放送日時: 2005年 2月19日 22:00〜23:30 NHK教育 「Yahoo!テレビ」から引用
>ETV特集 世界に先駆けた大量輸送とスピード革命・開発に秘められた技術者の執念▽ >安全対策と環境の課題 >「新幹線誕生40年・高速鉄道の歩みと未来」 >ETV特集◇日本の経済や社会システムの変化にも大きな影響を与えてきた新幹線の40年の >歩みと、これからの高速鉄道の在り方を探る。新幹線は「大量・高速」輸送を実現する >ために、車両の軽量化や空気抵抗の少ないデザインを追求するなどの新しい技術開発を >行ってきた。さらに、ヨーロッパやアジアの交通ネットワークの拡大にも大きな影響を >与えた。現在、騒音の低減や災害対策のシステム化の推進、二酸化炭素の削減につながる >省エネ技術の開発など安全と環境の面でもさらなる挑戦が続いている。 なお、以下、[]内は私のコメント。 ・第1部 新幹線のもたらしたもの 品川駅開業で乗客 5%増 [品川駅開業だけが原因とは思えないが] 軽量化 車体重量 100系 60t/両 → 300系 45t/両 25%減 内、ボティー 10t/両 → 6t/両 使用エネルギー 0系を 100% (220km/h) として、300系 94% (270km/h)、700系 84% (270km/h)。 N700系では700系に比して、10%削減 [つまり0系の76%]。 ・第2部 新幹線のもたらしたもの 地球の未来のために高速鉄道はなにができるのか。 CO2排出量 交通 21.2% 、生活 25.2% 、産業 40.3% 、その他 13.3% ヨーロッパの動向 インターオペラビリティ : 技術の規格統一 インターモダリティ : それぞれの交通機関が長所を活かして役割分担 1000km以上 航空機 数100km 高速鉄道 数100km未満 自動車 エアレール : 一枚のチケットで国際航空路線と高速鉄道を連絡 バゲージスルー ドイツ鉄道 エアレール担当者「いずれ欧州の高速鉄道は飛行機の半分ほどの速度に」 競争から共生へ 中国の自動車普及がこのままのペースで進むと2030年には10億トンものCO2を排出。 これは、現在の世界中の交通から排出されるCO2量と等しい。 多くのお客様に使われてこそ、鉄道の環境優位性が発現する。 輸送は「人間圏」を構築する基本。