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                                                   > 2003/09/06
 
<1>日米日記系サイトの違い、「ついにブロガーの仲間入りをした!」から
<2> Officeに「緊急」の脆弱性
<3>お知らせ -  「ブリッジ」開設しました
 
 
● 一般PCユーザー向け セキュリティー,IT,コンピュータ情報 です。
 
                〓 〓 〓
 
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▼日米日記系サイトの違い、「ついにブロガーの仲間入りをした!」から
http://arena.nikkeibp.co.jp/col/20030902/105784/ 
 
「ブログ」(blog)をアメリカで主流の日記系サイト、「ウェブ日記」を日本の
主流の日記系サイトのことをさしているとして読む。
 
>●ブログとウェブ日記、その性格の違い
 
> その違いを一言でいうと、「陰」と「陽」にあるのではないだろうか。
>ブログはあきらかに「陽」だ。もっと具体的に言えば、ブログはリンクを
>掲載することを前提としたオープンなコミュニケーションであり、一方の
>ウェブ日記はパーソナルな場で、必ずしも開かれたコミュニケーションを
>前提していない。その違いとも言える。
 
 これまでも、日米日記系サイトの違いについて情報を集めてきた。用語が
混乱しているが、「ブログ」(blog)以外は、日本のもののことをさしていると
考えればよい。
 
「日本ウェブログ学会」( http://www.akaokoichi.net/weblog/  )トップページにある
 
>日々の出来事や思いを綴り,不特定多数に向けて発信する「web日記」である。
>その中でテキストとしての面白さを追求するWebサイトが「テキストサイト」
>と呼ばれるようになった。ニュースを中心としたWeb上のテキストを個人の
>興味関心にしたがって整理してコメントをつける「ニュースサイト」も定着
>している。
 
これで、日本の日記系サイト 3ジャンルの定義とする。
 
なお、 http://www.akaokoichi.net/weblog/  には、つづけて、
 
> この三種のサイトは「ウェブログ(Weblog)」と総称できる。
 
とあるが、この議論は後にしよう。
 
 では、違いをまとめてみる。
 
(1)文化気質的な面から。
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0304150.html#3 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0304150.html#3 
及び 今回の記事
 
(2)ブログに「掲示板のスピード」、つまり容易な更新を挙げる。
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0302280.html#3 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0302280.html#3 
 
(3)データ形式に関する面から。
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0305230.html#8 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0305230.html#8 
 
(4)ブログに「価値ある情報の抽出」という役割をみる。
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0304260.html#3 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0304260.html#3 
 
(5)ブログに「報道」という役割をみる。
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0305230.html#8 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0305230.html#8 
 
 米国での日記系サイトの発展の流れは、以下のようなものだろうと考える。
 
(1)が根本にあって、そのためには(2)であると便利(必要は発明の母!)で、データを
ソフトウェアあつかわせるようになって、そのためには(3)が便利で応用が利く。
 
(4)(5)は「ニュースサイト」というジャンルに限るということか。
 
あるいは「ニュースサイト」に関していえば、データはコンピュータで扱われて
価値を増大させるから、(3)から(4)への流れも見える。
 
また、(2)によって IT に疎かった(あるいは忙しくてかまってられなかった)
高度の知をもつ人間、事件の当事者、現場に近い人間 * が、直接、情報を発信する
ことにより(5)が生じている。
 
* 例えば、イラク戦で注目された、バグダッド市民のblog「ラエドはどこにいる?」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/dgi/20030529/ftu_____dgi_____000.shtml 
 
 日本の日記系サイトの状況が、米国のそれと違うのは事実だ。
 
同時に、同じである必要はないことも確かだ。日本は、日本なりの発展をすれば
いいとおもう。
 
米国の日記系サイト、つまりはブログが果たす役割を、果たしているものが日本にも
あれば、それは「遅れている」ことにはなるまい。それをあげるとすれば、
「2ちゃんねる」だろうか。
 
米国においてブログが有機的に働いているのと同じく、「2ちゃんねる」が有機的に
機能している。前述の(5)の役割を「2ちゃんねる」が担っていることは、明らかだ。
 
(4)の役割も、日本の日記系サイト(「ニュースサイト」)はよく果たしていると思う。
ただ、米国のブログほど、コンピュータにより簡便に、直接、統計処理ができない
ことは確かだ(たとえ統計処理できるシステムでも、母数が少ない)。
 
 最後に、日本の日記系サイトは「ブログ」と呼べるかどうか。
 
前述のように、「日本ウェブログ学会」は、呼べるとしている。
 
私なりの判断基準では、少なくとも「ニュースサイト」は確実に「ブログ,blog」と
呼べる。
 
論理的に考えれば、3つとも、色の濃さはおのおの違うだろうが、グレーゾーンなのだ。
数学のように定義がはっきりしているものではない。そして、似ているが、完全には
一致していないものが多い。だから、呼んでもいいし、呼ばなくても良い。外国人相手
なら、blogと読んでいいだろうが、日本のなかで使うのはどうか。
 
「ブログ」を外来語(つまり英語的日本語)としてとらえると、ちょっと言語学風に
考えれば [なお、私は言語学は素人]、純日本語であらわしにくい「ニュースサイト」
を(報道評論では、高尚すぎる)、英語起源ながらも、短い「ブログ」と呼ぶことは
自然だろう。それを「blog」と表すのも自然だろう。なぁに、「マジ切れ5秒前」を
「MG5」と呼ぶより格段に自然だ(...古い)。他方の「Web日記」は「日記」と呼べるし、
「テキストサイト」は「小説」「短編」「雑記」「ネタ」「小話」と日本語で呼べる
から、「ブログ」と呼ぶには、少し、勇気がいりそうだ...という私見。
 
 
<2>
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▼ Officeに「緊急」の脆弱性
http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0309/04/epn04.html 
−移転→ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0309/04/epn04.html 
http://www.microsoft.com/japan/security/security_bulletins/MS03-037e.asp 
http://slashdot.jp/security/03/09/04/0833225.shtml?topic=49 
 
関連: Office アップデート
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0308300.html#4 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0308300.html#4 
 
 
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▼お知らせ -  「ブリッジ」開設しました
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/bridge/index.html 
−移転→ http://takagi1.net/bridge/index.html 
 
ということで、作ってみました。 9月 1日、正式公開。
 
構想 5ヶ月。まぁ、院試準備で、プログラミング * できなかったのが、時間の
かかった原因なのですが。
 
主に、メルマガのバックナンバーで構成していますが、それ以外もあります。
なにより一般訪問者には、blog風インターフェイスで、とっつきやすいかと
(...思っているのは私だけか)。
 
 * プログラム自作です。'01年10月に書いて、継ぎ足し継ぎ足し、ウナギの
  たれで発展させてきたものです。
 
 
    ● Web-CIC : http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/webcic/ 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/ 
 
 
= = = = = = =
すくなくともメルマガの発行日、上記紹介ページを普通に訪れて損害を被る
ことはないと思いますが、万が一、貴殿がなんらかの損害を被った場合、
当方は責任を負いかねます。ご了承下さい。
 
解除登録はこちらから:         > まぐまぐ http://www.mag2.com/ 
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/webcic/inw/index.html 
−移転→ http://takagi1.net/webcic/inw/index.html 
 
○メルマガ発行処「ALKeY」 http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/alkey/ 
−移転→ http://takagi1.net/alkey/ 
 
等幅フォントでご覧になられることをおすすめいたします
             http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/  をご覧ください
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