流体力学教育を考える ― 企業が求めるもの,大学が提供できるもの―, ながれ, 20, 474-490 (2001). http://www.nagare.or.jp/nagare/20-6/panel.pdf
今井功 氏の発言 p.484 >実際現象の本質というのは,やはり一番古いだけあって力学が基礎で, >力学がわからなければ全ての物理現象は理解できない.ところが,今では >力学は運動方程式を解くことだというような教え方になっている.私は力学の >エッセンスは運動量保存の法則だと思うのです.近頃,私は岩波の『科学』に >連載で力学と電磁気学を書いているのですが,例えばいわゆる連続体力学の >場合でも,やはり運動量保存の法則が基礎であって,“力”とは運動量を吸収 >することだと強調しています. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~ > 応力というのもやはり非常に教えにくかったし,学生諸君も応力は良くわから >ないということでした.今考えてみますと,私自身もよくわかっていなかった. >現在では応力は,要するに“運動量の流れ”であると説明します. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 関連: (質量の定義は、「ものの加速されにくさ」) http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0403090.html#2 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/2_inw_0403090.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0403090.html#2 $/delete$