□燃料電池ワールド
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■Vol.017 2001/9/05発行
◆燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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☆メルマガ読者1500人突破記念プレゼントが始まります。お知らせコーナーで。
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■アップデート
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◇WEEKLY「プレイボ〜イ」の燃料電池車試乗記
男は、10代の後半から自動車に興味を抱くようになる人が多い。同時に、女性にも。そんな年代層をターゲットにしたWEEKLY「プレイボ〜イ」が、時々燃料電池自動車の記事を載せていたことをご存じですか?
今週は、WEEKLY「プレイボ〜イ」の燃料電池自動車試乗記を紹介します。さて、その乗り心地は?
http://www.pem-dream.com/
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■世界のニュース〈8月〉
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<輸送>
●スターテック・エンヴァイロメンタルが水素自動車を公開
スターテック・エンヴァイロメンタル社は、コネチカット州ブリストルで水素自動車を公開し、成功裏に運転を終えた。この自動車は白色のフォード製ピックアップで、4気筒エンジンと標準の変速機を搭載している。
<ポータブル電源>
●トライモルが日立マクセルと協力契約
トライモル・グループ社は、消費者向けポータブル電気製品用のアルミ−空気燃料電池に関して、日立マクセルと協力契約を締結した。
<燃料・改質器・貯蔵>
●ヌヴェラが1700万ドルの研究費を取得
ヌヴェラ・フュエル・セルズ社は、米国エネルギー省(DOE)からおよそ1700万ドルを取得し、高効率で瞬時に始動する最新式の輸送用燃料改質器の研究・開発に充てる。同社は、低温で作動する触媒型の大型燃料改質器を組み込んで、瞬時に作動可能な最新式の統合装置の開発をめざす。
<報告書・市場調査>
●EPRIの報告書で電力システムの改善が必要と指摘
デジタル社会を支える電力基幹施設コンソーシアム(CEIDS)が作成した電力研究所(EPRI)の新たな報告書『不安定な電力が産業およびデジタルエコノミー企業に与える障害の費用』では、停電や電力品質の障害により、米国経済で毎年1190億ドルの損害が発生していると指摘している。この報告書は、エネルギー産業が電力の信頼性と品質を最大限に高める必要があると強調している。
<その他>
●Hパワーが新しい製造・試験施設をオープン
Hパワー社はノース・カロライナ州モンローに新たに製造・試験施設をオープンした。同社は9万平方フィートの施設を利用して、定置型、ポータブル型、モバイル型の燃料電池製品を製造する予定である。
<提案要求>
●ストックホルム市が住宅用燃料電池を募集
ストックホルム市(スウェーデン)は、2〜6kWの住宅用燃料電池の技術調達に参加する燃料電池製造業者を招請中である。燃料電池は、ストックホルム中心部の新市街地に新築される住宅用に実験的に設置される。燃料電池の燃料は、近くの下水処理場で生産されるバイオガスを利用する。
<会議・レポート募集>
●EVS18(ドイツ)
第18回国際電気自動車シンポジウムが10月21−24日、ドイツ・ベルリンで開催される。会議の詳細は、<http://evs18.tu-berlin.de>
●ポータブル機器用燃料電池(アメリカ)
「ポータブル機器用燃料電池」が10月22-23日、カリフォルニア州サン・フランシスコのホテル・ニッコーで開催される。詳細は、
www.f-cellsnetwork.com/NA-1660-01
●燃料電池技術(インド)
「燃料電池技術−応用と契機」が11月26−27日、インド・グルガオンのインディアンオイル石油経営研究所で開催される。詳細はe-メールでP.K.セン博士まで pks@eil.co.in
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■イベント
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●燃料電池実用化推進協議会がHP開設(再掲)
日本の燃料電池実用化をめぐる諸問題を研究協議している推進協議会のHPが、このほど公開されました。
まだ基本的な項目が中心ですが、活動記録を見ると、3月の発足以来、連日のごとくワーキンググループの検討を重ねている様子が分かります。協議会の活動が活発であればあるほど、燃料電池の実用化は近づいてくると言えます。これから必見となるHPを、一度ご覧ください。
