ロッカーのハナコさん

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ロッカーのハナコさん

「ロッカーのハナコさん」2002年 8月〜10月 NHK総合 月〜木 23:00〜23:15、金深夜にその週の放送4話を一時間ぶっ通しで再放送

 十年前に不慮の交通事故で死んだ大変な切れ者 OL 北浦華子(ともさかりえ)が幽霊となって会社地下の自分のロッカーに住み着き、ダメ OL を導くというもの。

 華子は交通事故の際、事故を起こしたタクシーに 全力を傾け取り組んでいたプロジェクトのいっさいの資料を持ち込んでいたことと、記憶喪失(?)のため、そのプロジェクトの内容が分からなかったが、華子は"教え子"小嶺瑠布子(吹石一恵)たちを動員して、そのプロジェクトの内容を突き止める。

 私がこのドラマを見つづけたのも、そのプロジェクトの内容が知りたかったからである。10年前といえど 大変な切れ者が全力を取り組んだという設定のプロジェクトである。きっと、なにかの役に立つだろうと...

 そのプロジェクトは「やさしい生活プロジェクト」。人と自然と社会にやさしい生活を提案、商品群を展開するプロジェクトだったような気がする。確かに商社でないとできないプロジェクトだが... あまりに漠然(ん、それが商社というものか)としていて、少々期待はずれだった。

ロッカーのハナコさん † 徒然ちゃんねる †

帰ってきたロッカーのハナコさん

「帰ってきたロッカーのハナコさん」2003年10月〜11月 NHK総合 月〜木 23:00〜23:15、金にその週の放送4話を一時間ぶっ通しで再放送

 前作から一年後の設定。あれ、「やさしい生活プロジェクト」は、もう終わってしまったのか。

 切れ者の新人OL 長野かける(田丸麻紀 @大阪府和泉市出身)が登場。最初は大市理子[あやこ](国分佐智子)かと思ったが、違った。なお、大市理子とは前作において、切れ者 OL で、帰国子女。小嶺瑠布子(吹石一恵)の上司で、また自分の元上司の緒園隆文(勝村政信)[課長]に片思いで、自分のニューヨークでの MBA 取得の海外留学がかかった(理子はリポート提出の直前まで知らなかった)リポートの結論部を、緒園と離れたくないがため、平凡なものに書きなおした。本作では、緒園と結婚して寿退社しており、また緒園も新妻・理子にメロメロである。退社しているだけあって、登場シーンは緒園の携帯画面の動画と、最後の御厨みそら(平山あや)の結婚式にのみ限られる。

 さて長野かける演ずる田丸さんだが、本ドラマが女優として初出演の元モデルさん。さすがにスタイルがお美しい。そして眉間にしわを寄せるのが得意。しかし、会社でノンスリーブはともかく、透けるシャツはどうなのだろう。

 なお、新人女優が、連続ドラマの最初にキーパーソンになるのは、「湘南女子寮物語」(1993、TV朝日系 [なお管理人が視聴したのは、2002年(?)サンテレビでの再放送])での水野美紀が連想される。

 で、この長野かけるだが、大学の先輩の恋人と同じ会社にはいるため、入社試験トップという涙ぐましい設定であるが、その恋人は逆玉でお別れとなる。

帰ってきたロッカーのハナコさん † 徒然ちゃんねる †

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