中尾 政之「失敗は予測できる」

評価・状態: 得られるものがあった本★★☆

購入: 2007/12/18
読了: 2008/ 1/ 9

404 Blog Not Found:失敗学ドリル - 書評 -　失敗は予測できる

関連:
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中尾 政之「失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する」

購入: 2007/ 8/31
読了: 2008/ 2/17

思考の昇降運動

「思考の昇降運動」*1 の「昇」による効用は2つに分けられる。

• 上位階層に上って(あるいは、前段階に戻って)、複数の問題を解決する。
  ――なぜをn回繰り返す
  
  
  関連する下位事項:
  • 「事故は体系的、戦略的に対策を打てば減る」にもう一つの解釈


• 上位階層に上って(あるいは、前段階に戻って)、一つの問題を解決する。
  ――ゼロベース思考により代案を考えだす
  
  
  関連する下位事項:
  • 上の階層に上れるか
  • いかにして解くか

思いを言葉に、言葉を形に、形をモノに

中尾 政之 : 失敗は予測できる (光文社新書, 2007) p.177.

>　設計の思考過程とは、短く言えば、...「思いを言葉に、言葉を形に、形をモノに」することである。

失敗を予測する

いかに予測するかが、頭の使いどころである。

具体的な予測対象として、「失敗」がある。

　発想の元:
　Twitter / TAKAGI-1: 自分の手から離れない問題は、小学生の勉強(中学受験勉強)で解ける。しかし、自分の手から離れる/手の届かない問題を解くには、大学レベルの知識と思考が要る――見知らぬ人が読む文章を書くこと。連続運転する機械を設計すること。直接には測れない量を知ること。