徳田八郎衛「間に合った兵器」

     

評価・状態: 得られるものがあった本★★☆

徳田八郎衛 : 間に合った兵器 (光人社NF文庫, 2002)



読了済み

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写真を疑う
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志ある者が知っておくべきこと――高度の平凡性 --- 第三善を戦場に送れ

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志ある者が知っておくべきこと――高度の平凡性 --- 三八式歩兵銃の方が、弾づまりになる怪しげな自動小銃よりは確実である

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「情報収集と分析では今なお世界一と目される」イギリス

記事ページ 発行: 2011年07月30日

イギリスは、「情報収集と分析では今なお世界一と目される」国です (徳田 八郎衛 : 間に合った兵器 (光人社NF文庫, 2002) p.208.)。

司馬 遼太郎は、『坂の上の雲』に、

英国というのは英国の機能そのものが一大情報組織といっていいほど、各国の情勢を精力的に収集し、それを、現実認識についてはもっとも適したその国民的能力をもって分析していた。
...
 もともと英国というのは情報によって浮上している島帝国であるといえるであろう。

と書いています。(司馬 遼太郎 : 坂の上の雲 7 (文春文庫, 1999) pp.199-200.)

 

「周辺機器」が開発の死活を握る

記事ページ 発行: 2009年02月04日

徳田八郎衛 : 間に合った兵器 (光人社NF文庫, 2002) p.211.

> 新しいシステムの開発においては、一見「周辺機器」として軽く扱われそうなコンポーネントが開発の死活を握る場合が少なくない



 

NHKスペシャル「JAPANデビュー」第4回 軍事同盟 国家の戦略 参考書籍

記事ページ 発行: 2009年06月28日

Abstract: Recommendation of books relatded to the NHK's TV program "Japan debut, part 4, Military alliances and national strategies", which was on air on June 28, 2009.

2009年6月28日に放送されたNHKスペシャル シリーズ「JAPANデビュー」 第4回 軍事同盟 国家の戦略の内容に深く関連がある書籍を紹介します。

渡辺 利夫「新脱亜論」





渡辺 利夫 : 新脱亜論 (文春新書, 2008) p.220.

> しかしアメリカはなお諦めることなくワシントン会議において日本孤立化を求めて懸命に働きかけ、ついには日英米仏による四国条約を大正一〇(一九二一)年一二月一三日に日英に飲ませることに成功。四国条約の成立と同時に日英同盟は破棄されてしまった。同条約第四条は「本条約ハ締約国ノ憲法上ノ手続ニ従ヒ、成ルヘク速カニ批准セラルべク、且ツ華盛頓(ワシントン)ニ於テ行ハルベキ批准書寄託ノ時ヨリ実施セラルベシ。千九百十一年七月十三日倫敦ニ於テ締結セラレタル大不列顛国(グレートブリテン)及ビ日本国間ノ協約ハ、之ト同時ニ終了スルモノトス」である。

 ここについに日露戦争後の日本の安全を保障してきた最も大切な「資産」である日英同盟は終焉のやむなきにいたった。今後はアジア太平洋問題において紛争が発生した場合には、第一条にいうごとく「該締結国ハ共同会議ノ為、他ノ締結国ヲ招請シ、当該事件全部ヲ考量調整ノ目的ヲ以テ、ソノ議ニ付スベシ」となり、日英の同盟関係は解体された。日本は欧米列強の国際システムから排除され、独力でアジア太平洋問題に対処せざるを得なくなったのである。


徳田八郎衛「間に合った兵器」


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第五章 英国の知恵と米国の生産力

 1 これぞ天の配列
 2 防空レーダーの開発
 3 マイクロ波レーダーで海を制圧
 4 ペニシリンなき日本将兵の悲劇
 5 戦時下なるがゆえに開発できたペニシリン

徳田八郎衛 : 間に合った兵器 (光人社NF文庫, 2002) p.208.

> 単なる天然資源の提供であれば、往々にして欲張りのお客様が征服に乗り込んでくるが、知恵の提供国を滅ぼしては金の卵を生む鶏を殺してしまうことになる。それに相互の信頼を前提として行われる知恵の共有は、同盟国に対する最大の信頼の保障でもある。



 

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