http://www.i-mezzo.net/log/2004/09/30000050.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0409/29/news052.html * http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040930AT2M3000W30092004.html
わが国自慢の「地球シミュレータ」ですが、そろそろ計算速度だけで評価される 時分ではなくなりそうです。 ( * より) > IBM が実施したベンチマークによると、同社が構築したBlueGene/Lの >1万6000プロセッサ版が9月16日、ライバルのNECが構築した地球シミュレータに勝利した。 > Linpackベンチマークで、[IBM] BlueGene は持続的に 36.01テラFLOPS の性能を達成 >した。6月のTop 500リストで、地球シミュレータのベンチマーク結果は 35.86テラFLOPS >だった。 > この BlueGene システムはミネソタ州ロチェスターにあるIBMの施設で構築された。 >同社が2005年初めに米ローレンス・リバモア国立研究所に納入する1億ドルのシステムの >プロトタイプで、8ラックで構成される。ただし、同研究所に納入されるスーパーコンピュータ >は64ラック構成で13万個のプロセッサを搭載し、ピーク時の性能は推定360テラFLOPSと、 >ロチェスターのシステムよりかなり大きくなると[IBMのディープコンピューティング担当責任者] >トゥレック氏は語る。 ノード ** 数を増やすと、単純に計算速度があがるというわけではありません。 ** いくつかのプロセッサで構成されるユニット。並列計算を行わないスパコン1台に 相当する。 信頼性が問題となったり、 "自作"スーパーコンピュータ製作秘話 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0404270.html#2 *** −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/2_inw_0404270.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0404270.html#2 >>不具合によって崩壊した。 ノード間の通信が問題になったりします。 ( *** より) >>梅木:並列をどんどん増やしていくと,プロセッサー間のデータの流れとかで. > >>何:通信のconflictionが起こり,大体1,000台規模が限界かと感じます. 計算力学の最前線, 土木学会誌, vol.88 no.8, 5-40 (2003). http://www.jsce.or.jp/journal/thismonth/200308/special.pdf **** p.35 仲敷憲和, 地球シミュレータ 進行中の研究プロジェクトの紹介 >並列計算に関しては,地球シミュレータ上で使用ノード数を増加させると,計算時間が >減少せずに逆に増加するという非常に深刻な問題があった。このため,通信粒度(1回の >通信量)を増やして通信回数を減少させるなどのプログラム改良を行った。 さて、「地球シミュレータ」のほうですが、 **** p.34 地球シミュレータ 取材記事 より >●現在,世界最速という面ばかりが騒がれていますが,その他にもセールスポイント >があれば教えてください。 >佐藤 [佐藤哲也 地球シミュレータセンター センター長] :まず,5 か年で作る計画を立て, >実際に 5 年で開発できたこと。これは,わが国の技術力として誇れる点だと思います。 >●研究テーマの選定はどうやって決められたのですか?また,計算機の利用料や, >今お話のあった国際協力についてもう少しお聞かせください。 >[佐藤:...]また,現在計算機の利用料は取っていません。 使用料タダなんですね。驚きました。 関連: ( BlueGene/L をIBMが受注) http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001 −移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001 −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw/inw_0211230.html#dtrif001 スーパーコンピュータリンク http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/ezh/ac_0401020.html −移転→ http://takagi1.net/ezhtml/ezh/ac_0401020.html −移転→ https://takagi1.net/ezhtml/ezh/ac_0401020.html