解の子どもたちは消去法と直感で化学反応という言葉を選び、間違える人は知っている範囲で答を探す。燃料電池の仕組みを知って欲しいと願う私たちにとっては、間違えた人の方がお客さんだった。
例えば、こんな質問がいくつか来た。「水素と酸素が一緒になれば水ができるのに、何でそこで電気ができるの?」 読者の皆さんだったらどう答えますか? この部分は流布されている燃料電池の説明のうち、クリーン・エネルギーとして水しか出さないことと、それは水素と酸素が結合してできるものだということが印象に残っているからだろう。19日の朝、燃料電池バスのニュースが流され、結構話題になったのも一因かもしれない。
私たちはこう答えた。「水素と酸素で水ができるのは、水素を使って電気を作った後です」と。続いての水素の化学反応による発電となると、話は極端に難しくなった。固体高分子タイプの燃料電池の原理を話すのだが、水素の分子構造(原子核がひとつに電子がひとつ)を知っているときは「なるほど」となり、知らない場合はお互い苦笑しあうしかない。子どもはポカンとしているだけである。「君たちが中学に行ったら勉強するかもしれないね」と言うしかなかった。
「水素が膜のところにやってくると、原子核だけが吸い込まれて通過する。残った電子は膜の周りを原子核を追いかけて動き、反対側で原子核と一緒になってまた水素になり、そこに酸素が来れば水ができる。電流は電子の流れ、つまり、追いかける電子の動きを引き出せば、それは電気でしょう」。こんな説明をしたのだが、膜の実物を持っていったので、それを使うとリアルな感じで聞いてもらえる。そして、「この膜がまだ高いんですよ」と言えば、「何とかならないのかしらね〜」と返ってくる。説明する方の知識では、電子が自分で追いかけて動くのかどうか、詳しくは知らないが、学術会議ではないので勘弁してもらわざるを得ない。
数百人以上としか分からないくらい、燃料電池SLは子どもを呼び集めた。ちょうど子どもの目の高さで走っているし、何と言っても蒸気の音がいい。ずーっと聞いていても耳障りにならない。子どもたちはニコニコしながら、SLの動きに合わせて首を振る。そして、無数の手が伸び、脱線した。合計すれば4時間近くも眺めていた子もいた。しばらく見ていて、他にいったと思うといつの間にか戻ってきているのである。お父さんは外国人だったが、「疲れるから、椅子に座ってください」と特別待遇と相成った。子どもたちの頭の上で話をしているものだから、「すいそ」と小さい声でつぶやく子もいた。
PEM−DREAMのこうしたイベントは、2000年9月から始めてちょうど12回目である。毎年行われるイベントでは、必ず寄ってくださる方がいる。出展内容はその方たちからチェックをされるので、昨年と同じというわけにはいかない。もちろん、私たちも少しずつ成長しているのだから、その様子を知っていただきたいという想いも強い。また、来場者との会話で世の中の変化を肌で感じることができるし、それが私たちにはご褒美でもある。さて、来年はどんな内容で行えるか、これから1年の活動が決めてくれそうだ。
■イベント紹介
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☆PEM−DREAMが参加するイベント(再掲)
・10月24日(木)
都市基盤整備公団総合研究所技術センター特別公開
場所:東京都八王子市石川町2683−1
参加自由です。詳しくは下記のHPで。
http://www.udc.go.jp/research/
・11月16日(土)
ファミパラ
主催:品川区小関ブロック自動センター合同
場所:品川区立御殿山小学校
ご近所の方、お出かけしませんか。
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○燃料電池市民講座 http://www.pem-dream.com/citizen.html
○EVENT INFORMATION http://www.pem-dream.com/event.html
○燃料電池マイ・レポート http://pem-dream.com/report.html
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■世界のニュース〈10月)
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<輸送>
●PEEIがピッツバーグの施設をオープン
新しいピッツバーグ・エレクトリック・エンジンズ社(PEEI)の燃料電池開発と製造施設が、先ごろ、ピッツバーグのデリーにオープンした。PEEIは現在、主として輸送分野向けにターボ燃料電池エンジン(TFCE)の開発を進めている。このTFCEは、固体酸化物形燃料電池とターボ交流発電機を合体させたもので、液状だけでなくガス状の炭化水素燃料――ディーゼルやガゾリン、エタノール、天然ガス、メタノール等を利用することができる。
<定置型電源>
●海軍がプラグパワーに115万ドル
カリフォルニア州チャイナレイクにある海軍航空システム司令部(NAVAIRZ)の海軍再生可能エネルギー部門は、住宅向け燃料電池に関する115万ドルの契約をプラグパワー社と交わした。8基の燃料電池がノースアイランド海軍航空基地とサンディエゴ潜水艦基地に設置され、別の1基がチャイナレイクに設置される予定だ。このシステムは水素の供給源として天然ガスを使用する。
<燃料・改質器・貯蔵>
●クァンタムがスズキと契約
クァンタム・フュエル・システムズ・テクノロジーズ・ワールドワイド社は先ごろ、スズキ株式会社と契約を交わし、スズキの燃料電池自動車用の水素燃料貯蔵システムを独占的に開発、提供する。今回の5000psi(350バール)のシステムは、米国(NGV2)、日本(KHK)、ヨーロッパ(EIHP)それぞれの工業規格に適合するよう設計されテストされる予定だ。
<燃料電池コンポーネント>
●アドバンスト・メジャーメントがSOFCテストスタンド契約
米国北東部で燃料電池開発を行っている多国籍企業は、2002年秋にSOFC燃料電池テストスタンドを2カ所建設するためにアドバンスト・メジャーメント社と契約した。
<報告・市場調査>
●BTIが「燃料電池と水素の戦略」についての報告書
ブレイクスルー・テクノロジー・インスティテュート(BTI)は、アメリカ連邦議会の要求する国家的な燃料電池と水素に関する戦略に対して、26の主要燃料電池メーカーによる提携の必要性を説いた報告書『燃料電池と水素;前進への道』をまとめた。この報告書では、今後10年間に必要となる55億ドルの政府資金の経費分担について詳述している。この報告書はまた、幾つかのプログラム――研究開発、実証プログラム、政府による購入、燃料インフラへの投資、市場参入支援、障害の排除、教育や援助についても提案している。
<その他>
●新しい燃料電池グループが誕生
アライド・ユーティリティ・ネットワーク(ALLIED)は、燃料電池グループを結成したと発表した。このグループの目標は、商業的・工業的な利用のために順応性があって設置が簡単で、電気と水を発生させる燃料電池システムを開発することである。ALLIEDは、セナジー・コーポレーション、NEETRAC、ジョージア・テック・リサーチ・インスティテュート、オルタナティブ・フュエル・システムズ社、フュエル・セル・コントロールズ社をはじめ、燃料電池に関心がありキープレイヤーである他の団体との連合グループの代表を務める。
注:NEETRAC the National Electric Energy Testing, Research and Applicationscenter
●エストニア政府が燃料電池R&Dへ援助
エストニアン・テクノロジー・エージェンシー(ESTAG)とエルコゲンASは、エストニア政府が燃料電池技術開発に資金援助する契約を結んだ。第1段階としてエルコゲンは、総額21万8000ユーロを研究開発資金として割り当てられる。エルコゲンは既に、このプロジェクトに30万ユーロ以上を投資している。
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■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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