http://www.jij.co.jp/news/etc/art-20030226192050-VIJSGBHUEA.nwc http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2003/pr20030227/pr20030227.html
産業技術総合研究所の脳神経情報研究部門の杉田陽一研究グループ長と、東北大学 電気通信研究所の鈴木陽一教授による。 日本工業新聞 2003/ 2/27。英科学誌ネイチャー 27日号に掲載。 雷は光(いなづま)と音(雷鳴)が時間差をおいて感じるが、自分からある程度の距離まで でおこる出来事なら視覚と聴覚を同時に感じる。感覚器に光と音が到達する時刻には差 があるのに。 実は脳が音の時間的遅れを正確に計算していたのだ(つまり脳は音速を知っていたのだ)、 ということが実験で明らかにされました。 なお、「ある程度の距離まで」の具体的な値は、40メートル辺りであることも明らかに なりました。