多様な未来製作所 TAKAGI-1 みくすと

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2018/04/21

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未来の暮らしのなかには、当たり前のようにレコードプレイヤーがあるのかもしれない。けれども決して忘れないように。この技術がインパクトをもつのは、アナログレコードが、すでに世界的にひとつのカルチャーとして、新たに大きく根づいたからだ。テクノロジーはいまむしろカルチャーを後追いしている。

結局のところ、テクノロジーはそれが文化となる道筋を得てしか社会のものにならないし、そうならない限りビジネスにだってならない。そろそろ、みんなそのことに気づこうよ、てか気づかないとヤバくない? てなことを、手を変え品を変え7年間言い続けた集積が、『さよなら未来』という本だ。それは、フェイスブックやウーバーが窮地に立たされるのを横目に見ながら制作され、ビヨンセのコーチェラ(人呼んで「ビーチェラ」)とケンドリックのピュリッツァー賞受賞の週に刊行された。刊行直後の週末にはレコードストアデイもあった。

ひとつの時代が終わり、またちがう時代がはじまる。なのに、まだ「未来」なんて言ってんの?



- まだ「未来」なんていってんの?|INTRODUCTION|さよなら未来

[ Posted Sat, 21 Apr 2018 08:08:37 ]

 


幕末に幕府が列強と結んだ条約は、関税自主権がなく、治外法権も許す不平等なものだった。明治政府が英国公使パークスに「世論が許さないので改めたい」と言うと、彼はこう答えたという。「日本に世論があるのか。大勢の考えを集約する仕組みがないではないか」

▼そこでまず発足させることになったのが、企業家や商人が集まって、意見をまとめる組織だった。東京商法会議所といい、大蔵卿・大隈重信の働きかけを受けた渋沢栄一らが設立した。関税自主権を確立する一歩として輸入の実態も調査。日本初の経済団体は、公正な貿易の実現という明確な目的をもって生まれたわけだ。



- 幕末に幕府が列強と結んだ条約は、関税自主権がなく、治外法権も許す不平等なものだった。明治政府が英国公使パークスに「世論が  :日本経済新聞 (春秋, 2018/4/21付, 日経 1面)

[ Posted Sat, 21 Apr 2018 09:41:56 ]

 

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