評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★
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猪瀬 直樹「空気と戦争」記事ページ 発行: 2010年03月25日
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刺激等価性――「空気」の本質。感情移入と非論理をつなげるもの記事ページ 発行: 2014年06月07日
山本 七平「「空気」の研究」と中川 淳一郎「ウェブはバカと暇人のもの」では、問題行動として感情移入を捉えていた。
言い換えるならば、人間は頭の中に、「AならばB」ならば「BならばA」だと結論する、非論理的な思考回路(サブルーチン)をもっており、感情移入(=共感)の際には、その思考回路が何度も何度も使用される(そのサブルーチンが何度も何度もコールされる)。 「AならばB」ならば「BならばA」だと結論する誤りは、"ミクロな誤り"(要素の誤り)であり、それが使われて得られる、個別と一般の確率を同じだと認識してしまう誤りは、"マクロな誤り"(全体現象に表れた誤り)だと位置づけることができる。 以上から導かれる、肝に銘じるべきこと ・「AならばB」であっても、「BならばA」ではない。 ・個別(確率が低い)と一般(確率が高い)を、切り分けて考えること。 |
感情移入。「空気」と「バカと暇人のウェブ」をつなぐ記事ページ 発行: 2010年12月05日中川 淳一郎 : ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書, 2009) p.37.
同書 pp.38-39.
山本 七平 : 「空気」の研究 (文春文庫, 1983) p.154.
感情移入が思考に大きな影響を与えることに関して A・プラトカニス & E・アロンソン=著, 社会行動研究会=訳 : プロパガンダ――広告・政治宣伝のからくりを見抜く (誠信書房, 1998) p.144.
直観が誤りをおかしやすい点 #1.3 判断の修正に失敗する 修正のヒューリスティクス・アンカリングのヒューリスティクス |
理性という優先事項記事ページ 発行: 2010年12月07日
理性を持ち続けましょう。「論証によってより正確な未来を言葉で構成」しましょう (「空気」の研究 p.218)。
山本 七平 : 「空気」の研究 (文春文庫, 1983) pp.218-219.
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「知的ネット社会の設計」 #知的ネット社会の目的 関連 --- 理性に則り、実効性をもって記事ページ
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すっごく大事な3つのこと記事ページ 発行: 2011年01月29日・絶対的な価値基準やルールはない。 「空気」の研究を参考せよ。 ・権力を分散して物事を進めるシステムっていうのは、非常に貴重なものであって大事にしていかなきゃいけないものと思う。 ――権力を分散して物事を進める仕組み - アンカテ (権力の分散。あるいは少なくとも、権威と権力の分離。) ・社会的共通資本は、わずかな入力差が大きな出力差を生み出すような種類のシステムに委ねてはならない ――内田 樹 : 街場のメディア論 (光文社新書, 2010) pp.108-109. 関連: 私は、絶対的な善行が何であるかを求めた http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-2697.html |
「空気」を排した首脳部記事ページ
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論証によってより正確な未来を言葉で構成する記事ページ
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