森鴎外 『伊沢蘭軒』 「廿六日。雨。昨日箱館残り御人数帰著。岡田…

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青空文庫図書カード: 森鴎外 『伊沢蘭軒』

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「26日。雨。昨日、箱館に残っていた人々が帰ってきた。岡田、斎藤、青木もその中。お祝いがある。家作料3貫目が下賜され、会計局から受け取る。」
「29日。晴れ。殿様が東京で天皇から天杯を賜ったとのこと。お祝いのために5時から4時までに登城して、御帳がある。」
「9日。(8月。)晴れ。吉日なので普請場に移転する。引越の挨拶を月番に出す。」
「14日。雨。殿様が帰藩されたので、朝5時半に全員が揃って登城し、正午に到着。馬屋原、内野がお供。」
「8人扶持、補、内田養三、36歳」
「19日。晴れ。当直。今春から殿直しなくてよいことになり、家に控えている。ただし、外出は禁止。ただし、今朝は拝診するために出勤すること。」
「21日。晴れ。石川大夫のところに行く。先日帰ってきたので。」
「200石、御足100石、上議員、関藤文兵衛、63歳」
「7月21日に東京を出発し、8月18日に福山に到着し、24日に執政を辞し、波平行安作刀1振りを賜る」
「3日。(9月。)晴れ。渡辺のところを診察する。文兵衛殿のところにもう1度診察に行く。」
「渡辺の母親が体調不良とのことなので、午後にお見舞いに行く」
「母親」
「大監察、渡辺造酒丞、57歳」
「22日。(9月。)晴れ。三沢順民が病死したとのこと。養玄と一緒に弔いに行く。」
「10人扶持、准、三沢順民、29歳」
「25日。晴れ。去年の冬に箱館戦争でお褒めをいただき、今回知事様から永世6000石が下賜されたとのこと。それをお祝いするための御帳に出席する。」
「2日。(10月。)晴れ。文兵衛殿を診察する。」
「19日。徳児を手をつないで城浦から釣り船で遊びに行く。」
「20日。晴れ。関藤のところに行く。」

原文 (会話文抽出)

「廿六日。雨。昨日箱館残り御人数帰著。岡田、斎藤、青木在其内。有祝行。家作料三貫目被成下、会計局より受取。」
「廿九日。晴。殿様於東京天杯御頂戴被為蒙仰候御祝儀五時より四時迄之内出仕御帳有之。」
「九日。(八月。)晴。吉辰に付普請場へ引移。引越御達月番へ差出す。」
「十四日。雨。殿様御帰藩被遊候に付、朝五半時揃総出仕、午刻御著。馬屋原、内野御供。」
「八人扶持、補、内田養三、三十六」
「十九日。晴。当直。当春より殿直に不及、宅心得に相成。尤他出無用。当朝拝診可罷出之事。」
「廿一日。晴。石川大夫へ行。過日帰著に付。」
「二百石、御足百石、上議員、関藤文兵衛、六十三」
「七月廿一日東京発、八月十八日福山著、廿四日執政を罷め、波平行安作刀一振を賜ふ」
「三日。(九月。)晴。渡辺省診。文兵衛殿へ寄一診。」
「渡辺母公不快之由申来、午後見舞行」
「母公」
「大監察、渡辺造酒丞、五十七」
「廿二日。(九月。)晴。三沢順民病死之由申来。養玄同道悔行。」
「十人扶持、准、三沢順民、廿九」
「廿五日。晴。去冬箱館戦争為御褒美、今般知事様へ永世六千石下賜趣、右為御祝儀御帳罷出候。」
「二日。(十月。)晴。文兵衛殿省診。」
「十九日。徳児携手城浦より釣舟遊行。」
「廿日。晴。関藤へ行。」

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