世界政府の象徴は、ある年代の人々にとって H. G. ウェルズ * なのかもしれないが、現在に おいては Google ** である。 * ハーバート・ジョージ・ウェルズ - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/H%E3%83%BBG%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BA
** 梅田 望夫 : ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書, 2006) pp.14-15. http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-391.html >「世界政府っていうものが仮にあるとして、そこで開発しなければならないはずの >システムは全部グーグルで作ろう。それがグーグル開発陣のミッションなんだよね」 > グーグルに勤める友人は私にこう言った。 電子図書館を完成させるのは Google ではないだろうか。少なくともそれを否定する 有力な根拠を、私はもたない。 2004年11月 6日に Google は、英語版で書籍全文検索サービス「Google Print」を開始した。 その後、「Google Book Search」に名称が変更された。 そして、2007年 7月 5日、日本語版のサービスが開始された。 Google ブック検索 http://books.google.co.jp/ Googleでも“立ち読み”可能に――書籍検索が国内で開始 - ITmedia Biz.ID http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0707/05/news076.html スタンフォード大学の博士号取得者の集団たる Google の目的が“立ち読み”をできる ようにするためだとは全く思えない。 そして、Google お得意の全文検索技術であるが、全文検索技術の書籍に対する最適化作業だけで 彼らの好奇心をいつまでも満たせるとは到底 考えられないのである。