敵集団が自然崩壊局面に入ったとしても、優位側は決して、それを放置してはならない。 それは、二つの意味による。
1.戦闘の実りは追撃によって収穫できる クラウゼヴィッツ=著 篠田英雄=訳: 戦争論 (中) (岩波書店, 1968) pp.21-22. http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-267.html > 勝者はこの時機を利用して、物理的諸力の破壊による本来の利益を獲得せねばならない。 >こうして得たところの利益だけが、確実に勝者の有に帰するのである。 >... 会戦中の損失は、多かれ少なかれ勝者と敗者とに共通である、しかし会戦後の損失は >そうではない。この損失は、通例は敗者の側だけにあり、或は少なくとも敗者の側の方が >莫大である。 2.油断は一転して敗北を生む 関連: 圧倒的優位は油断を誘い、思考を単純化する。 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-377.html