森鴎外 『伊沢蘭軒』 「正月元日。半晴。中林神明宮社参。」…

青空文庫現代語化 Home書名リスト森鴎外 『伊沢蘭軒』

GoogleのAI「Gemini」を使用して現代語化しました。 正しく現代語化されていない可能性もありますので、必ず原文をご確認ください。


青空文庫図書カード: 森鴎外 『伊沢蘭軒』

現代語化

「1月1日。薄曇り。中林の神明宮にお参り。」
「2日。曇り。夜に雨。成田氏が弘前に出発したので、渋江氏と小野氏に手紙を書く。」
「3日。晴れ。風。」
「4日。曇り。」
「5日。雨。」
「6日。曇り。」
「7日。晴れ。午後に曇り。」
「8日、9日、10日。雪。風。」
「11日。晴れ。」
「12日。晴れ。昨日、成田氏が弘前から帰ってきた。渋江氏と小野氏から返事が来た。当藩の上原元英が来た。」
「13日。晴れと雪が交互に降る。「金匱」の抄録を完了。」
「14日。晴れと雪が交互に降る。」
「15日。晴れと雪が交互に降る。昨年、箱館表から急遽撤退したとき、天皇から特別にお慈しみをいただき、全員に洋服を1枚ずつ恩賜された。」
「16日。雪。」
「17日、18日。晴れ。」
「19日。晴れ。清水谷様が当地を巡見され、総督からお呼び出しがあり、全員が怠ることなく陣を守っている様子を神妙に思われる、これからもそのようにするようにと口上を述べられたとのこと。今朝、青森の大病院で罪人の解体が行われるので、斎木と藤田が昨夜から出張し、今夜も1泊する。」
「20日。晴れ。斎木と藤田が青森から帰宿。石川厚安が1泊する。今日、病院は大工棟梁の越後屋新兵衛に移る。」
「21日。雨。」
「22日。少し晴れる。夜に雪。」
「23日、24日。薄曇り。」
「25日。風雪。石亀村で総督が演習をご覧になる。」
「26日。少し晴れる。」
「27日。曇り。夜に雨。正午から新城村の病院に行き、日暮れに帰る。」
「28日。風雨。」
「29日。晴れ。広江氏が体調不良のため、昨日から病院に連れてくる。」
「建築」
「30日。晴れと雪が交互に降る。」
「2月1日。晴れ。」
「2日。曇り。夜に雨。斎木が青森に行き1泊する。広江の診察。」
「3日。雨。大病院の深瀬祥春が来る。広江の診察。石川厚安が1泊する。」
「4日。雨。」
「5日。曇り。斎木が青森に行く。この日、大病院で軍が進むときに医局が用意すべき薬や道具などの話が合った。」
「6日。少し曇り。」

原文 (会話文抽出)

「正月元日。半晴。中林神明宮社参。」
「二日。陰。夜雨。成田氏弘前へ出立に付、書状認渋江小野両氏へ送る。」
「三日。晴。風。」
「四日。陰。」
「五日。雨。」
「六日。陰。」
「七日。晴。午後陰。」
「八日。九日。十日。雪。風。」
「十一日。晴。」
「十二日。晴。昨日成田氏弘前より帰来、渋江小野返書来。当藩上原元英来。」
「十三日。晴雪相半。金匱私講抄録卒業。」
「十四日。晴雪相半。」
「十五日。晴雪相半。昨冬箱館表俄之引揚に付、格別之以御仁恵総人数へらせいた洋服一枚づつ、天朝より恩賜被仰付。」
「十六日。雪。」
「十七日。十八日。晴。」
「十九日。晴。清水谷様爰許御巡見有之総督御召に而、一統無怠慢在陣之段神妙之至、尚宜敷と御口上有之候由。今朝於青森大病院、罪人解体に付、斎木藤田昨夜より罷越、今夕又一宿。」
「廿日。晴。斎木藤田青森より帰宿。石川厚安来一宿。今日病院大工棟梁越後屋新兵衛へ転陣。」
「廿一日。雨。」
「廿二日。微晴。夜雪。」
「廿三日。廿四日。半晴。」
「廿五日。風雪。石亀村に於て大操練御覧有之。」
「廿六日。微晴。」
「廿七日。陰。夜雨。午刻より新城村病院へ行、日暮帰寓。」
「廿八日。風雨。」
「廿九日。晴。広江氏不快に付、昨日より病院に引取。」
「建築」
「晦日。晴雪相半。」
「二月朔日。晴。」
「二日。陰。夜雨。斎木子青森行一宿。広江病人相談也。」
「三日。雨。大病院深瀬祥春来。広江一診。石川厚安来一宿。」
「四日。雨。」
「五日。陰。斎木氏青森へ行。当日大病院に而御進撃之砌医局用意之薬種並道具等申合。」
「六日。微陰。」

青空文庫現代語化 Home書名リスト森鴎外 『伊沢蘭軒』


青空文庫現代語化 Home リスト