http://www.shimz.co.jp/news_release/601.html
12月 2日発表。 >清水建設(株)...は、建物の自重を水の浮力と免震装置で支えることで地震が >発生した際の建物の揺れを小さくする、世界初の免震構造システム >「パーシャルフロート」 * を開発・実用化、このほど着工した技術研究所新風洞棟 >に採用しました。浮力の効果により、本建物では1回揺れるのにかかる固有周期が >4秒以上となるため、都市湾岸部などの軟弱地盤帯でも高い免震性能を得ること >ができます。 * Partial Float >建物の自重の半分程度が浮力により支えられるので、地盤上で支持する重量を >減らすことができます。このため、免震ゴムを小型化して支持構造の剛性を低く >でき、地盤との絶縁性が高められ、建物が受ける地震の影響を小さくすることが >できるわけです。 「地盤との絶縁性」を高めるには、地盤と建物をつなぐバネを柔らかくしたらいい のですが、そうすると壊れやすくなりますし、一度ゆれたらなかなか止まりません。 この新免震システムは、免震ゴムを小型化し、「地盤との絶縁性」を高めつつも、 建物の揺れを水槽内の波に変換し、さらに消波することで、建物の揺れを減衰させ ます。 関連: 災害対策の考え方 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0401210.html#1 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/1_inw_0401210.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0401210.html#1