評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★
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軍事・経済そして知記事ページ 発行: 2012年01月03日論語 顔淵第十二 295
ここで、「○○を国民参加のもとで実施し、この効用を国民に供する」という戦略を考える。 司馬遼太郎「坂の上の雲」に描かれた明治は、徴兵制。即ち、国民(臣民)の軍事への参加であった。 広告代理店は、ブームをつくり、国民の購買意欲を煽った。それは、国民の経済への参加であった。 次は、国民の知への参加である。 関連: 石原莞爾 : 最終戦争論 (中公文庫, 2001) pp.35-36.
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情報技術は最終戦争を可能にするかも記事ページ 発行: 2007年05月01日
石原莞爾 : 最終戦争論 (中公文庫, 2001) p.99. この文章は、1941年に書かれた。 注目すべきは、引用の最終文「あらゆる防禦手段を無効にして、決戦戦争の徹底を来たし、最終戦争を可能ならしめる。」である。 つまり、防ぐことのできない兵器の戦力化によって、最終戦争が可能となるということだ。 石原莞爾は、それが航空機だとした。確かに、先の大戦の終戦直前における米軍の戦略爆撃機は、ほぼ「防ぐことのできない」兵器であった。 しかし、冷戦時代に、戦略爆撃機は「防ぐことのできる」兵器となった。レーダーの発達によってである。当初、核兵器の運搬手段として戦略爆撃機を盛んに行っていた米ソであるが、そのうち核兵器の運搬手段はミサイルへと変わった。 レーダーを無力化すれば、ふたたび「防ぐことのできない」兵器が実現する。レーダーを無力化する技術、もちろんステルス技術があるが、電子回路への決定的な攻撃手段は同じく電子回路である。 即ち、高度な情報技術による電子防御兵器の無力化が、「あらゆる防禦手段を無効にして、決戦戦争の徹底を来たし、最終戦争を可能ならしめる」のだ。 関連: 石原 莞爾「最終戦争論」 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1208.html |
地上と海上の戦略的性格の違い記事ページ 発行: 2007年05月13日
地上は防御的性質を持ち、海上は攻撃的性質をもつ。 一方、海上は、防禦・攻撃の双方にとって有利不利はなく、その確保領域が広ければ広いほど密度が薄くなる防御側には不利にはたらく。 石原莞爾 : 最終戦争論 (中公文庫, 2001) p.99.
関連: 石原 莞爾「最終戦争論」 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1208.html |
平時の決戦戦争状態において男女国民皆兵を国是として謀る記事ページ 発行: 2007年06月14日石原莞爾 : 最終戦争論 (中公文庫, 2001) pp.35-36. 石原莞爾は、決戦戦争において、女性が攻撃目標として戦争に巻き込まれることを指摘した。 私は、兵隊として女性が戦争状態に参加することを予想する。戦争状態とは、なにもドンパチをさしているのではない。平時の戦争、即ち、経済戦争・権益戦争である。 現在の平時の戦争は、石原氏の言う「決戦戦争」の性質をもつ。グローバリゼーションにより、国境は盾ではなくなった。インターネットは、超音速爆撃機よりも即時的である。ただ「決戦戦争」は一瞬にして勝敗がつくが、現在の平時の戦争は終わりがない。 このような国難において、さらに悪いことに、近未来には我が国の人口は減少に転じる。我が国にとって、人口の半分を"さして"使わないという選択は不自然なのだ。 幸いにも、我が国の産業体勢は、人海戦術的なものから知的なものに変容済みである。 人海戦術的産業では、2倍の人手が2倍の効果を持つ。 対して、知的産業では、ネットワークの考え方に従い、互いにゆるく結合した参加者が2倍になると、4倍の効果をもつのだ。 我が国は、国是として、女性の活用を図る(謀る)べきである。 関連: (工科系の女子比率の低さがもたらす町工場の倒産増) http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0311152.html#5 石原 莞爾「最終戦争論」 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1208.html |
日本外交を整理する記事ページ 発行: 2009年11月12日
「東アジア共同体」という言葉が取り上げられていることを機会に、これまでの日本外交を整理してみたい。 アングロ・サクソンかスラブか http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-2789.html 中国は「東亜リムランド」における覇権を狙っているのではないか http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/inw_0710210.html#4 |
国民皆兵の継続的な「決戦戦争」記事ページ
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