GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。
青空文庫図書カード: 横光利一 『旅愁』
現代語化
「だって、どうでもいーじゃん。」
「無茶言うなよ。ここが通れると思うのか?」
「あとちょっと行ってみようよ。ここまで来といて。抜けられるでしょ、きっと。」
「氷河渡るより全然大変だぞ。」
「でも、これで死ぬ心配はないし。」
「でも、無駄だよこんな事。」
原文 (会話文抽出)
「君、これは後へも帰れなければ、前へも行けなくなるぞ。向うが見えないんだもの。たいへんなことをし出かしたものだ。」
「だって、かまやしないわ。」
「無茶だね君は。ここが行けると思えますか。」
「もう少し行きましょう。折角ここまで来たんですもの。抜けられるわよきっと。」
「氷河をわたるのよりこっちの方がよっぽど骨だ。」
「でも、これは死ぬ危険はないわ。」
「しかし、無駄だこんなことは。」