多様な未来製作所 ▶ モビリティー
モビリティー (mobiity)は、直訳すれば移動手段・移動可能性のこと。交通と似た言葉です (意味合いとしては、交通が乗り物の側から見た移動を指すのに対し、モビリティーは人の側から見た移動を指します *)。
モビリティーが欠けることは、社会参加に欠けることを意味します。モビリティーに「快適さ」が欠けることも同じです。
カール・マルクスはさらに、彼の初期的な著作の中で交通インフラの重要性を包括的に論じている。(中略) 交通インフラの有り様が、人々の「交流」すなわち、「コミュニケーション」のあり方を規定し、その人々の交流・コミュニケーションの有り様によって、ありとあらゆる上部構造(社会、経済、文化、宗教など)が決定されていく、と論じたわけである、
鉄道のエヴァンジェリスト(伝道者)は、社会を知的・活発にする
ガソリン車並みに走行距離が長く、燃料供給に要する時間が短い燃料電池自動車は、「快適さ」を損なうことなく(むしろ走行音が静か、排ガスが無害無臭で快適さは増す)、ガソリン入手困難な時代でもモビリティーを維持できます。
交通が、乗り物の側から見た移動を指すのに対し、モビリティは人の側から見た移動を指すという、歴然とした違いが存在していると思っている。
2017/ 6/ 4: 公開開始
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