http://www.fccj.jp
●国際燃料電池ワークショップ2001―移動及び定置用PEFC(再掲)
山梨大学は、移動動力用、家庭・定置用のPEFCの電池本体とシステムに関する基礎研究及び応用研究を行っている13人のリーダー的研究者・技術者の招待講演と、一般参加者によるポスター発表(30件を予定)による「国際燃料電池ワークショップ2001」を企画しています。13人のリーダー的研究者・技術者は、日本及びアジア、欧州、米国から参加されます。募集要旨は以下の通りです。
○主 催 山梨大学
○共 催 電気化学会燃料電池研究会、他
○日 時 シンポジウム:11月12日(月)〜13日(火)
見 学 旅 行:11月14日(水)
○場 所 甲府富士屋ホテル(山梨県甲府市湯村3-2-30)
○公式言語 シンポジウムの公式言語は英語です。同時通訳はありません。
○見学旅行 甲府市周辺観光+山梨大学クリーンエネルギー研究センター
○参加定員 シンポジウム:150名 見学旅行:40名
○参加費用 シンポジウム:要旨集 5000円
(9月21日まで)
会社関係者 30000円
大学、国公立研究所など 15000円
(9月22日以降)
会社関係者 40000円
大学、国公立研究所など 20000円
見学旅行:10000円
○申込締切
・ポスター発表申し込み及び発表アブストラクト、割引の参加登録 9月21日
・ホテル予約と見学旅行 9月29日
(注:締切後も、余席があれば受付可能です)
○申込書及びHPによる詳細な情報
http://www.ab11.yamanashi.ac.jp/ifcw/
(注:アドレス中のab11は数字の11です)
○連絡先
〒400-8511 甲府市武田4-3 山梨大学クリーンエネルギー研究センターIFCW世話人 渡辺政廣
FAX 055-254-0371
E-mail ifcw@ab11.yamanashi.ac.jp
TEL 055-220-8618(林、内藤)055-220-8619(内田)
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■燃料電池QUIZ
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毎週ひとつの質問を出します。答は、YESかNOのふたつにひとつ。
どちらかを決めて、解答ページにアクセスしてください。
http://www.pem-dream.com/
20.《バス問題2》公共交通としてのバスのアイデアを発案したのは、かの有名な哲学者パスカルである?
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■お知らせ
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☆メルマガ読者1500人突破記念プレゼント
『燃料電池ワールド』の購読者が1500人を超えました。喜びと感謝の気持ちを込めて、17名の読者の皆さまにプレゼントをいたします。景品のうち、ダイムラー・クライスラー社の講演録は、5月22日に行われた第8回ダイムラー・クライスラー・シンポジウムの内容を、同社がまとめた本を提供していただきました。シンポジウムの内容は、PEM−DREAMのHP「燃料電池ニュース」に収録されている同シンポジウムの記事をご覧ください。
ご希望の方は、このメルマガとPEM−DREAMのHPに対するご意見・ご感想などをひと言書いて、希望する景品名と送り先を、メールでご応募ください。応募者が多い場合は抽選となります。締切は、9月30日(日)です。当選者は10月3日付メルマガで発表します。
A.第8回ダイムラー・クライスラー・シンポジウム「燃料電池と21世紀の選択」講演録 15名様
B.BMW水素自動車キャンペーンのパンフレットとクリーン・エネルギー・マウスパッド 1名様
C.トヨタのエコグッズセット(キャンバス製のトートバック・ピンバッチ・絵はがき5枚) 1名様
☆2つのイベントで「燃料電池発電体験」
・9月22、23日 代々木公園 「エコロジーガーデン」
・10月27、28日 杉並区高井戸地域区民センター 「環境博すぎなみ2001」
この両方のイベントでは、日本と世界の燃料電池情報を10枚のパネルにして紹介します。そして、ゲームをやりながら、燃料電池を自分で発電できる「燃料電池発電体験」も準備しています。さて、どんなことが待っているか、当日はぜひ会場においでください。
──────────────────────────────────────『燃料電池ワールド』は、PEM−DREAMの会員を対象にした〈会員版〉も発行しています。
応援してくださるという方は、ぜひ情報会員に!
■燃料電池ワールド
□毎週水曜日発行
□編集・発行:燃料電池NPO法人PEM−DREAM
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