笹山 晴生, 五味 文彦, 吉田 伸之, 鳥海 靖=編「詳説 日本史史料集」

     

評価・状態: 本

増補改訂版(1999)


再訂版(2007)


購入済み (高校の学校支給参考書)

読んだ4! - twitterで読書記録 ブクログ - web本棚サービス


この情報は2020年1月現在の情報です。現在の状態はこちら

この本からの引用、または非常に関連する記事

全 2 件

民撰議院設立建白書

記事ページ 発行: 2011年07月30日

民撰議院設立建白書, 1874.

... 政(まつりごと)情実ニ成リ、賞罰愛憎ニ出ヅ、言路壅蔽(ようへい)、困苦告(つぐ)ルナシ。夫如是(それかくのごとく)ニシテ天下ノ治安ナラン事ヲ欲(ほつ)ス、三尺ノ童子モ猶其不可ナルヲ知ル。因仍(いんぢやう)改メズ、恐(おそら)クハ国家土崩ノ勢ヲ致サン。臣等愛国ノ情自(おのづか)ラ已(や)ム能(あた)ハズ、乃チ之ヲ振救スルノ道ヲ講求スルニ、唯天下ノ公議ヲ張ルニ在ル而已(のみ)。天下ノ公議ヲ張ルハ民撰議院ヲ立ルニ在ル而已。

現代語訳:
笹山 晴生, 五味 文彦, 吉田 伸之, 鳥海 靖=編 : 詳説 日本史史料集 増補改訂版 (山川出版社, 1999) p.254.

... 政治は私情によってなされ、賞罰はその人に対する愛憎できまり、言論の道をふさがれ、困苦のありさまを訴えることもできません。このような状況で天下が治まることをのぞむのは、どんな無知な者でも不可能だとわかります。旧習にこだわって改めなければ、おそらく国家は土が崩れるように崩壊するでしょう。私どもは愛国の心をおさえることができません。そこでこれを救う方法をたずね求めてみましたが、ただ天下の世論をのばす外はありません。天下の世論をのばすには、民撰議院を立てるしかありません。


民撰議院設立建白書 - Wikipedia

 

文字と文章とその意味が時代・場所を超えて伝わること

記事ページ 発行: 2012年06月02日

文字と文章とその意味が時代・場所を超えて伝わることへの、私が持つ高い意識(それに関する事柄に高い優先順位を付与する性質)は、以下をその原因にしている。

  ● 中学・高校での書道部での活動

  ● 日本史への取り組み ―― 小学5年生のときに、縄文式土器の美しさを認識し、高い関心を持つ。そして、高校での日本史授業で、史料を読む。


文字と文章とその意味が時代・場所を超えて伝わることへの意識の結果として、
私は、知そのものへの知識(「メタ知識」)に高い関心を持つようになった。

関連:
私のこれまでの人生戦略とその由来
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/ezh/my_0811220.html

 

↓下に表示している「関連書籍・記事」だけを新しいページに表示する:

|


© TAKAGI-1